更新日: 2022.06.08 暮らし

「退役したら結婚して」信じてお金を振り込んだのに…「国際ロマンス詐欺」だった!?

「退役したら結婚して」信じてお金を振り込んだのに…「国際ロマンス詐欺」だった!?
スマホやタブレットなどが普及し、SNSやアプリなどを通じて異性と知り合い、結婚へと発展するケースも珍しくありません。
 
このような中、被害が相次いでいるのが「国際ロマンス詐欺」です。国際ロマンス詐欺とは、一体どのようなものなのでしょうか。
 
この記事では国際ロマンス詐欺の概要や手口、トラブルから身を守るための対策法について解説します。
 
FINANCIAL FIELD編集部

日々の生活における、お金にまつわる消費者の疑問や不安に対する解決策や知識、金融業界の最新トレンドを、解りやすく毎日配信しております。お金に関するコンシェルジュを目指し、快適で、より良い生活のアイディアを提供します。

恋愛感情や親切心につけ込む「国際ロマンス詐欺」とは

国際ロマンス詐欺とはどのようなものなのか、概要や被害が急増する背景について見ていきましょう。
 

・国際ロマンス詐欺とは

国際ロマンス詐欺とは、外国人を名乗る相手とSNSなどを通じて知り合い、一度も顔を合わせないまま多額のお金をだまし取られるものです。恋愛感情を利用した手口が特徴となっています。
 

・コロナ禍で国際ロマンス詐欺の被害が急増!?

国民生活センターによると、SNSやインターネットを通じて知り合った恋愛感情を抱く相手から投資話を持ちかけられるなど、金銭トラブルが急増しているといいます。目立つ手口は外国人を名乗る相手から、暗号資産の投資を持ちかけられるというものです。
 
こうした被害が増える背景には、コロナ禍が影響しているとの見方があります。世代を問わず、在宅時間が増え、対面で出会う機会が減った結果、孤独の時間が長くなりインターネット上に出会いを求める人が増えたのではないか、と考えられているのです。
 
トラブルに巻き込まれないよう、インターネットを通じた出会いには細心の注意を払う必要があるでしょう。
 

アメリカ退役軍医の伴侶を想像? 1500ドルを送金した上に200万円も!
「国際ロマンス詐欺」被害の実態

国際ロマンス詐欺は具体的にどのような手口で行われるのでしょうか。岡山市消費生活センターに寄せられた70歳代の女性の相談内容をもとに、実態を探っていきましょう。
 
この女性はSNSを通じ、アメリカの軍医を名乗る男性と知り合いました。メールのやり取りをするなかで、その男性は「退役したら伴侶を得たい」と伝えたそうです。女性はそれを信じ、心を許してしまいました。
 
後に男性から「お金と金塊を送るので受け取ってほしい」と話を持ちかけられ、それには保険と送料で1500ドルが必要だといいます。女性はそれに了承し、送金しました。その後も空港を通すためのクリアランス料が必要だと何度も伝えられ、200万円を振り込んでしまったのです。
 

国際ロマンス詐欺から身を守るための3カ条

国際ロマンス詐欺の被害に遭わないためにも、しっかりと対策を講じることが大切です。ここでは、身を守るための対策法をいくつか紹介します。
 

・安易に相手を信用しない

恋愛感情を抱く相手には、つい油断してしまうものです。トラブルを避けるためにも、面識のない相手を安易に信用しないようにしましょう。
 

・投資や金銭の支払いをしない

インターネットを通じて出会った相手の指示で、投資や金銭の支払いをすることは避けたほうが無難です。お金を支払うと、返金を受けることが非常に難しくなるため注意しましょう。
 

・不審な点がある場合は誰かに相談する

相手に対する不信感が少しでもある場合は、まず周りの誰かに相談してみることが大切です。第三者に話すことで冷静に物事を判断できるようになります。送金の前に焦らず、友人や家族、自治体の消費生活センターなどに声をかけてみましょう。
 

普段から対策をして国際ロマンス詐欺を回避しよう

インターネットを通じて世界中の人と交流できる現代において、国際ロマンス詐欺は決して人ごとではありません。インターネット利用者は誰しも「被害に遭うかもしれない」という意識を持ち、安易に相手の言いなりにならないことが重要です。投資や金銭の支払いにも応じず、まず第三者に相談するなど、冷静な対処を心がけましょう。
 

出典

岡山市恋愛感情や親切心につけ込む「国際ロマンス詐欺」に注意(令和3年8月18日号)
独立行政法人国民生活センターロマンス投資詐欺が増加しています!-その出会い、仕組まれていませんか?-
NHK「一瞬で財産失った」コロナ禍で“国際ロマンス詐欺”急増
山陽新聞 国際ロマンス詐欺 相談相次ぐ 岡山県警「甘い誘いに注意を」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

auじぶん銀行
アメックスグリーンカード