人気が高まる冬のキャンプ。始めるのに幾らかかる?
配信日: 2022.12.10
そこで今回は、冬のソロキャンプで必要となる道具とその予算について紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
初めてのソロキャンプで必要な物とその予算
重要なことは、キャンプ初心者は必需品以外は購入しないことです。経験がないと何が必要かそうでないかが判断できません。あれもこれもと買っても使いこなすことができませんし、キャンプに頻繁に行くようになると初めに買ったものは使わなくなります。
何回かキャンプに行けば、おのずとと必要なもの、自分に合ったものが分かってきますので、そのときに適宜購入しましょう。では、最低限そろえるべきものとは何でしょうか。
第一にテントです。「続けられるか分からないから、レンタルの方がいいのでは?」という考えもありますが購入をおすすめします。というのも、安いレンタルテントは使い勝手が悪かったり、それまでの利用者によってボロボロにされたりしている場合があるからです。テント代をケチったために最低のキャンプ体験になってしまい、もう二度とキャンプはしないとなる人が多いのです。
テントは機能によってピンからキリまでの値段ですが、最近は2万円前後で快適なテントが販売されています。1万円前後でレンタルするよりも、購入したものを使う方がキャンプを快適に楽しむことができるでしょう。
第二はシュラフ(寝袋)です。7月、8月以外のキャンプではシュラフは必須。冬のキャンプには足の先から頭のてっぺんまで覆える「マミー型」がおすすめです。軽量、コンパクトでソロキャンプの人には大人気です。
シュラフは必ず快適使用温度を確認してください。快適使用温度とは、そのシュラフを使って快適に眠れる平均温度のことです。キャンプ地の最低気温-5℃前後の快適使用温度がよいとされています。
そのため、現地の気温をあらかじめチェックしてから適切なものを選びましょう。シュラフも機能や素材によって値段の幅が広いですが、1万円台のシュラフであっても、湯たんぽやカイロ、重ね着、エアマット3000円程度のものを敷いたりして防寒対策をすれば冬場のキャンプでも使えます。
第三にテーブルと椅子です。折りたためるものがそれぞれ3000円台で売られていますので、軽くて持ち運びやすいものを購入してください。第四にランタンです。ランタンにはガスランタン、アルコールランタン、LEDランタンがありますが、最初は明るくて安全なLEDランタンからはじめましょう。これなら4000円程度で買えます。
その他には、予算に余裕があるならカセットガス缶ストーブ約1万5000円があれば、冬場のキャンプはかなり快適になります。ただし、ストーブを使用する際は、事故防止に一酸化中毒警報器約3000円も必ず用意しましょう。
食事は、初心者は料理はせずに栄養機能食品や菓子パン、ペットボトルの飲み物で済ます方が身軽でよいのではないでしょうか。どうしても温かいものが食べたいなら、クッカー約4000円、ガスバーナー約7000円、ガスボンベ約700円、100円均一で紙コップや紙皿を用意してください。ただ、レトルト食品を温める程度にしておきましょう。以上から、初めてのソロキャンプには、5万円~8万円程度の費用が必要です。
まずは必要最低限の道具からはじめよう
初心者のキャンプに必要な道具と予算について解説しました。キャンプはキャンプ場でするのか山の中でするのかでも、費用や準備するべき道具が変わってきます。また、冬は特に防火、防寒対策をしっかりしておかないと最悪命を落としかねません。
さらに、女性のソロキャンプの場合は防犯面も要注意です。必ず防犯グッズを携帯し、危険を感じたら即座に車に避難する、その場を立ち去るといった的確な判断も必要です。事前準備は十分に、安心安全にキャンプを楽しんでください。
出典
【キャンプの初期費用】絶対にお金をかけすぎるな!その理由とは?
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部