更新日: 2023.11.19 その他暮らし
コーヒーを毎日飲みたい!「ドリップ」と「インスタント」でどのくらい価格は変わる?
本記事では、ドリップとインスタントの価格を比較するとともに、両者の魅力を紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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ドリップコーヒーを毎日1杯飲むと1ヶ月840〜900円
まずはドリップコーヒーの価格をみていきます。今回はコンビニで購入できるドリップコーヒーを参考にします。大手コンビニ3社が販売しているドリップコーヒーの価格は表1のとおりです。
【表1】
ファミリーマート | 豊かな香りドリップコーヒーオリジナルブレンド(10袋入り) | 300円(税込) |
ローソン | 深いコクのドリップコーヒー 10P | 280円(税込) |
セブンイレブン | ドリップコーヒー オリジナルブレンド 10P | 約290円(税込) |
(公式サイトを元に筆者作成・2023年11月時点)
上記3種類はすべて10袋入です。1日1袋消費すると30日で30袋必要です。
280〜300円×3つ(30袋)=約840〜900円
ドリップコーヒーを毎日1杯飲むと、1ヶ月で約840〜900円かかることがわかりました。
そもそもドリップコーヒーとは
ドリップコーヒーとはコーヒーにお湯をそそぎ、お湯の重みでコーヒーの成分を抽出する種類のコーヒーです。エスプレッソと混同される場合も多いですが、エスプレッソはマシンで圧力をかけて抽出します。
ドリップコーヒーは奥が深く、ハンドドリップでうまく淹れるとより美味しく味わえます。趣味としても楽しめるコーヒーの飲み方といえるでしょう。
ドリップコーヒーはフィルターで味わいが変わる
ドリップ型は同じコーヒーでも、フィルターの違いで味わいが大きく変わるといわれており、それもドリップコーヒーの醍醐味でしょう。「ペーパーフィルター」の場合は、コンビニやスーパーで販売されています。手軽に入手でき、使い捨てが可能なため、初心者や気軽に試してみたい方におすすめです。
「金属フィルター」はコーヒーの成分がダイレクトに抽出されるため、コーヒー本来の味を楽しみたい方におすすめのドリップ方法でしょう。紙フィルターより価格は高めですが、繰り返し使えます。
「布フィルター」は扱いが難しく、美味しいコーヒーを淹れるためには高い技術が必要とされています。喫茶店のベテランマスターが利用しているイメージを持つ方も多いかと思います。うまく淹れられると、なめらかな舌触りのコーヒーが楽しめます。
インスタントコーヒーを毎日1杯飲むと1ヶ月568円
インスタントコーヒーの価格は小売物価統計調査によると100gあたり946円です(2023年10月時点)。コーヒー1杯の量を約140mlとした場合、カップ1杯あたり小さじ1杯(約2g)のインスタントコーヒーが必要です。お好みによって量は変わりますが、今回は2gで統一して計算します。
1杯あたり2gとすると30日で60g消費します。
60g÷100g×946円=567.6円
インスタントコーヒーを毎日1杯飲むと1ヶ月で約568円かかることがわかりました。
そもそもインスタントコーヒーとは
インスタントコーヒーとは、コーヒー液から水分を取りのぞき、顆粒状や粉末状にした製品です。粉末をお湯に溶かすことで再び液体状になり、コーヒーとして楽しめます。インスタントコーヒーはお手軽でありながらも、ドリップコーヒーにも負けない美味しさを楽しめる魅力があります。
朝の出勤前にバタバタしているときでも1杯コーヒーを飲みたい、オフィスで仕事をして休憩に1杯飲みたいなど、忙しいタイミングでもお湯を沸かして注ぐだけで、すぐに一息つけるでしょう。
インスタントコーヒーの選び方
コンビニやスーパーで販売されているインスタントコーヒーには、びんタイプやスティックタイプがあります。びんタイプは大容量の場合が多いため、自宅で毎日飲む場合はおすすめです。スティックタイプと比べると価格も安いため、ストックしておくのもよいでしょう。
スティックタイプは個包装のため、長期間置いておいても、豆の香りが逃げにくい特徴があります。コーヒーを飲む頻度は高くないけれど、飲むときは手軽に美味しいコーヒーを飲みたい、という方におすすめです。
まとめ
ドリップとインスタントを価格で比較した場合、インスタントコーヒーがお得であるとわかりました。
どちらもお手軽にコーヒーを楽しめる魅力がありますが、淹れ方やフィルターにこだわって味わいを変えてみたい方はドリップコーヒーにも挑戦してみてはいかがでしょうか。
出典
政府統計の総合窓口(e-stat)小売物価統計調査(2023年10月)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー