更新日: 2023.11.16 その他暮らし

【アラ還の一人暮らし】Yシャツを毎日クリーニングに出したらどれくらいお金がかかっているの?洗剤代と比較してみた

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

【アラ還の一人暮らし】Yシャツを毎日クリーニングに出したらどれくらいお金がかかっているの?洗剤代と比較してみた
一人暮らしをしている社会人のなかには、ワイシャツの洗い方で悩んでいる方もいるかと思います。スーツで出勤する社会人の場合、ワイシャツは毎日着用するため、常に洗濯して補充する必要があります。自宅で洗濯するとアイロンがけの手間が発生するため、クリーニングを利用したほうがよいかもと迷っている人もいるでしょう。
 
本記事では、一人暮らしの社会人がワイシャツを毎日クリーニングに出す場合の費用と、自宅で洗濯する際の洗剤代を算出します。各洗濯方法のメリットや注意点も紹介しますので、特徴を理解して、自分のライフスタイルに合った洗濯方法を選びましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

ワイシャツを毎日クリーニングに出す場合の費用

総務省統計局の「小売物価統計調査」によると、ワイシャツ1枚のクリーニング代金は、248円です。毎日1枚ワイシャツを使用して、1週間で平日の5枚分をクリーニングに出す場合は、1240円の費用がかかります。1ヶ月で20日出勤とすると、月に4960円です。
 
クリーニングに出せば、プロが洗濯をしてくれて、清潔感が長続きするとともにアイロンがけの手間が省けるため、洗濯の手間を減らしたい方にはおすすめの方法です。
 

Yシャツをクリーニングに出すメリット

ワイシャツをクリーニングに出すとのり付けをしてもらえるため、型崩れを予防して、新品に近い状態を長期間保つことができます。また、アイロンがけの手間が省けることも、忙しい社会人にとってはうれしいポイントです。
 

Yシャツをクリーニングに出す際の注意点

クリーニング店でワイシャツを洗濯すると、新品に近いきれいな仕上がりになる一方で、強い洗浄洗剤を使用したり、プレス工程で強い圧力がかかったりして、生地への負担が心配されます。頻繁にクリーニングを利用すると、生地の縮みが発生するおそれがあることを理解しておきましょう。
 

ワイシャツを毎日自宅で洗濯する場合の洗剤代

次に、ワイシャツを毎日自宅で洗濯する場合の洗剤代を確認します。「小売物価統計調査」によると、洗濯用洗剤は1キログラムあたり388円、柔軟剤は1000ミリリットルあたり669円です。
 
毎日ワイシャツを洗濯する場合、ほかの洗濯物も一緒に洗うことになるため、今回、水量は30リットルに設定します。また、1回に使用する洗剤量を「25グラム」、柔軟剤の量を「10ミリリットル」として算出します。
 
約10円(洗剤)+約7円(柔軟剤)=約17円
 
上記の計算から、ワイシャツとそのほかの衣類を一緒に洗濯した場合の洗剤代は、17円です。1ヶ月で20枚のワイシャツを着用する場合、月に約340円かかります。この金額は、ほかの衣類も含めた洗濯の洗剤代であるため、ワイシャツ1枚に使用されている洗剤代はもっと少ないと考えられます。
 

Yシャツを自宅で洗濯するメリット

社会人が仕事終わりに毎日、クリーニング店へワイシャツを持っていくことは難しい場合も多いでしょう。現実的には週末やひと月に一度、まとめてクリーニングへ出す方法が考えられます。自宅での洗濯であれば、ワイシャツを預けて引き取りに行く一連の手間が発生しないため、こまめな洗濯が可能です。
 

Yシャツを自宅で洗濯する際の注意点

自宅で洗濯を行うと、乾かした後にアイロンがけをする必要があります。スーツで出勤する方であれば、ワイシャツも毎日着用して、頻繁に洗濯する必要があるため、その分、アイロンがけの負担も大きくなるでしょう。
 

まとめ

ワイシャツは、クリーニングで洗濯してもらうと新品のような仕上がりになるうえに、アイロンがけの手間が省けます。しかし、仕事がある日に毎日、ワイシャツをクリーニングに出しに行くことは難しいでしょう。
 
自宅の場合はこまめに洗濯できるため、ワイシャツが足りなくなるというトラブルがあまり発生しません。その代わり、アイロンがけの負担が発生します。
 
ワイシャツの洗濯は、通常は自宅で行い、1ヶ月に1回はまとめてクリーニングに出すなどと頻度を決めておけば、負担が少ないうえに清潔な状態を保てるでしょう。自分のライフスタイルに合わせて、自宅での洗濯とクリーニングを使い分けてみてください。
 

出典

総務省統計局 政府統計の総合窓口(e-Stat) 小売物価統計調査(動向編) 表番号2 主要品目の東京都区部小売価格【2022年9月~2023年9月】
 「5011 婦人用着物」~「7413 通信料(固定電話,回線使用料)」(2023年9月)

 「3001 民営家賃」~「4515 清掃代」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集