更新日: 2024.09.22 子育て

妻が「7万円のベビーカーがほしい」と言っています。数年しか使わないなら「3万円」くらいのもので充分だと思うのですが、高価な分使いやすいのでしょうか…?

妻が「7万円のベビーカーがほしい」と言っています。数年しか使わないなら「3万円」くらいのもので充分だと思うのですが、高価な分使いやすいのでしょうか…?
赤ちゃんとのお出かけで活躍するベビーカー。ベビー用品店に出向くと、選ぶのが大変なほど多くのベビーカーが陳列されています。価格を見てみると、1万円ほどで購入できるものから10万円以上するものなどさまざまです。赤ちゃんを乗せるという目的は同じはずなのに、どうしてベビーカーの価格はこんなにもバラつきがあるのでしょうか?
 
本記事では、ベビーカーの価格はどうして違うのか、また、7万円以上する高価なベビーカーを選ぶメリットについて解説します。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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ベビーカーにはA型・B型がある

ベビーカーは製品安全協会が定めたSG基準に基づきA型・B型の2種類に分類されています。
 
A型ベビーカーは、新生児期を過ぎた生後1ヶ月または首がすわった生後4ヶ月頃から利用できるものです。背もたれをほぼ水平に倒せる・対面式にできるタイプがあるなどの特徴があります。
 
一方、B型ベビーカーは、お座りができる生後7ヶ月頃から使用できるベビーカーで、A型ベビーカーよりもコンパクトなので気軽にお出かけしやすいのが特徴です。
 
A型ベビーカーを購入して、子どもがベビーカーを卒業するまでA型を使い続ける人や、途中でB型ベビーカーに買い替える人など選び方はさまざまです。ほかにも、B型ベビーカーはA型に比べると価格が安いため、生後7ヶ月までは抱っこ紐を使い、その後B型ベビーカーを買うという人もいるようです。
 

A型ベビーカーの価格の違いは?

A型ベビーカーの価格にバラツキがあるのは、装備・メーカー・デザインなどの違いがあるからです。しかし、比較的安価なベビーカーだからと言って、安全面が不安というわけではありません。自動車がメーカーやデザイン、車種により価格が異なるのと同じです。
 
高価なベビーカーは、基本的な機能に加えて、衝撃を吸収して赤ちゃんへの負担を軽くするためのクッションがシートに使われていたり、走行性を追求したタイヤが付いていたりします。さらに、対面・非対面の切り替えが簡単にできるようになっているなど、赤ちゃんと保護者がより快適にお出かけできる装備になっています。
 
同じような装備でもメーカーによってベビーカーの価格は異なりますし、同じメーカーでもデザインや販売店舗により価格が異なる場合もあります。
 

高価なベビーカーを使うメリット

最近では、10万円以上するベビーカーを使っている人も珍しくありません。高級ベビーカーを購入する1番大きなメリットはやはり、機能性でしょう。
 
価格が高いベビーカーは、大きな荷物カゴが付いていて一度にたくさんの荷物を収納できる、タイヤにサスペンションと呼ばれるバネがついていて小さな段差を難なく乗り越えられる、片手で簡単に折りたたみができてコンパクトに収納できるなどの特徴があります。
 
お出かけが多い人であれば、ベビーカーの使い勝手はとても重要になってきます。生活スタイルやニーズに合わないベビーカーはストレスの原因にもなりかねません。また、気に入ったデザインのベビーカーを選ぶと気分良く使えるので、より楽しくお出かけができるというメリットもあります。
 

生活スタイルやニーズに合ったベビーカーを選ぼう

安全基準を満たしているのであれば、比較的安価なベビーカーを選んでも、安全性に問題はなく充分赤ちゃんとのお出かけを楽しむことができます。高価なベビーカーは高価である分、便利な機能がついていることが多いので魅力的に見えますが、予算の都合や、自分には不必要な機能だという場合もあるでしょう。
 
ただ、価格だけを判断基準にしてベビーカーを選ぶと後悔することもあります。ベビーカーの使用頻度や生活スタイルを考え、夫婦で納得できるベビーカーを選びたいですね。
 

出典

製品安全協会CPSA ベビーカーのSG基準(公開用)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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