マイナンバーカードは未取得で離れて暮らす高齢家族の分を代わりに申請できる?
配信日: 2022.12.11
そこで、本記事では離れて暮らす高齢家族のために、どのようにすればマイナンバーカードの取得をサポートできるのかを解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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マイナンバーカードとは?
マイナンバーカードとは、日本に住民票を有するすべての人が個々に持つ12桁の番号が記載された顔写真付きカードのことです。
カードにはプラスチック製のICチップが付いていて、「氏名」「住所」「生年月日」「性別」が記載されています。マイナンバーカードの有効期限は、発行日から10回目の誕生日までです。ただし、未成年者は5回目の誕生日までです。
オンラインでマイナンバーカード申請をするには?
マイナンバーカードの申請はオンラインで行うことができます。そのため、パソコンやスマートフォンを使えば、遠くに離れて暮らす高齢家族の取得もサポートすることができるでしょう。
申請のためのステップ1では、「オンライン申請サイト」でメールアドレスを登録します。そこで「メール連絡用氏名」と交付申請書に記載されている「申請者ID」、「メールアドレス」を入力します。ただし、交付申請書に付いているQRコードを読み取れば、申請者IDの入力は不要です。
ステップ2では、ステップ1で登録したメールアドレスに送られる申請者専用WEBサイトで顔写真を登録します。高齢の家族にスマートフォンで撮影した顔写真をメールで送信してもらいましょう。
ステップ3では、高齢の家族の申請情報を登録します。「生年月日」「電子証明書の発行希望有無」「氏名の点字表記希望有無」を入力して情報を送信します。ステップ4では、登録したメールアドレス宛てに申請が完了したことを知らせるメールが届くので確認しましょう。
マイナンバーカードを受け取るには?
マイナンバーカードの申請から1ヶ月程度で、住んでいる地域の市区町村役所から本人宛てに「交付通知書(はがき)」が届きます。交付通知書(はがき)に記載されている交付場所まで、マイナンバーカードを受け取りに行きましょう。
受け取りは基本的に高齢の家族本人でなければなりません。その際、「交付通知書(はがき)」のほかに「通知カード(令和2年5月以前に交付を受けている人)」「本人確認書類(運転免許証・パスポート、身体障がい者手帳・精神障がい者保健福祉手帳など)」などを持参します。
本人確認書類で写真付きのものがない場合は、住所・氏名・生年月日が記載された市区町村長が適当と認めるもの2点(健康保険証、年金手帳、学生証など)の提出が必要です。窓口で本人確認と暗証番号を設定が終了すれば、カードが交付されます。
高齢の家族が病気などのやむえない理由によって、交付場所に行けない場合、代理で受け取ることが可能です。その際、交付に必要な上記書類のほかに「代理人の本人確認書類」「代理権者の確認書類」「高齢の家族が受け取るに行くことが難しい理由を証明する書類(診断書・本人の障がい者手帳など)」を持っていきましょう。
オンライン申請を利用して高齢家族のサポートをしよう
オンラインでマイナンバーカードの申請を行えば、遠くに離れて暮らす高齢家族の取得もサポートすることができます。
ただし、マイナンバーカードの受け取りは高齢の家族本人が行わなければなりません。もし何らかの理由で受け取りに行くことが難しいようであれば、それを証明する書類を用意すれば、代理での受け取りが可能になります。
離れて暮らす高齢家族がいる人は、まずは取得が済んでいるかを確認して、まだであれば積極的にサポートしてあげましょう。
出典
地方公共団体情報システム機構 マイナンバーカード総合サイト マイナンバーカードについて
地方公共団体情報システム機構 マイナンバーカード総合サイト マイナンバーカードを受け取る
地方公共団体情報システム機構 マイナンバーカード総合サイト オンライン申請方法
内閣府 マイナンバー(社会保障・税番号制度)~もっと便利に暮らしやすく~
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部