更新日: 2023.01.12 その他暮らし

後悔? 満足? ゲーマーの「買い切り」と「課金」の累計金額と楽しみ方

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

後悔? 満足? ゲーマーの「買い切り」と「課金」の累計金額と楽しみ方
ゲームが一般家庭に普及してから長い時間が経過し、現在ではその種類も多岐にわたっています。
 
携帯式のゲーム機やモニターにつなげて遊ぶ据え置き型のゲームだけでなく、スマホで遊べるゲームも広がっており、クオリティーも高くなっています。また、ゲーム用のパソコンを購入する人もいるようで、それぞれのゲームに遊び方の幅があるのが特徴です。
 
そして近年、ゲームと切っても切り離せないのが「お金」でしょう。本記事では、以前まで課金方式のゲームで遊んでおり、現在は買い切り型ゲームを楽しんでいるという竹中さん(仮名)の話をご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

「課金方式のゲーム」を最大限楽しむには課金が必須

子どもの頃からゲームを楽しんでいた竹中さんは、社会人になったことでお金に余裕が生まれると、課金方式のゲームも楽しむようになりました。
 
「課金方式のゲームを始めた理由としては、単純に『面白そうだったから』ですよ。社会人になってお金にも余裕が生まれたので、ちょっとぐらいなら課金しても大丈夫だと思いました」
 
とはいえ、元々ゲームに対して課金を行うことに抵抗のあった竹中さんは、最初のうちは課金額も毎月5000円ほどだったそうで、最初の頃はこれだけでも十分楽しめていたそうです。しかし、課金方式のゲームの多くでは、よりゲームを楽しむには課金を求められる仕組みとなっています。
 
「やっぱり課金方式のゲームを最大限楽しもうとすると、大きな金額が必要になってくるんですよね。新しく実装される強力なキャラクターを手に入れるために、ガチャを何度も引かないといけないんです」
 
この頃になると、毎日のように課金方式のゲームで遊んでいた竹中さんにとって、課金への抵抗も薄れていったそうです。「最初の頃は抵抗感のあった課金も、当たり前のようになっていました。むしろ課金をしてガチャを引くのもゲームの一部として楽しんでいたかもしれません。合計の課金額としては100万円を超えていたと思います」
 
こうして課金方式のゲームを楽しんでいた竹中さんだが、恋人ができ心境に変化が生まれた。「結婚を意識したら、毎月の出費が気になりますよね。そこで、当時出費の大きかった課金方式のゲームから一度身を引くことにしたんです」
 

少ない金額で遊びつくせる「買い切り型ゲーム」

趣味に使用する出費を減らすために、竹中さんは課金方式のゲームから買い切り型のゲームに戻ってきました。そこで、買い切り型のゲームを遊ぶための必要な金額に驚いたそうです。
 
「当たり前のことですが買い切り型のゲームでは、一度ゲーム本体を購入してしまえば、後から課金が必要なことはありません。少ない金額でゲームを楽しむことができるので、課金方式のゲームと比較しても必要になる金額は明らかに違いましたね」
 
買い切り型のゲームでも、特定のキャラクターや道具は入手確率が低く設定されることが多いものの、ゲームを楽しむためにお金が必要になることはありません。また、近年流行しているオンライン対戦型のゲームでは、プレーヤーの操作技術や戦術などが重要視されるため、課金方式のゲームのように課金額が強さに反映されることもありません。
 
このように、買い切り型のゲームは課金方式のゲームと比較して、必要になる金額が少なく、さらに多くの時間を遊べるようです。竹中さんは最後にこう語りました。
 
「課金方式のゲームも買い切り型のゲームも、遊んでいる際の満足度は変わりません。どちらもゲームとしては面白いと思います。課金方式のゲームにたくさんのお金を支払いましたが、その分だけ楽しめたと感じていますから後悔もありません。ただし、『必要になるお金』に着目すると、やはり買い切り型のゲームのほうがお得に遊べるでしょうね」
 

「お得に遊ぶ」という観点なら買い切り型のゲームがおすすめ

趣味嗜好(しこう)は人それぞれである。自分で稼いだお金をどのような用途で使用しても、誰にも文句を言われる筋合いはありません。しかし、「出費を抑えながら、最大限ゲームを楽しみたい」と考えるであれば、買い切り型ゲームのほうに軍配が上がるでしょう。
 
課金方式のゲームでは、課金した金額がその分ゲーム内での強さに直結する場合も多く、最大限楽しもうとするのであれば課金は避けられません。
 
一方、買い切り型ゲームでは、ゲーム機本体とゲームソフトの代金を支払うだけで、かなりの時間楽しむことができるでしょう。竹中さんが課金方式の金額にかけた100万円超と比較しても、買い切り型ゲームのほうが支払う金額は少なく、ゲームをするなら買い切り型ゲームのほうがお得と分かります。
 
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部

ライターさん募集