高校生がファミレスのドリンクバーだけで「2時間」居座っていた!店側の収益はどうなる?
配信日: 2024.06.04
なかには、ドリンクバーだけを注文して2時間ほど滞在する方もいるようです。長居する客を見て「お店に迷惑がかかっていないか」心配になる方もいるでしょう。
そこで今回は、ドリンクバーだけを注文した場合の店の収益や、長時間の滞在に対する店側の対応について調べてみました。ファミレスは使い勝手がよくて便利ですが、マナーを守ることも大切ですから、参考にしてみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
ファミレスでドリンクバーだけを注文して長居すると店側の収益はどれくらい?
ファミレスでドリンクバーだけを注文して2時間滞在した場合、店側はどれだけの収益が得られるのか気になる方もいるでしょう。多くのファミレスでは、ドリンクバーを単品または食事とのセットで提供していて、価格目安は以下の通りです。※すべて税込み価格
【ファミレスA】
・300円(セットの場合は200円)
【ファミレスB】
・470円~570円(セットの場合は270円~370円)
【ファミレスC】
・495円(セットの場合は352円)
ドリンクバーでは、ホット・コールドを含めさまざまな種類のドリンクを提供しています。店舗やドリンクの種類にもよりますが、原価は1杯20円前後であるといわれています。
例えば、濃縮シロップを水や炭酸水で割るドリンクは15円程度、果汁100%のジュースなどは30円程度のようです。
ドリンクバーの単価が300円~570円だとすると、2時間の滞在で原価20円のドリンクを5杯飲んだ場合に、店の収益は200円~470円程度と計算できます。ただし原価だけでなく、機械や設備の使用料、エネルギーコスト、人件費なども含めると、収益はさらに低くなると考えられます。
お店のことを考えると、長時間滞在する場合は、ドリンクバーだけでなく食事を注文するのもいいでしょう。
ファミレスの一般的な滞在時間と長時間滞在する客への対応は?
ファミレスの平均滞在時間は、50分~70分程度であるといわれています。株式会社すかいらーくホールディングスが行った調査でも、店内の平均滞在時間は50分/人とのことです。しかし、なかには2時間、またはそれ以上の長時間滞在をする人もいるようです。
ファミレスの会社や店舗にもよりますが、基本的に時間制限を設けていない所が多いようです。しかし長時間滞在する際は、以下の点に注意をして、マナーを守った利用をする必要があるでしょう。
・店舗によっては時間制限を設けている所もある
店舗によっては「120分制」「90分制」など、時間制限を設けている所があります。また店内での学生の勉強を禁止している店舗もあるようです。店舗を利用する前に、注意書きなどを確認し、特に制限がない場合でも店員に声をかけられた場合は指示に従うようにしましょう。
・混雑する時間帯は長時間滞在を遠慮する
ファミレスには、ランチタイムやディナータイムなど混雑しやすい時間帯があります。客が並ぶような混雑時には、長時間滞在は店側にとって迷惑になるでしょう。長時間滞在が禁止されていない店舗でも、時間帯や混雑状況を考慮することは大切なマナーです。
長時間滞在の可否は店舗によって異なる! 長居する際はマナーを守ってほどほどに
ファミレスでの滞在時間に関しては、特に制限を設けていない店舗が多いようです。特に制限がない場合は、ドリンクバーだけで長時間滞在したとしても、営業妨害とはみなされないと考えられます。
しかし店舗によっては、時間制限を設けていたり、学生の勉強を禁止していたりする場合もあるため注意が必要です。長時間滞在する場合は、ドリンクバーだけではなく食事も注文するなど、店側の収益も考えるといいでしょう。また混雑する時間帯を避けたり周囲の客に迷惑にならないようにしたりして、マナーと店側のルールを守って利用しましょう。
出典
株式会社すかいらーくホールディングス すかいらーくグループ ストアポケット
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー