1~100円玉があわせて100枚たまった!まとめて「両替」はできる?
配信日: 2023.11.20
ためた小銭を紙幣に両替する場所といえば銀行ですが、手数料がどれくらいかかるのかは気になるところです。そこで本記事では、100枚の小銭を両替する場合にかかる手数料について、複数の銀行ごとにご紹介します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
銀行で小銭を両替するときの注意点
銀行で小銭を紙幣に両替する場合は、一度に両替できる小銭の上限枚数に注意しましょう。また、両替機や窓口で100枚の硬貨を紙幣に替える場合は、一定の手数料がかかります。
例えば、りそな銀行の窓口で小銭を両替する場合は、1~10枚まで220円、11~500枚までで770円、501~1000枚まで1540円の手数料がかかり、さらに500枚追加するごとに770円の手数料がかかります。
また銀行の中には、ATMで小銭を両替する際には、両替機専用カードを作成する必要があるところもあります。両替機専用カードの発行には、ご自身の通帳や届け出印などが必要な場合もあるため、若干の時間や手間がかかるでしょう。
100枚の硬貨を両替する場合にかかる手数料
100枚たまった硬貨を両替する場合にかかる手数料は、銀行によって異なります。100枚の硬貨を両替する場合にかかる手数料を、銀行ごとに表1にまとめました。
表1
銀行名 | 両替機で100枚の硬貨を両替する場合 | 窓口で100枚の硬貨を両替する 場合にかかる手数料 |
---|---|---|
みずほ銀行 | 400円 | 550円 |
ゆうちょ銀行 | ― | 550円 |
三井住友銀行 | 400円 | 770円 |
りそな銀行 | 400円 | 770円 |
※参考サイトを基に筆者作成
表1の通り、ほとんどの銀行では100枚の小銭を紙幣に両替できますが、一定の手数料がかかることが分かります。また両替する際は、窓口よりも両替機で交換したほうが、手数料は安く済みます。
100枚の硬貨を紙幣にするなら預け入れを活用しよう
100枚の硬貨であれば、ご自身の口座に預け入れをしてから、引き出す方法がおすすめです。例えば、みずほ銀行のキャッシュカードを持っていれば、100枚の硬貨を100枚までなら無料で預け入れられます。その後、通常通りに引き出せば、紙幣として手元に戻ってきます。
100枚の小銭を両替するために手数料を払うよりも、普段利用している銀行で、小銭を預け入れして引き出したほうが手数料は無料のため、お得でしょう。ただし、ご利用の銀行によっては小銭の預かり枚数に上限を設けているケースがあり、100枚以上の場合は手数料が発生するケースもありますので、注意が必要です。
出典
株式会社三井住友銀行 両替
株式会社みずほ銀行 その他手数料一覧
株式会社みずほ銀行 Q ATMで硬貨入出金がしたい。いつ、どこでできますか
株式会社ゆうちょ銀行 硬貨取扱料金早見表
株式会社りそな銀行 手数料情報
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー