更新日: 2023.04.08 その他暮らし
レンタカーでも「車中泊」は可能? 車の選び方と注意点をチェック!
本記事では、レンタカーで車中泊を1泊2日する予定とした車の選び方や注意点について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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車中泊向けの車の選び方
車中泊する車の選び方は車内の高さ、広さをチェックすることです。大人が横たわったときに十分身体をのばせるくらいの広さ、座ったときにも天井まで十分な高さがあると開放的でリラックスできます。
・フルフラットシートは必須
できれば隙間などがなく、そのまま横になっても違和感がないものがおすすめです。ただ、1泊2日であれば少し隙間や段差があったとしても車内に敷ける専用マットを利用すれば気にならないでしょう。
・車中泊に向いている車のボディタイプ
車中泊はとにかく車内に高さと広さがあることが重要であると前述しましたが、車のボディタイプによって広さや高さは異なります。車中泊する人に人気となっているボディタイプはワンボックス、ミニバン、軽バン、ステーションワゴンなどです。目的・状況に合った車を選びましょう。
・可能であればコンセントやUSBポートがある車
サーキュレーター、電気毛布などを使用するためにUSBポートがある車が望ましいです。もしあれば、コンセントがあるタイプの車が便利でしょう。
車中泊での注意点
車中泊はプライバシーを確保しやすい、マイペースで楽しめるなどのメリットがありますが、気をつけたほうがよい点もあります。
・エコノミークラス症候群に要注意
長時間ほとんど姿勢を変えなかったときに足の血流が悪くなって発生してしまうエコノミークラス症候群。一般的には、長時間乗っていることが多い飛行機で起こる症状と思われがちですが、車でも家でも同じ姿勢を長時間続けていれば足の血流が悪くなってしまいます。そのため、車中泊する際もできるだけ身体をのばして、身体を締め付けない服装でいることがポイントです。
・暑さ・寒さ対策で車のエンジンをつけっぱなしにするのは危険
夏の暑さ、冬の寒さ対策で、エアコンを使用するために車のエンジンをつけっぱなしでいるのは非常に危険です。排気ガスが車内に流れ込み、一酸化炭素中毒になる可能性があります。一酸化炭素中毒は命にかかわることもあるので、車のエアコン以外で暑さ・寒さ対策ができるようにしましょう。
車中泊用のレンタカー1泊2日の利用料金相場
レンタカー会社のなかでも、特に費用を抑えられる格安レンタカーでSUVタイプあるいはミニバンタイプを1泊2日(24時間利用と設定)で借りた場合の相場を見てみましょう。
・格安レンタカー会社で借りる場合の料金相場
格安レンタカー会社の会員になっていると想定した場合の相場は、7000~9000円前後(24時間借りた場合)です。ただ、こちらの相場はレンタカーを利用する場合の料金であり、補償やナビなどを利用するのであれば料金が数百~数千円ほど加算されます。
・ペットを連れていく場合は別料金がかかることが多い
原則、ペットの同乗は禁止されているケースが多いです。ただ、レンタカー会社によってペットも同乗できる場合もあります。料金は無料からワンコイン程度(1日)ですが、汚れ・においが残っていれば追加料金がかかるので注意しましょう。また、無断で同乗させた場合も高額な追加料金が生じるので、必ず事前確認が必要です。
・車中泊ができるRVパークの料金相場
場所にもよるので一概にはいえませんが、車中泊が可能なRVパークの料金相場は1泊2000~3000円ほどです。格安レンタカーを利用すれば、1泊2日の車中泊を2万円以下で楽しめます。
RVパークと格安レンタカーの利用で車中泊が2万円以下でできる
格安レンタカーを利用すれば、車中泊に向いているミニバンやSUVタイプの車を24時間借りても1万円ほどの料金ですみます。また、車中泊ができるRVパークの相場は1泊2000~3000円なので、合わせて2万円以下で楽しむことが可能です。ただ、車中泊する際には一酸化炭素中毒やエコノミークラス症候群にならないようにしっかり対策をしておきましょう。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部