更新日: 2023.05.03 その他暮らし

「推し活」でお金に悩んでいませんか? おすすめしたい節約方法を解説!

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

「推し活」でお金に悩んでいませんか? おすすめしたい節約方法を解説!
若者を中心に、推し活にお金を使う人が増加しています。好きな人やキャラクターを応援して、価値観が同じ仲間で楽しみたいと考える人が増加しているようです。
 
一方で、推し活に必要なお金が足りずに悩んでいる人もいます。本記事では、推し活と貯金の悩みについて紹介しつつ、推し活に最適な節約方法について解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

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若者を中心に推し活が広まる

推し活とは、好きなアイドルやキャラクターなどを応援するための活動のことです。主に、イベントに参加する、グッズを購入するといった方法で、推しの人物やキャラクターを応援します。現在、若者を中心に推し活を楽しむ人が増加しています。
 

若者を中心に変わる価値観

消費行動は、商品を購入する「モノ消費」、旅行やサービスを利用する「コト消費」、価値観の同じ仲間とイベントやフェスに参加して楽しむ「トキ消費」があります。近年、若者の消費形態が「コト消費」から「トキ消費」に移行しています。
 
消費者庁が、全国の満15歳以上の1万人を対象にアンケート調査を行った「令和3年度 消費者意識調査」によると、参加型のイベント(音楽/グルメフェス、コンサート、ファンイベント等)に意識的にお金を使っている人は、全体で6.6%、10代後半が16.3%、20歳代が16.5%という結果でした。
 
また、有名人やキャラクター等を応援する活動(グッズ購入等)にお金を使っている人は、全体で6.6%、10代後半が32.9%、20歳代が22.2%でした。このデータから、特に10~20代の若者は推し活に多くのお金を使う傾向があるといえるでしょう。
 

推し活のためのお金に困る人が多い

株式会社ネオマーケティングが2023年1月、20歳以上の男女1104名を対象に行った「推し活に関する調査」によると、「推し活に使用できる金額が少ない」「貯金ができない」といった、お金に関することで困っている人が53.2%もいることが分かります。
 
以上のデータから、推し活を楽しみながらも、お金に関する悩みを抱えている若者が多いといえるでしょう。
 

推し活を楽しむための節約術

推し活にはお金が必要です。生活費を確保しながら推し活の費用を用意するためには、適切に家計を管理しなければいけません。推し活を楽しむための節約術を紹介します。
 

先取り貯金

毎月、推し活に使うお金を先取り貯金していきましょう。推し活に必要なお金を際限なく使っていると、生活費がなくなってしまいます。食費や家賃などの生活費を過度に節約すると、健康を害する恐れもあるでしょう。
 
健全な生活を送るために必要な生活費を確保しつつ、無理のない範囲で推し活に使うお金を確保しなければいけません。
 
無理なくお金を使うために、先取り貯金で家計を管理するとよいでしょう。1ヶ月分の給料を受け取ったら、まず生活に必要なお金を確保した後、推し活に必要なお金と将来のための貯金を確保しましょう。先取り貯金をすることで、日常生活の満足度も上げつつ、推し活を楽しめます。
 

固定費の見直し

固定費を見直すと家計管理が楽になります。例えば、SIMフリーのスマホを使って格安SIMを契約する、不要なサブスクサービスを解約する、保険の見直しをする、といった方法です。
 
食費や交際費を削減しすぎると生活の満足度が低下し、健康を害する恐れもあるのでおすすめできません。生活の満足度が変化しない固定費は、積極的に削減していきましょう。
 

推し活ジャンルごとの節約術

推し活の種類によって、節約できる方法が異なることも考えておきましょう。推し活といっても、聖地巡礼のために旅行する、イベントに参加する、グッズを買う、などの方法があります。推し活の方法に合わせて節約することも大切です。
 
例えば、移動するときは格安航空券などを利用する、グッズを買うときはポイント還元のあるサイトやクレジットカードを利用する、などの方法でお得に推し活を楽しめます。推し活の仲間がいる場合、節約方法について情報交換してもよいでしょう。
 

まとめ

近年、若者を中心に推し活を楽しむ人が増加しています。しかし、推し活を楽しむためのお金に悩んでいる若者も多いようです。
 
先取り貯金、固定費の見直しなどで家計をしっかりと管理して、無理のない範囲で推し活を楽しみましょう。
 

出典

消費者庁 令和4年版消費者白書目次 第1部 第2章 第2節 (1)若者の消費行動
消費者庁 消費者意識基本調査
消費者庁 消費者白書等
株式会社ネオマーケティング 推し活に関する調査(PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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