ミニオンズで盗まれたピラミッドの価格は?世界を代表する巨大建造物の価格目安を紹介
配信日: 2023.04.07
ピラミッドといえば、世界七不思議の一つであり、古代エジプト人が何十年もかけて建設した巨大建造物です。ミニオンズではあっさりと盗まれてしまいましたが、いったい、どれくらいの価格になるのでしょうか? 今回は、ほかの巨大建造物も含めて、価値を調べてみました。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
ミニオンズで盗まれた巨大ピラミッドの価格は?
日本を代表する建設会社の一つ「大林組」は、昭和53年にピラミッドの「工事費見積もり」を作成しました。この「クフ王型大ピラミッド建設計画」によると、工期は5年、総工費は1250億円に上ると予想されました。
ちなみに、古代エジプト人が行った同じ工法を現代の建設費で試算すると、約4兆円に及ぶとのこと。ここまで大規模な建造物は、今のところ、世界に存在していません。
世界を代表する巨大建造物と価格目安をご紹介!
エジプトのピラミッド以外にも、世界にはさまざまな巨大建造物があります。ここでは、旅行先でぜひとも見てみたい、巨大建造物と価格目安をご紹介します。
奈良の大仏
奈良県が誇る観光名所といえば、東大寺にある大仏と、世界最大級の木造建造物である大仏殿です。奈良新聞(2010年8月5日)によると、関西大学の宮本勝浩教授(現・名誉教授)らが建設費を試算したところ、現在の価格で約4657億円に上ることが分かりました。
建設費の内訳は、精錬銅や丸太など、原材料費が約3363億5000万円と予想。延べ260万人が建造に携わったといわれていて、人件費は約1292億円、住居費は約1億7000万円かかったと考えられます。
エンパイア・ステート・ビルディング
ニューヨークの中心、マンハッタン5番街にそびえ立つ103階建ての超高層ビル「エンパイア・ステート・ビルディング」。ニューヨーク旅行では、ぜひとも訪問したい観光名所の一つです。
わずか1年と45日で建設された当ビルの建設費は、4094万8900ドルでした。これを1ドル130円で計算すると、53億2335万7000円になります。1931年に完成し、約40年間にわたり世界で最も高い建物として、その名をとどろかせていました。
ブルジュ・ハリファ
2023年現在、世界一高いビルはドバイのブルジュ・ハリファです。160階以上で高さ828メールの当ビルは、2010年に総工費15億ドルかけて建設されました。1ドル130円で計算すると、なんと1950億円になります。
ブルジュ・ハリファは、エンパイア・ステート・ビルディングの約2倍、東京タワーの3倍近くの高さを誇ります。
ドバイへ行くなら、外すことのできない観光名所です。
巨大建造物に思いをはせて旅に出掛けてみては?
世界には、ピラミッドだけでなく、高額な費用と年月をかけて建てられた巨大建造物がいくつもあります。アフターコロナで観光地の活気が戻りつつある昨今、巨大建造物に思いをはせる旅に出掛けてみるのはいかがでしょうか。
執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部