更新日: 2023.11.20 その他暮らし

トイレ掃除の便座クリーナーを「雑巾」や「トイレットペーパー」に変えたらいくら節約できる?

執筆者 : FINANCIAL FIELD編集部

トイレ掃除の便座クリーナーを「雑巾」や「トイレットペーパー」に変えたらいくら節約できる?
掃除方法は家庭によって異なるでしょう。トイレ掃除で利用する製品もさまざまな種類があります。例えば、便座クリーナーやスプレータイプの洗浄剤などです。トイレは汚れやすい場所のため、こまめに掃除したいと考える人も多いでしょう。掃除頻度の高い場所のため、掃除用の製品を節約したいものです。
 
本記事では、トイレ掃除に便座クリーナー・雑巾・トイレットペーパーを利用した際に、それぞれかかる費用を紹介します。
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トイレ掃除の道具3点で価格比較

ご家庭によっては、使い捨てのシートを利用する場合もあれば、タオルでくり返し拭きとる場合もあるでしょう。こちらでは、便座クリーナー・雑巾・トイレットペーパーを利用してトイレ掃除を行う際にかかる費用を紹介します。
 
価格を把握するとともにトイレ掃除を工夫して小さなことから節約しましょう。
 

便座クリーナーで掃除する場合

便座クリーナーと一口にいっても、さまざまな製品があります。まずは、スーパーやドラッグストアで販売されている複数の便座クリーナーの価格を紹介します。
 

便座除菌 クリーナー 家庭・業務用 50枚 560円
トイレクイックルつめかえ用ジャンボパック20枚 296円
除菌流せるトイレクリーナー 20枚2P 198円
キレキラ トイレクリーナー 1枚で徹底おそうじシート クリーンフローラルつめかえ用 10枚×2P 286円

(価格はすべて税抜き・2023年11月時点)
 
シート1枚あたりの価格にすると約5〜15円ほどです。1回の掃除に1枚のシートを消費するとして、毎日掃除をする場合、1ヶ月で150〜450円の費用がかかります。
 

トイレットペーパーで掃除する場合

小売物価統計調査によるとトイレットペーパー1000mあたりの価格は797円です(2023年10月時点)。1回の掃除で1m使用する場合、1ヶ月で30m消費します。
 
トイレットペーパー1mあたりの価格は約0.8円のため、1ヶ月で24円の費用がかかります。便座クリーナーを利用するよりも掃除にかかる費用を節約できるでしょう。
 

雑巾で掃除する場合

雑巾でトイレ掃除を行う場合、不要になったタオルや衣類の切れはしを活用できるため、費用はかかりません。トイレ掃除を行う際、費用だけで比較してみると雑巾を利用する場合が、1番節約できるでしょう。
 

トイレ掃除のポイント

こちらでは、トイレ掃除を行う際のポイントを紹介します。掃除をしないと不衛生な環境になりやすいトイレ掃除ですが、あまりやりたくない家事の1つと考える人もいるでしょう。しかし、こまめに掃除しないと汚れがたまっていく一方です。ポイントを押さえて清潔なトイレを保ちましょう。
 

トイレ掃除は内から外・奥から手前に

トイレ掃除は基本的に、内から外・奥から手前に向かって行いましょう。まずは便座の内側から裏表、便器の奥側などから掃除をします。水や汚れがはねてしまっても、最後に壁や床を掃除するため問題ありません。
 
便座の内側はトイレ用洗剤とブラシを使って汚れをこすり落とします。ふちの裏に汚れがたまりやすいため、見落とさないようにしましょう。便座はシートやトイレットペーパー、雑巾などで拭きとっていきます。最後に、汚れがはねている可能性がある床や壁を拭きとっていきましょう。
 

尿石や黄ばみには酸性洗剤

尿石や黄ばみはアルカリ性の汚れのため、酸性洗剤を利用すると落ちやすい傾向にあります。便器内にトイレットペーパーを敷き、洗剤をかけてしばらく置けば、汚れがより落ちやすくなります。そのあとブラシでこすり落としましょう。
 

黒ずみには塩素系漂白剤

便器内の黒ずみ汚れは水や湿気によって発生したカビやほこり、水あかが原因の1つです。軽い汚れであれば酸性洗剤でも落とせますが、落ちにくい場合は塩素系漂白剤を利用しましょう。黄ばみ汚れ同様、トイレットペーパーを敷き、洗剤をかけてしばらく待ってからブラシでこすると比較的、ラクに汚れが落ちます。
 

まとめ

トイレは不衛生になりがちな場所のため、こまめな掃除が大切です。掃除頻度が高いため、掃除方法を工夫すると、節約につながります。掃除のポイントと節約できる掃除方法を把握して、家計にやさしいトイレ掃除を行いましょう。
 

出典

政府統計の総合窓口(e-stat)小売物価統計調査(2023年10月)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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