更新日: 2022.06.08 その他暮らし
【キャリア相談】ライターの「今後」、専門性を高めるためには「資格取得」がおすすめ?
そこでここでは、Webライターをしている人向けのキャリアプランの選択肢を3つご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
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1.資格を取って専門性を高める
参入者が増えている分、ライティングスキルだけで他のライターとの差別化を図るのが難しくなっています。同レベル経験を持つライターの中で目立つ存在になるには、資格を取得して専門性を高めるのがおすすめです。専門性を身に付けることで、好条件の案件にスカウトされたり、記名記事を書けたりするチャンスが増えるかもしれません。ライター向きの資格の一つに、「ファイナンシャルプランナー(FP)」があります。FPとは、税金や保険、資産運用、不動産、相続など、お金に関する幅広い知識を持ちライフプラン設計をする専門家です。
FPの中にもさまざまな資格がありますが、一般的にFPとして認知されている「FP技能士」は国家検定の一つであり、社会的な信頼性も高い資格です。教育資金と住宅資金、そして老後資金とお金に関する悩みは幅広く、今後も一定の需要が見込まれます。専門性をアピールするには、2級FP技能士以上を目指したいところです。
2.編集者として発注側にまわる
ライターとして一定の経験を積むと、編集者としての道も開けます。発注側になる一番のメリットは、収入が安定しやすくなることです。ライターの場合は、発注がなければ仕事がありません。
しかし、編集者の場合は、コンテンツ作成の依頼がある限り、発注者として安定して稼ぐことができます。編集者はクライアントとライターをつなぐ立場として、コンテンツの進行管理を行います。まずはクライアントと打ち合わせをして、企画や記事の構成などを考えます。そして、ライターを人選・発注し、初稿をチェックして修正を戻したり、校正をして記事を納品したりします。
一連の作業は「ディレクション」とも呼ばれます。編集者には記事構成や校正スキルのほか、クライアントのニーズをくみ取ったり、ライターに的確な指示を出したりするコミュニケーション能力も必要です。クライアントが行っている事業を理解するためのマーケティング知識なども求められます。
3.企業の専属ライターになる
企業の社内ライターとして働く方法もあります。募集内容によって多少のバラつきはありますが、一般的には特定の企業1社と契約し、そのメディアの案件のみ受注するライターのことを専属ライターと呼びます。長期の契約であることが多く、メディアによっては幅広いジャンルの大量の案件を抱えているため、安定的にまとまった収入を得たい人は専属ライターになることを考えてみてもよいでしょう。校正や入稿の仕事も任されるなど、スキルの幅を広げられる場合もあります。同じ企業と長く仕事をしてきた経験は、社会人としての信頼性も高めてくれるはずです。
ライターのキャリアパスは複数ある
ライターは発注量によって収入が上下しやすく、ライティングだけでまとまった収入を得るためには、ジャンル問わずにそれなりの量をこなさなければなりません。年齢を重ねると、体力的にきつくなってくる可能性もあります。将来に漠然とした不安を感じている方は、ご紹介したキャリアプランを参考にして、自分がこの先どのようにレベルアップしていきたいかを一度よく考えてみるとよいでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部