彼女とのデートで「割り勘」ってダメですか? やはり全額払わないといけないでしょうか? 収入的にキツいです…
配信日: 2023.11.15
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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「平等派」が半数以上!
株式会社ネクストレベルが運営するマッチングアプリ大学が2021年、独身男女(20代~40代)227名を対象に交際後のデート代の支払い方法について調査した結果によると、女性側の本音としては「割り勘にしたい」「交代でおごりたい」という「平等派」が合計で54.0%、「少し多めに出してほしい」が21.4%、「相手に全額出してほしい」が11.9%という結果でした。
世の中は「平等派」の女性が多いようですね。平等派の理由としては、「フェアなほうが良い」という理由が最も多く、男女間で差をつけたくないと思っている女性が多いことがわかります。
「男性に多めに出してほしい派」の本音は?
では次に、「男性に多めに出してほしい派」の意見を見てみましょう。
「多めに出してほしい派」の理由1位は「収入に違いがあるから」
株式会社モデル百貨が運営するMoney Geekが、2023年にパートナーのいる独身男女1000人を対象にデート代について調査した結果によると、「女性が男性に多めに払ってほしい派」の理由として一番多かったのが「収入に違いがあるから」47%、次に「パートナーがそうしたいと言うから」が18%、その次に「それが普通だと思うから」が16%という結果に。
「多めに出してほしい派」の女性の半数近くが収入の違いを理由にあげています。「収入の差」が男性に多く払ってほしいと思う女性の「本音の理由」なのかもしれません。
女性側としては割り勘が大変?
では、実際に男女の収入にはどのくらいの違いがあるのでしょうか? 国税庁の令和4年分民間給与実態統計調査によると、男女の平均給与(正社員以外含む)は、男性が563万円、女性は314万円という結果に。
男女共同参画局の調査では、女性労働者のうち非正規雇用は53.6%(令和3年)だといい、それが男女の間で200万円以上の給与差となっていると考えられます。カップル間での収入差が大きい場合は、「多めに払ってほしい」と思う女性も多いのかもしれません。
まとめ
男性側が「全額払うべき」「多めに払わないとかっこ悪い」と思っていても、女性側は「割り勘でいい」と思っている場合も多いようです。ただし、お互いの年収差や性格なども考えながら、相手の反応を見て柔軟に対応しましょう。分からなければ、自分が多く負担しても大丈夫な価格帯のお店を予約しておくのも手です。
どちらか一方が無理してしまっては、せっかくの楽しいデートも台無しです。何十年と良い関係を続けていくためには、お互いに無理しすぎないことも大切なので、相手の本音が分からなければ、いっそのこと、それとなく聞いてみるのも一つでしょう。「男性は絶対多めに払わないといけない」と重く考えず、お互いが納得できる方法を見つけていきましょう。
出典
株式会社ネクストレベル マッチングアプリ大学 デートにおける飲食代の支払いに関する価値観についてアンケート調査
株式会社モデル百貨 Money Geek 男女1000人「デート代の割り勘」事情を調査!男性が多く支払う風潮は根強いが、割り勘を多く望む女性も37%
国税庁 令和4年分民間給与実態統計調査
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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