更新日: 2023.04.06 家具・片付け

一人暮らしの冷蔵庫は「100L」だと小さすぎ? 「自炊なし」でも大きいほうがいいの?

一人暮らしの冷蔵庫は「100L」だと小さすぎ? 「自炊なし」でも大きいほうがいいの?
一人暮らしを始めるには、冷蔵庫はあった方がよい家電製品の1つといわれています。しかし、自分にとってどのくらいの容量の冷蔵庫がちょうどよいのかを判断できる人は少ないでしょう。
 
そこで今回は、一人暮らしにちょうどよい冷蔵庫の容量を解説していきます。また、冷蔵庫の価格帯や電気代についても紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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100Lで大丈夫? ちょうどよい冷蔵庫の容量を解説!

本記事では、一人暮らしにおけるライフスタイルによって、ちょうどよい冷蔵庫の容量を解説していきます。ちなみに、「小さい冷蔵庫」と呼ばれることが多いのは、一般的に「容量100L(リットル)未満」の製品です。
 

【100L未満】外食が多くてめったに自炊や料理をしない人

外食が多くてめったに自炊や料理をしないという人は、100L未満の冷蔵庫でもそう困ることはないでしょう。また、食材の消費が早い人・狭いスペースで暮らしている人・電気代を節約したい人も、100L未満の冷蔵庫が向いているといえます。
 

【100~150L】お惣菜や調理済み食品がメインの人

お惣菜や調理済み食品がメインという人は、100~150Lほどの冷蔵庫がちょうどよいといえます。冷蔵庫の中には、最低限の飲料や食品のほかに、スーパーで買った総菜類や調理済みの食品、それに冷凍食品などを保存できます。ただし、まとめ買いなどをすると入りきらない可能性があります。
 

【150L以上】ほぼ毎日自炊や料理をする人

ほぼ毎日、自炊や料理をする人は、150L以上の冷蔵庫がおすすめです。冷蔵庫の中には最低限の飲料や食品、総菜以外に、肉や野菜など要冷蔵の食材を保存できます。また、「まとめ買い」をしても冷蔵庫の中がいっぱいで食材を把握できないということもなく、快適な自炊で節約につなげることができるでしょう。
 

小さい冷蔵庫と大きい冷蔵庫のメリット・デメリット

小さい冷蔵庫と大きい冷蔵庫には、それぞれメリットとデメリットがあります。自分のライフスタイルと、メリット・デメリットを考え合わせて、購入する製品を選ぶのがおすすめです。
 

小さい冷蔵庫のメリットとデメリット

小さい冷蔵庫(容量100L未満)のメリットは、「狭いスペースでも置くことができる」「本体価格が安価である」「電気代の節約になる」などです。一方、デメリットには、「収納スペースが制限される」「一度に大量の保存ができない」「冷凍室のない製品もある」などがあります。
 

大きい冷蔵庫のメリットとデメリット

大きい冷蔵庫(容量100L以上)のメリットは、「大量の食材を保存できる」「冷凍庫が広い」「機種が多いので選択の幅が広い」などです。一方、デメリットには、「設置にスペースが必要」「本体価格が高い」「電気代がかかる」などがあります。
 

冷蔵庫の本体価格の違いと電気代を解説!

冷蔵庫の本体価格は、基本性能のみであるか、それとも付加機能が付いているかによって変わってきます。肉や野菜、乳製品などの生鮮食品を長期間保存するという基本性能のみの冷蔵庫の本体価格の目安は、図表1の通りです。
 
図表1
 

容量 価格
100L未満 5000円~2万円
100~150L 2~3万円
150L以上 3万円以上

 
筆者作成
 
しかし、付加機能が付くにしたがって、本体価格が高くなる傾向があります。冷蔵庫の付加機能とは、「タッチパネル機能」「スマホ・アプリ連携機能」「無線LAN・Wi-Fi機能」「AI機能」、そして、メーカーによる独自の「食材の鮮度を保つ機能」などです。
 
また、冷蔵庫は基本的に24時間365日稼働し続けるので、電気代は気になるものです。カタログを見るときは、「年間消費電力」と「省エネ基準達成率」をチェックするようにしましょう。年間消費電力が低いほど、そして、省エネ基準達成率が高いほど、省エネ性能が優れています。
 

ライフスタイルに合わせて一人暮らし用の冷蔵庫を選ぼう!

一人暮らしに使う冷蔵庫は、それぞれのライフスタイルに合わせて購入すること大切です。大き過ぎてもスペースが無駄になったり、場所を取ったりするでしょうし、小さ過ぎると必要なものを入れることができません。
 
それに、サイズによって電気代も違ってきますし、付加機能によって本体価格も違ってきます。ライフスタイルに合わせて、一人暮らしにちょうどよい冷蔵庫を選びましょう。
 

出典

一般社団法人日本電機工業会 省エネ基準達成率

 
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

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