更新日: 2023.05.18 その他暮らし
【MAX85万円?】令和5年度のCEV補助金予算確定!地球に優しいEV車をお得にゲット
そこで活用したいのが「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金(以下、CEV補助金)」。今回は、CEV補助金の最新情報を、対象となる車種や上限額とともにご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
令和5年度のCEV補助金予算確定! その内容は?
CEV補助金とは、CEV(クリーンエネルギー自動車)を購入した場合に、国から交付される補助金のことです。令和4年度補正700億円、令和5年度当初案200億円と、予算額を大幅に増加して、CEV普及拡大の推進を行っています。
対象となる車両は以下のとおりです。
●電気自動車(EV)(小型・軽を含む)
●プラグインハイブリッド自動車(PHEV)
●燃料電池自動車(FCV)
●超小型モビリティ
●ミニカー
●側車付二輪自動車・原動機付自転車
●クリーンディーゼル自動車(CDV)※令和5年4月1日以降の登録から対象外
補助上限額を車別にまとめると、以下のとおりです。
●EV 65万円(条件付きで85万円)
●軽EV 45万円(条件付きで55万円)
●PHEV 45万円(条件付きで55万円)
ここでいう条件とは、外部給電機能を有していて、省エネ法トップランナー制度の2030年度燃費基準の対象になることです。また、4年、または3年間の保有義務があり、それ以前に手放すことになると、補助金の一定額を返却する必要がでてくるため、注意しましょう。
CEV補助金の対象車は? 一例をご紹介
では、実際にCEV補助金の対象となる車種には、どのようなものがあるのでしょうか。経済産業省が発表している「銘柄ごとの補助金交付額」から、対象車の一部をご紹介します。
●テスラ(モデル3/モデルY) 65万円
●スバル(SOLTERRA) 85万円
●トヨタ(bZ4X) 85万円
●日産(アリア) 85万円
●日産(リーフ) 52万7000~85万円
●ホンダ(Honda e) 55万1000~70万6000円
●日産(サクラ) 55万円
●三菱(eKクロスEV) 55万円
●FIAT(500e) 45万円
申請書提出期限あり! 早めに申請しよう
CEV補助金の申請には、提出期限があるために注意が必要です。新車新規登録(届出)日に応じて、期限は以下のように定められています。
●新車新規登録日が令和4年11月8日~令和5年3月31日までの場合、5月31日が申請書提出期限
●新車新規登録日が令和5年4月1日~4月30日で、車両登録日までに支払い手続きが完了している場合は5月31日、支払い手続きが完了していない場合は6月30日が期限
●令和5年5月1日以降は、車両登録日までに支払い手続きが完了している場合は、新車新規登録日から1ヶ月、支払い手続きが完了していない場合は、新車新規登録日の翌々末日が期限
申請は、一般社団法人次世代自動車振興センターをとおして、郵送またはオンラインで行います。
市町村などでも独自に補助制度あり! 併用してお得に購入しよう
EV車は大きな買い物ですが、補助金を活用することで、購入負担を大幅に抑えられます。国のCEV補助制度に加えて、市町村などでも独自にEV車の補助制度を実施しています。両者は併用できますので、事前にお住まいの補助制度を確認して、さらにお得にEV車を購入しましょう。
出典
経済産業省 令和4年度補正予算「クリーンエネルギー自動車導入促進補助金」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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