更新日: 2024.01.29 その他暮らし

「電気毛布」vs「ホットカーペット」電気代はどちらがお得? それぞれのメリットや注意点についても解説

「電気毛布」vs「ホットカーペット」電気代はどちらがお得? それぞれのメリットや注意点についても解説
大寒を過ぎ、全国的に寒さのピークを迎えています。「エアコンは電気代が心配」という人におすすめなのが電気毛布とホットカーペットです。
 
本記事では電気毛布とホットカーペットの電気代はどちらがお得なのかを比較し、それぞれのメリット・デメリットや使用上の注意を解説します。

電気毛布の電気代

比較のためにまず電気毛布の電気代を計算します。今回、試算に使用するのはアイリスオーヤマの商品「電気しき毛布(EHB-F1480)」(140cm×80cm)です。
 
この商品の1時間あたりの消費電力は22.5Wh(ワットアワー)です。この商品は温度調整が可能ですが、温度ごとの消費電力の差は明記されていなかったので22.5Whで計算します。
 
公共社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会が定めている電気代の目安単価31円/kWh(キロワットアワー)(税込)を使用して計算します。電気代は1時間あたりの消費電力×使用時間×料金単価で計算できるため、以下の計算式となります。
 
約0.023(kWh)×1(時間)×31(円/料金単位)=約0.7円
 
1時間あたりの電気代は約0.7円なので、1日に5時間使用した場合の1ヵ月の電気代は約0.7円×5時間×30日=約105円となります。毎日5時間使っても1ヶ月で約100円とは驚きですね。
 

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ホットカーペットの電気代

ホットカーペットの電気代を計算するサンプルには、アイリスオーヤマの「ホットカーペット(IHC-20-H)」を使います。使用範囲の狭い電気毛布と比較するため、コンパクトな2畳用(176cm×176cm)を選択しました。
 
1時間あたりの消費電力は温度設定が「中」の時に約215Wh、「強」で約324Whとなっています。今回は設定温度を「中」にして使用すると仮定して計算します。
 
0.215(kWh)×1(時間)×31(円/料金単位)=約6.7円
 
1時間あたりの電気代は約6.7円なので、1日に5時間使用した場合の1ヵ月の電気代は約6.7円×5時間×30日=約1005円となります。この金額は電気毛布の電気代のほぼ10倍です。
 

メリット・デメリットと使用上の注意

電気毛布とホットカーペットにかかる1ヵ月の電気代は電気毛布が約100円、ホットカーペットが約1000円ということが分かりました。
 
この結果を見ると電気毛布の電気代の安さが際立ちますが、エアコンの暖房を毎日5時間使用した場合の1ヶ月の電気代が約3000円になることを考えると、ホットカーペットの電気代も十分安いと言えるでしょう。
 
ここからは電気毛布とホットカーペット、それぞれのメリット・デメリットに加え、使用上の注意点を紹介します。
 

電気毛布のメリット・デメリット

電気毛布のメリット・デメリットは以下の通りです。なお、電気毛布とホットカーペットに共通する内容は割愛しています。

【メリット】

●電気代が安い
●本体価格も安価なことが多い
●持ち運びやすい

【デメリット】

●広範囲は温められない

 

ホットカーペットのメリット・デメリット

ホットカーペットのメリット・デメリットには以下のものがあります。

【メリット】

●部屋の広さに応じてサイズを選べる
●カーペットとしても使用でき、収納の必要がない

【デメリット】

●部屋全体を温めることはできない

 

電気毛布とホットカーペットの使用上の注意点

電気毛布、ホッとカーペットともに電気代の安い便利な暖房器具である一方、使用する際には以下のことに気を付ける必要があります。

●脱水症状を起こさないよう、設定温度や水分補給に注意する
●長時間使用による低温やけどを起こさないよう、タイマーを活用する

 

まとめ

電気毛布とホットカーペットを比較したところ、電気毛布の電気代はホットカーペットの約10分の1ということが分かりました。
 
メリット・デメリットを踏まえ、家族構成や生活環境によって自分に合ったものを選んで冬を乗り越えましょう。
 

出典

公共社団法人全国家庭電気製品公正取引協議会 よくある質問Q&A
アイリスオーヤマ株式会社 電気毛布 EHB-F1480-LT
アイリスオーヤマ株式会社 ホットカーペット ベーシック IHC-20-H
 
執筆者:大久保いろ
FP2級

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