更新日: 2024.03.11 その他暮らし

毎日忙しくて「公共料金の支払い」をついつい忘れてしまいます。これって信用情報に傷がつきますか?

毎日忙しくて「公共料金の支払い」をついつい忘れてしまいます。これって信用情報に傷がつきますか?
公共料金の支払いをつい忘れてしまい、支払いを催促する通知書が届いてしまったという経験をしたことがある人もいるのではないでしょうか。
 
クレジットやローンの契約・申し込みに関する情報を、「信用情報」といいます。支払いの滞納や遅延が発生すると「信用情報に傷がつく」といいます。また、公共料金の支払いを滞納してしまった場合も、信用情報に傷がつくのか気になる人も多いでしょう。
 
本記事では、公共料金の延滞による信用情報への影響や、支払いを忘れないための工夫などをご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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公共料金の延滞による信用情報について

信用情報は、支払いの延滞や債務整理、自己破産などにより傷がついてしまいます。信用情報に傷がつくと、新たにローンを組めなくなったり、クレジットカードが停止されてしまったりなど、さまざまな支障をきたすため、傷がつかないよう注意が必要です。
 
株式会社シー・アイ・シーでは、「公共料金のお支払いをクレジット会社のカード決済をご利用にならず、銀行口座等からの引き落としで直接お支払いされている場合は、信用情報機関への登録はございません。」と記載されています。
 
上記より、銀行口座からの引き落としや納付書での支払いの場合、信用情報に傷はつかないことが分かりましたが、公共料金の支払い遅延は督促状の送付や訪問などにより各管轄の担当者に負担をかけてしまうため、必ず期限内に支払うようにしましょう。
 

公共料金の支払いを忘れないために

公共料金の支払い方法は複数あります。毎月納付書で支払いを行おうとすると、うっかり忘れてしまう可能性があるでしょう。こちらでは、支払い忘れを防ぐ方法を三つ紹介します。
 

銀行口座の振替サービスを利用する

あらかじめ電気会社やガス会社など、ライフラインを扱っている会社で銀行口座の登録を行い、自動的に料金が引き落とされるよう設定しておくと、支払い忘れが発生しません。ただし、申し込み内容の確認が発生し、口座登録から引き落としまでに時間を要する場合があります。
 
最初の1回は納付書による支払いになる可能性も視野に入れましょう。また、口座の残高が不足していると引き落としが行えません。必ず支払い分の金額以上を入れておくようにしましょう。
 

クレジットカード払いを利用する

公共料金は、クレジットカード払いも利用可能です。クレジットカードに登録してある銀行口座から自動で引き落とされるため、支払い漏れが発生しにくいでしょう。複数の公共料金をすべてクレジットカード払いにまとめれば支払いも一括で済むため、家計簿をつけやすいメリットがあります。また、クレジットカードのポイントも貯まりやすくなります。
 
ただし、クレジットカードには利用限度額があるため、上限を超えないよう注意が必要です。公共料金以外にも、普段の買い物でクレジットカードをメインにしている場合は、とくに意識しましょう。買い物で使用した金額が利用限度額に近いと、公共料金の引き落としが行われない可能性があります。
 
利用限度額の引き上げや、普段の買い物でクレジットカードを利用する際に自分で上限を設けるなどの工夫が必要です。
 

納付書のバーコード決済を利用する

公共料金の納付書には、バーコードが記載されているものもあります。納付書を銀行や郵便局、コンビニなどに持ち込んで支払いをするのは手間と感じる人もいるでしょう。後で支払おうと思って先延ばしにしていると、支払期限を過ぎてしまうリスクがあります。
 
バーコードが記載されているものであれば、スマートフォン決済が可能です。自宅に納付書が届いたらその場ですぐに行えるため、支払い忘れが減るでしょう。
 

公共料金の延滞は支払い方法によって信用情報に傷がつく

公共料金の延滞により信用情報に傷がつくかどうかは、支払い方法によって異なります。窓口納付や口座振替、スマートフォン決済などでは、信用情報は登録されません。しかし、クレジットカード払いを選択していて、残高不足で引き落としができなかった場合は信用情報に傷がつくおそれがあります。
 
公共料金の支払い忘れを防ぐためには、自動引き落としの利用がおすすめです。残高不足にならないよう公共料金用の口座を作成して、毎月一定金額を確保しておくといいでしょう。
 

出典

株式会社シー・アイ・シー 公共料金の延滞も登録されますか?
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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