更新日: 2024.05.17 その他暮らし

仏壇を処分したいのですが、「粗大ごみ」にそのまま出せますか?撤去費用がいるのでしょうか?

仏壇を処分したいのですが、「粗大ごみ」にそのまま出せますか?撤去費用がいるのでしょうか?
「買い替え」「後継ぎがいない」などの理由で、仏壇を処分したい場合があります。
 
しかし、仏壇はどうやって処分すればよいのか分からない方もいらっしゃるでしょう。宗派にもよりますが、仏壇を処分する際は「魂抜き(閉眼供養)」を行う必要があります。
 
そこで今回は、仏壇を処分する方法や費用目安について調べてみました。粗大ごみとして処分する方法もご紹介しますので、参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

ファイナンシャルプランナー

FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。

編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。

FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。

このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。

私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。

仏壇の一般的な処分方法と費用目安

仏壇は先祖代々引き継ぐものですが、子どもを持たない夫婦や生涯独身の人が増えている昨今、後継ぎがいないために仏壇の処分を検討している家庭もあるようです。
 
また、引っ越しなどを機に新しい仏壇に買い替えるケースも考えられます。
 
仏壇を処分する際は、宗派にもよりますが、移動させる前に「魂抜き(閉眼供養)」を行うことが一般的です。そのため、基本的に「魂抜き(閉眼供養)の費用+処分費用」が発生します。依頼する業者にもよりますが、魂抜き(閉眼供養)の費用相場は以下の通りです。

【A社】
●宗派指定なし:3万3000円/宗派指定あり:+5500円
 
【B社】
●宗派指定なし:5万円/宗派指定あり:5万5000円

仏壇の処分費用は、大きさによって異なりますが、【B社】の場合の料金目安は以下の通りです。

●幅60センチメートル未満:2万2000円
●幅80センチメートル未満:2万7500円
●幅100センチメートル未満:3万8500円
●幅100センチメートル以上:要相談

仏壇以外にも位牌(いはい)や仏具がある場合は、量に応じて別途費用がかかる場合があります。
 
処分を依頼する際は、僧侶の車代や心付けなどの費用が別途かかる場合もありますので、事前に確認しておくと安心です。
 

【PR】おすすめの住宅ローン

auじぶん銀行

au-bank
おすすめポイント

・がん診断保障に全疾病保障を追加
・住宅ローン人気ランキングNo.1!

変動
0.179 %

※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ
当初10年固定
%

※当初期間引下げプラン
当初20年固定
%

※当初期間引下げプラン
詳しくはこちら

【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。

※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。

※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。

※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます

・変動金利について
※2024年7月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※ J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。

人目を気にしなければ「粗大ごみ」として処分することも可能

仏壇は「粗大ごみ」として出すことも可能です。
 
例として新宿区の場合は、仏壇は「箱物家具」に分類され、最長辺と2番目に長い辺の合計に応じて以下の手数料がかかります。

●135センチメートル以下:400円
●180センチメートル以下:900円
●270センチメートル以下:1300円
●360センチメートル以下:2300円
●360センチメートル超:3200円

ただし、粗大ごみは、お住まいの市区町村のルールに従って出すようにしましょう。
 
魂抜き(閉眼供養)は法律で定められているわけではなく、しなくても罰則は生じません。しかし、家族など周囲の人の心情を考えて、相談したうえで処分するようにしましょう。
 

仏壇の処分は魂抜き(閉眼供養)と処分料金が必要! 粗大ごみに出すことも可能

仏壇を処分する際は、移動する前に魂抜き(閉眼供養)をしてから処分することが一般的です。魂抜き(閉眼供養)の費用は、業者に応じて3万~5万円ほど、処分費用は仏壇の大きさに応じて2万円~3万5000円ほどです。
 
人目を気にしなければ、仏壇の大きさに応じて400円~3200円ほどの手数料で「粗大ごみ」として処分することもできます。その際は、お住まいの市区町村のルールに従うとともに、家族や周囲の人の心情を考えて、供養などについても含めて相談しておくようにしましょう。
 

出典

新宿区 粗大ごみの処理手数料一覧
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

ライターさん募集