更新日: 2022.11.30 その他暮らし

家族の一員のペット。寿命を迎えたら葬儀はどうする? 費用は?

家族の一員のペット。寿命を迎えたら葬儀はどうする? 費用は?
ペットの家族化が進み、亡くなったときにも人間と同じように火葬して手厚く見送りたいと考える飼い主が増えています。ペットを火葬する方法には大きく、「民間のペット葬儀社を利用する」「自治体に依頼する」の2つがあります。本記事では、それぞれの費用の目安や火葬にあたっての注意点もお伝えしますので参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ペット葬儀社での火葬の種類と費用

一般的なのはペット葬儀社を利用する方法です。費用はペット霊園やプラン、ペットのサイズなどによって異なります。ペット葬儀社での火葬の方法は主に、「合同火葬」「個別一任火葬」「個別立会火葬」の3つです。合同火葬は他の複数のペットと一緒に火葬するもので、基本的に返骨はありません。
 
個別一任火葬は自分のペット一匹だけを火葬してもらうもので、立ち会いはできませんが火葬後には返骨してもらえます。個別立会火葬は、一匹だけを火葬し、さらに立ち会いや返骨ができるプランであり、最も人間の葬儀に近いやり方といえるでしょう。
 
同じプランでもペットのサイズによって費用が異なります。全国でペット葬儀を取り扱っている大手企業が公表する料金をもとに大まかな目安をお伝えすると、体重が5kg未満の場合で、合同火葬は1~2万円、個別一任火葬は2~4万円、個別立会火葬は3~4万円程度です。
 
中型犬や大型犬などサイズが大きいペットでは、プラス2~3万円程度かかります。ペットの種類やサイズにもよりますが、火葬にかかる時間は平均して1時間前後です。返骨が可能なプランの場合は、火葬後にお骨を引き取って帰宅します。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

自治体に依頼する方法と費用

あまり数は多くありませんが、自治体によっては有料で個別火葬してくれるところもあります。個別火葬では、一匹ずつ火葬炉で火葬してくれ、お骨も持ち帰れます。ただし、立ち会いはできないことのほうが多い点に注意が必要です。
 
火葬費用は自治体によって大きく異なります。同じように体重が5kg未満の場合でも、5000円程度のところもあれば、骨つぼの代金も含めて2万円としているところもあるなど、やり方も含めて幅があります。
 
ペット葬儀社を利用する方法と比べて費用を抑えられるのが自治体に依頼するメリットです。火葬の費用は抑えて、浮いた分で立派な祭壇を購入するのも一つの考え方かもしれません。念のため、自分の自治体ではペット個別火葬や返骨を取り扱っているか、その場合にはどのような内容かを確認しておくとよいでしょう。
 

ペットを火葬する際の注意点

自治体などでは細かく指定されるケースもありますが、亡くなったペットは基本的にひつぎに入れて持ち込みます。その際、花や手紙、少量のフードなどの可燃物は一緒に入れられることが多いですが、プラスチック製品や金属、ガラスなどは多くの場合、環境面への配慮から断られることが多いでしょう。
 
猫で特に注意したいのは、鈴が付いた首輪です。当日にスムーズに進行できるよう、あらかじめ副葬品にできるものとそうでないものとを確認しておきましょう。
 

生前のうちからペットのお見送り方を考えておこう

ペットが元気なときには、いつかお別れが来ることなど想像したくないものでしょう。しかし、愛するペットが亡くなったときには、ショックから動揺してしまい、冷静に対処できない可能性があります。後悔のない形でお見送りするためにも、ペットが健在しているうちから十分に情報を収集し、どのように弔ってあげたいかを考えておくことをおすすめします。
 

出典

仙台市 仙台市ペット斎場のご案内

横浜市 ペット火葬のご案内

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集