更新日: 2023.05.30 家具・片付け

不要になった家具家電の処分に困っています。少しでもお金に換えたいのですがよい方法はありますか?

不要になった家具家電の処分に困っています。少しでもお金に換えたいのですがよい方法はありますか?
必要だと思って購入したものや、人からもらったものなどが、知らないうちに、ご家庭の片隅に眠っていることは珍しくありません。
 
不要なものを、一度に処分するタイミングとして代表的なケースは、引っ越しです。リネットジャパングループ株式会社が運営するネットオフの調査によると、引っ越しの際に不要品を売った人は、平均1万3000円の売却額を手にしています。
 
仮に、引っ越しをしない場合でも、多くの家庭に眠っている不要品。処分に困る不要品を売るだけで、まとまった金額を手にできる可能性があるということです。
 
本記事では、どのような家具・家電が売却できるのか、高く売るには、どのような方法があるのかについて、詳しく解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

家電・家具を売る方法

まず、家具・家電を売るには、以下の方法があります。
 
・買い取り業者
買い取り業者に依頼することで、手間がかからず、しっかりと相場の価格を査定してもらえるため、安心です。トラブルが起こりにくく、すぐに現金化してもらえる点がメリットです。ただし、大体の相場が決まっているため、相場以上での売却は難しいでしょう。
 
・リサイクルショップ
リサイクルショップでは、即日の売却が可能であり、金銭などのトラブルが起こりにくいようです。しかし、ショップまで持ち運びする必要があり、買い取り業者と同様に、相場以上での売却は難しい点がデメリットです。
 
・オークションサイト
オークションサイトでは、お金をかけてでもその商品を手に入れたい人が買うため、高値で売りやすいでしょう。サイトに載せる写真を撮る手間がかかり、個人間の取り引きのために、トラブルが起こりやすいことが難点といえます。
 

売れる家具・家電と売れにくい家具・家電とは?

買い取り業者に売れるものは、一般的にニーズが高いもののため、オークションサイトでも売れやすい傾向にあります。一方、売れないものは、オークションサイトでも売れにくいことが多いようです。
 
どのような家具・家電が、どれくらいの金額で売れるかについて、説明します。
 
ここでは、売れる家具・家電と売れない家具・家電の、それぞれの特徴と、売れる商品の相場金額をご紹介します。
 

売れる家具・家電とは

売れる家具・家電の特徴は、以下のとおりです。
 

・人気のあるブランドのもの(家具ならカッシーナ、カリモクなど)
・使用年数が短く、製造年月日が新しいもの
・未使用、または新品に近い状態のもの

 
ほとんどの家庭で必要な家具・家電は、中古でも欲しい人が多く、単身用から家族用まで、どれも売れやすいでしょう。
 

売れにくい家具・家電とは

反対に、売れにくい家具・家電の特徴は、以下のとおりです。
 

・メンテナンス代や運搬費などの費用がかかりすぎるもの
・汚れやキズがあるもの
・組み立て式の家具

 
具体的には、プラスチック製品などは劣化が目立ちやすいために、あまり売れません。人が寝たベッドを、使いたい人はあまりいないために、ベッドも売れにくいものの代名詞といえるでしょう。家電では、クリーニングの手間がかかるプリンター、電気代がかかりすぎるオイルヒーターも、売れゆきがよくありません。
 

家具・家電をより高く売るための三つのコツ

お金に換えられるならば、できるだけ高いほうがうれしいでしょう。ここでは、売れる家具・家電を、より高く売るためのコツを三つご紹介します。
 

説明書や付属品をつける

説明書や付属品を残している場合は、売る際に、商品と必ずセットにしてつけることをおすすめします。
 
また、オークションサイトにアップするときや、買い取り業者に売る際は、セットがそろっていることを明記するとよいでしょう。商品が入っていた箱などをとっておき、売る際にはセットにしてつけることも、高く売るのに効果的です。
 

売る前に、できるだけキレイにしておく

しみやカビ、変色などのクリーニングが可能な場合は、売る前にクリーニングをすることをおすすめします。サイトにあげる写真を撮る場合は、撮影前にクリーニングを行うとよいでしょう。例えばテレビであれば、リモコンのボタンとボタンの間の汚れをとるなど、意外に目立つ細かい箇所を、キレイにしておきましょう。
 

売れにくいものはまとめ売りで交渉する

買い取り業者に依頼をする場合、売れにくいものであっても、まとめて依頼することで、買い取ってもらえる場合があります。
 
一般的に、買い取りをしてもらいやすい年数の目安は5年以内です。しかし、旧型の洗濯機やジャンク品のモニターなど、価値の高い最新の家電などと一緒に見積もりを依頼して、引き取りを依頼することで、特別に買い取ってもらえたり、無料で回収してもらえたりする可能性はあるでしょう。
 

家具・家電はなるべく早く、きれいな状態で売って満足度を上げよう

処分をするにも、費用や手間がかかる不要品は、買い取りやオークションを利用することで、お金に換えられる可能性があります。特に、もらったものの、使い道がないハイブランドの家具や、信頼性の高い最新家電などは、高額査定になることもあります。
 
買い取りを依頼しても、処分する場合と、それほど手間は変わりません。ポイントとしては、印象がよくなるように、不備なくキレイな状態で売ることです。
 
不要品を高く売るコツを参考にして、少しでも多くお金に換えていきましょう。
 

出典

リネットジャパングループ株式会社 ネットオフ 「引越しに関する不用品の処分に関して」の実態調査
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー
 

PR
FF_お金にまつわる悩み・疑問 ライターさん募集