新品より「約1万7000円」安い!? SIMフリー時代の上手な「中古スマホ購入術」を解説
配信日: 2023.10.29
本記事では、筆者が実際に使った購入術に加え、中古スマートフォンの探し方を解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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中古スマホを新品より約1万7000円安くした購入術
筆者が実際に使ったスマートフォン購入術です。新品より約1万7000円安く、使ったお金はわずか3190円のみで済みました(図表1)。
図表1
快適スタイル株式会社 スマホBANKより筆者作成
【購入】
商品情報 :Rakuten Mini 32GB
新品価格 :1万9819円
中古価格 :6100円
新品カバー:480円
【売却】
売値 :4000円
手数料・送料:610円
利益 :3390円
【集計】
使用した金額:3190円
新品価格より安くなった金額:1万6629円
2020年1月に発売されたスマートフォンを、2年後の2022年9月に楽天市場の中古スマートフォン専門店で購入しました。新品価格は2万円近い商品でしたが、購入時には3分の1以下の6100円になっていました。
この時点で1万3239円の得をしています。カバーだけは新品で購入しました。多少本体に傷があったものの、カバーをつけてしまえば気にならず、電池の消耗具合も問題ありませんでした。
その後は不具合もなく使っていましたが、もっとほかのスマートフォンを使ってみたくなり売却しました。使用期間は10ヶ月ほどです。フリマアプリを使用し、売却益3390円を得ています。販売価格は4000円なので、購入時の3分の2程度の額で売れたことになります。発売から3年半たっても4000円という値で売れたことに満足しています。
中古スマホはどこで買う? 販売場所別の特徴
中古スマートフォンを買える場所は、大きく分けて3つあります。
1.楽天市場やAmazonなどのネットショップ
2.街にあるリサイクルショップ
3.フリマアプリやオークションサイトなどの個人間取引
それぞれの特徴を解説します。
1.楽天市場やAmazonなどのネットショップ
ネットショップの利点は、商品のランク分けが分かりやすいことと、クリーニングが丁寧なことです。
筆者が実際に購入したショップではランクは5つに分かれており、Sランク(新品)、A+(プラス)ランク(新品同様)、Aランク(美品)、Bランク(軽微な傷あり)、Cランク(目立つ傷あり)となっていました。隙間まできれいにクリーニングされているので、いずれも見栄えは良いです。
2.街にあるリサイクルショップ
街にあるリサイクルショップの利点は、実際に手に取って買えることです。
ネットだけで購入すると「スマートフォンのサイズが思っていたより大きかった(または、小さかった)」「こんな色だと思わなかった」という失敗につながることもありますが、街のリサイクルショップならその点安心できます。比較的新しい、きれいな商品を並べてある印象ですが、その代わり格安といえるほど安い商品は少ないようです。
3.フリマアプリやオークションサイトなどの個人間取引
個人間取引の利点は、安く手に入ることです。検品・クリーニング・梱包に手間をかけない分、企業のショップより安く買うことができます。新品で購入してすぐ出品されたものは価格が高く、中古で買ってから出品されたものや長年使用した後に出品されたものは安いです。
中古スマホの注意点
中古スマートフォンは「SIMフリーのスマートフォン」で検索すれば大量に見つかるのですが、知識なしに選ぶと失敗することになります。注意点を2つ説明します。
1.SIMタイプを確認する
SIMフリーのスマートフォンを選ぶ前に、今使っているSIMのタイプを確認する必要があります。標準のSIMカードに加え、Mini SIM、Micro SIM、Nano SIM、eSIMなどのタイプがあり、使っているスマートフォンがどれに該当するかを調べましょう。
2.赤ロムを避ける
SIMフリーのスマートフォンの中には「赤ロム」というものがあります。「赤ロム」とは、ネットワーク制限がかかっていて通話やデータ通信が行えないスマートフォンです。本体代金を未納・滞納していた場合などに赤ロムになりますが、外見で見分けるのは困難です。業者によっては購入後に赤ロムが判明すると交換してくれるところもあります。
中古スマホの目利きになろう
筆者はネットショップとフリマアプリでの中古スマートフォン購入経験があります。買ったあとで気に入らず買い直したとしても、中古スマートフォン2台のほうが新品1台より安いので痛手が少なくて済みます。
中古市場はどんどん拡大しているので、新品よりも多くの選択肢から選べて楽しいですよ。興味を持った人は本記事を参考に試してみてはどうでしょう。
出典
快適スタイル株式会社 スマホBANK Rakuten Mini
楽天モバイル株式会社 Rakuten Mini
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー