更新日: 2024.03.08 その他暮らし
【終電を逃した!】「タクシーで帰宅」するよりも「24時間サウナに一泊」した方がお得でしょうか?
しかし、距離によっては運賃が割高になるため、朝まで営業している施設で過ごすほうが費用が安く済む場合もあります。
本記事では、タクシーで帰宅する場合と、24時間サウナへ宿泊した場合での費用を比較します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
タクシーで帰宅する場合
今回は、駅から自宅までの距離を30キロメートルと仮定して計算します。
一般社団法人東京都個人タクシー協会の「運賃料金表」によれば、東京23区・武蔵野市・三鷹市の運賃は、以下の通りです。
・距離制運賃の場合:初乗り(1.096キロメートルまで) 500円、加算(255メートルまでを増すごとに) 100円
22~5時までの間は、深夜・早朝割増として、2割増しの料金が適用されるケースが多いようです。
同ホームページによれば、深夜・早朝割増の場合は「距離短縮方式」により、以下のように料金が計算されます。
●初乗り距離
1096メートル ÷ 1.2 = 913.333メートル
●加算距離
255メートル ÷ 1.2 = 212.5メートル
以上を踏まえて、30キロメートルの距離を乗車する場合の料金を計算します。
●初乗り料金
913.333メートルで500円
●加算距離分の料金
残りの2万9086.667メートルは、212.5メートルごとに137回加算されるため、1万3700円
初乗り料金の500円と合わせて、1万4200円となります。
24時間サウナを利用する場合
次に、24時間サウナを利用する場合の費用です。
24時間サウナの費用相場は、以下の通りです。
・入館料金、入浴料金 平日は2300~2700円、土日祝は2800円
さらに相場として、上記の料金に早朝・深夜の料金が1700~2300円ほどかかります。そのため、平日であれば約4000円、土日祝の場合は5000円ほどになります。タクシーと比べると、いずれも1万円ほどは費用が安く済みます。
もし、タクシーで帰宅する場合の費用が高いと感じたならば、サウナで一泊して、始発を待つ方法をおすすめします。
深夜や早朝は眠気や疲れなどもあり、サウナを楽しむ余裕や身体状況ではないこともあるでしょう。サウナ施設だけではなく、仮眠をとったり、一休みできるインターネットカフェなどの利用も検討しましょう。
インターネットカフェの場合には、さらに費用をおさえられる可能性もあります。
24時間サウナを利用したほうが費用は安い
24時間サウナに一泊したほうが、タクシーでの帰宅よりも、費用が1万円ほど安く済むことが分かりました。
サウナなどの施設も利用できて、休憩もできるため、安く済むことのほかにもメリットがあるともいえるでしょう。
しかし、タクシーの料金や、24時間サウナの料金は、お住まいの地域やそれぞれの施設、またご自宅との距離においても異なります。割増や追加料金についても確認が必要でしょう。
終電に間に合わなかったり、乗り過ごしてしまったりした場合に備えて、あらかじめ周辺地域のタクシーや施設の相場を、確認しておくことをおすすめします。
出典
一般社団法人東京都個人タクシー協会 運賃料金表
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー