更新日: 2024.02.29 その他暮らし

自宅にテレビはないですが車に「カーナビ」が付いています。「NHK受信料」の支払いは必要でしょうか?

自宅にテレビはないですが車に「カーナビ」が付いています。「NHK受信料」の支払いは必要でしょうか?
自宅にテレビがなくても「カーナビがある場合は、NHK放送の受信料を支払わなければならないケースがある」と、聞いたことがある方もいらっしゃるでしょう。しかし、カーナビを取り付けたすべての車が、NHK受信契約の対象となるわけではありません。
 
そこで今回は、カーナビを取り付けた場合に、NHK受信契約の対象となるケースについて調べてみました。NHK受信契約の対象であるにもかかわらず、受信料を支払わずにいると「割増金」が発生するため、注意が必要です。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

カーナビがNHK受信契約の対象に!? 受信料を支払わなければならない条件とは?

自宅にテレビなどのNHK放送を受信できる機器がある場合は、NHKの受信契約を結んで、受信料を支払う必要があります。しかし、NHK放送を視聴する術がまったくない場合は、契約の対象とはなりません。
 
NHKでは、テレビ以外でも、ワンセグ放送が受信できる携帯電話・スマートフォン・カーナビ・パソコンなどの機器が、受信契約の対象になる旨を明記しています。
 
NHKの受信契約は世帯単位ですので、自宅にテレビ・パソコン・スマートフォン・カーナビなど、NHK放送を受信できる機器が複数ある場合でも、受信契約は1件のみです。
 
ただし、事業者は設置場所ごとに受信契約が必要となるため、ワンセグ機能付きのカーナビを取り付けている場合は、自動車ごとに受信契約を結ばなければならない点に注意が必要です。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

NHK受信契約の対象者が受信料の支払いをしないでいると「割増金」が発生!

自宅にテレビがなくても、ワンセグ機能付きのカーナビを車に設置している場合は、NHK放送の受信料を支払う必要があります。
 
しかし「黙っていれば大丈夫」と考える方も少なからずいらっしゃるようです。NHK受信契約の対象でありながら、受信料の支払いをしないでいると、割増金が発生しますので、注意が必要です。
 
割増金制度は、2023年4月1日から導入されました。割増金の対象となるのは「不正な手段により受信料の支払いを免れた場合」と「正当な理由がなく期限までに受信契約の申し込みをしなかった場合」です。
 
いずれの場合も、支払いをしないでいた間の受信料と、その受信料の2倍に相当する金額が、割増金として請求されます。
 

自宅にテレビがなくても車にカーナビがあれば要注意! 条件を確認したうえで早めに対処しよう

自宅にテレビがなければ、NHKの受信料は払わなくてもいいと考えている方もいらっしゃるでしょう。
 
しかし、車に設置しているカーナビがワンセグ機能付きでNHK放送を受信可能である場合は、受信料を支払う義務が生じます。NHKの受信契約を結んでいない方は、車のカーナビも含めて、自宅にNHK放送を受信できる機器を持っていないかを確認して、早めに対処するようにしましょう。
 
支払い義務が生じているにもかかわらず、契約をしていなかったり支払いをしていなかったりする場合は、割増金が発生することがありますので、注意が必要です。
 

出典

日本放送協会(NHK)
 よくある質問集

  携帯電話・スマートフォン、カーナビ、パソコンで放送を受信可能な場合は受信料が必要か
  自動車に取り付けたテレビの受信契約は必要か
 受信料の窓口 受信料の割増金制度について
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集