今年の忘年会「参加したくない人」が80%!? 職場もプライベートも忘年会の予算は「4000円台」

配信日: 2022.11.30

この記事は約 3 分で読めます。
今年の忘年会「参加したくない人」が80%!? 職場もプライベートも忘年会の予算は「4000円台」
行動制限が緩やかになってきている今年は、数年ぶりに忘年会も盛り上がるのではと予想されているかもしれません。しかし、気の合う仲間との忘年会はいいけれど、職場の忘年会はちょっと……という人もいらっしゃるのでは?
 
今回は、そんな忘年会に対する本音や予算などをチェックしてみましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

お金がもったいない? 80%近くの人が、職場の忘年会には参加したくないと回答

まず、ビッグローブ株式会社が発表した忘年会に関する意識調査の結果を見てみます。この調査は、全国の20代~50代の社会人の男女1000名を対象に行われたもの。忘年会について、どのように思っている人が多いのでしょうか。
 
【忘年会に参加したいと思うか】

<プライベートの忘年会>

1位:参加したくない 46.2%
2位:参加したい 21.0%
3位:やや参加したい 17.2%
4位:あまり参加したくない 15.6%

<職場・仕事関係の忘年会>

1位:参加したくない 59.1%
2位:あまり参加したくない 18.6%
3位:参加したい 11.5%
4位:やや参加したい 10.9%

なんと、どちらについても1位は参加したくないという回答に。参加したくない計は、プライベートの忘年会で60%を超え、職場の忘年会では80%近くにものぼります。忘年会そのものに対して、全体的にテンションは低め……という結果になりましたね。
 
職場の忘年会に参加したくない理由(複数回答)としては、「気をつかいたくないから」「お金がもったいないから」「時間がもったいないから」がTOP3に。たしかに、職場の忘年会にお金を払うのであれば、おいしいものを個人的に楽しむほうが有意義というのも一理ありそうです。
 
僅差で「勤務時間以外で関わりたくないから」という理由が続いています。仕事は仕事で割り切りたいという考え方の人も少なくないようです。参加する人のなかには、職場の忘年会は社会人としての付き合いだから仕方ない、と割り切っている人もかなりの割合でいるのかもしれませんね。
 

職場の忘年会もプライベートの忘年会も、予算は4000円台が妥当

では、具体的に忘年会の予算はいくらくらいが妥当なのでしょうか。今度は、株式会社ぐるなびが発表した忘年会についての調査結果を見てみましょう。この調査は、全国の20代~60代のぐるなび会員1224名を対象に行われたものです。
 
先ほどの調査と違い、「感染状況がおさまっていれば飲食店での忘年会に参加するか」という条件付きの質問をしたところ、「職場・仕事の忘年会に参加する」計はおよそ50%、「プライベートの忘年会に参加する」計はおよそ70%になりました。それでもやはり、プライベートに比べて職場の忘年会は人気がないのですね。さて、参加予定の人たちの予算は以下のとおり。

【払ってもよい金額はいくらか(1人1食あたりの平均額)】

●職場・仕事の忘年会 4139.1円
●プライベートの忘年会 4795.9円

両者で600円を超える差が出ています。やはりここでも、「仲のいい友だちとの忘年会ならお金をつかってもいいけど、職場の忘年会にお金はつかいたくない」という本音がにじみ出ていますね。
 
特に職場の忘年会の場合、ビンゴや景品などの資金のためにカンパを出さざるを得ないというケースも。そうなると、忘年会に関する支出が4000円台におさまらないこともありえますよね。
 
できれば会議室で簡単に済ませる納会だけにして、忘年会は遠慮したい……というのが今の社会人の本音なのかもしれません。
 

出典

ビッグローブ株式会社 2022年の忘年会に関する意識調査
株式会社ぐるなび 2022年の忘年会調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集