更新日: 2023.10.27 その他暮らし
上司の結婚式に招待されたけれど、「新卒」で祝儀3万円はきつい…!「1万円」でもいいですか?
ただし、相場からあまりにもかけ離れた金額を包んでしまうと失礼に当たる可能性があるため、事前に相場を調べておくのがおすすめです。
本記事では、相手との関係性によって異なるご祝儀の金額や、友人や親戚・会社の上司の結婚式で包むご祝儀の相場についてご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ご祝儀の金額は相手との関係性による
ご祝儀の相場は、相手との関係性によって変わります。関係性が深い相手や、親しい間柄で頻繁に交流している相手には多めの金額を包むのが一般的です。
また、新郎新婦よりも自分の方が年上で年齢の差が大きいほど、ご祝儀の相場は上がる傾向にあります。例えば、会社の上司が部下である新郎新婦に包むご祝儀のほうが、部下が上司に包むご祝儀より金額が大きくなる場合がほとんどです。
そのほか、夫婦で結婚式に参列する場合、子連れで参列する場合などは多めに包むことも珍しくありません。このように、「結婚式に誰と参列するか」もご祝儀に大きく影響します。
友人・親戚のご祝儀は平均いくら?
友人や親戚の結婚式に参列する際に包むご祝儀の平均額について見ていきましょう。
一般社団法人 全日本冠婚葬祭互助協会が平成29年に実施した「祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査」によると、友人へのご祝儀の平均額は2万9598円で、最も多かった回答が3万円でした。
また親戚の場合は「叔父・叔母」からのご祝儀の平均が7万2711円で、最も多かった回答は5万円と10万円でした。「いとこ」からのご祝儀は平均が3万9434円、最多回答額は3万円となっています。
「その他の親戚」も最多回答額は3万円であることから、叔父・叔母以外の親戚も友人同様、ご祝儀に3万円を包む方が最も多いことが分かります。
上司へのご祝儀は1万円では少ない?
上司の結婚式に招待された場合、ご祝儀はいくら包めば妥当なのでしょうか。
同調査によると、勤務先の部下が上司に対して包むご祝儀の平均額は2万8925円、最多回答額は3万円とのことです。世代別にみると20代の平均額は2万7730円、30代は2万7600円、40代は3万2424円というように、年齢が上がるとご祝儀の金額も高くなる傾向にあります。
特に、20代前半の新卒の方だと3万円前後のご祝儀を用意するのは厳しい場合もありますが、ご祝儀は結婚式に参列するためにかかる費用(飲食代と引き出物代)と、お祝いの気持ちを合わせたものです。
結婚式に参列しない場合や、挙式のみに招待されている場合であればお祝いの気持ちとして1万円だけを包んでもよいかもしれませんが、披露宴に出席するのであればご祝儀は1万円ではない方がいいでしょう。マナーとして、相場を反映した金額を包みましょう。
出典
一般社団法人全日本冠婚葬祭互助協会「祝儀(結婚祝い)等に関するアンケート調査」 1.祝儀の平均額と、最多回答額,(3)世代別に見た祝儀の最多回答額と平均額
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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