マイナンバーカードの機能を「スマホ」に入れたら何ができる?医療費節約にもつながる便利な使い方とは?

配信日: 2024.09.21

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マイナンバーカードの機能を「スマホ」に入れたら何ができる?医療費節約にもつながる便利な使い方とは?
2024年12月には現行の健康保険証の新規発行が終了して、マイナンバーカード健康保険証(以下:マイナ保険証)の本格運用が開始されることもあり、マイナンバーカードの取得率は高まってきているようです。総務省によると、2024年9月15日時点の人口に対するマイナンバーカードの有効申請受付数は82.8%となっています。
 
また、マイナンバーカードの機能をスマートフォンに搭載すると、さらに便利に利用できるようになるようです。
 
本記事では、マイナンバーカードの機能をスマートフォンに搭載させてできることや、医療費の節約につなげる方法などを詳しくご紹介します。
FINANCIAL FIELD編集部

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マイナンバーカードの機能をスマートフォンに搭載させてできることは?

デジタル庁によれば、マイナンバーカードを持っている方は、マイナポータルアプリから自分のスマートフォンに「スマホ用電子証明書」の搭載の申し込みをすることができるとのことです。マイナポータルとは行政手続きのオンライン窓口のことで、これにより、子育て支援や引っ越しなどの手続きについてオンライン申請することが可能となります。
 
また、銀行の口座開設や各種証明書のコンビニ交付サービスの利用などもできるようになります。マイナンバーカードの機能をスマートフォンに搭載させることで、マイナンバーカードを携帯していなくても、スマートフォンがあればいつでもどこでも行政手続きができるようになるでしょう。
 

マイナ保険証の利用で医療費を節約できるなどのメリットがある

マイナンバーカードは健康保険証として利用登録をすることで、医療機関や薬局で利用できます。厚生労働省によると、今後はマイナ保険証を基本とすることになるため、2024年12月2日以降、現行の健康保険証の新規発行は終了となります。
 
マイナ保険証にはさまざまなメリットがありますが、従来の健康保険証を使用した場合と比べて医療費が少し安くなることもそのひとつです。全国健康保険協会によれば、従来の健康保険証に比べて、マイナ保険証を使うと初診では20円、再診では10円医療費を節約でき、自己負担も抑えられます。
 
また、各種手続きのための負担が軽減されるというメリットもあります。例えば、医療費が高額になった際は窓口負担の軽減のために「限度額適用認定証」の申請が必要ですが、マイナ保険証ならこうした手続きは不要です。
 

マイナンバーカードの機能をスマートフォンに搭載させるには?

現時点では、一部のAndroidのスマートフォンにマイナンバーカードの機能を搭載させることは可能になっていますが、iPhoneにはまだ対応していません。デジタル庁によれば、2025年春には搭載が可能になる予定のようなので、詳細が発表されるのを待ちましょう。
 
Androidのスマートフォンにマイナンバーカード機能を搭載させるためには、マイナポータルアプリをダウンロードし、スマホ用電子証明書の利用申請および利用登録を行う必要があります。
 
事前に、自分のマイナンバーカードおよび署名用電子証明書と暗証番号を用意してから登録を行うとよいでしょう。
 

医療費節約にはマイナ保険証の利用が必要|スマートフォンへの搭載でマイナンバーカードがもっと便利に

現段階で、マイナンバーカードの機能は一部のスマートフォンに搭載可能となっています。スマートフォンならではの活用法により、今よりさらに便利にマイナンバーカードを利用できるようになる可能性があります。
 
また、マイナンバーカードを健康保険証として利用することで、従来の健康保険証を使った場合よりも自己負担を軽減することが可能です。
 
今後、もっと便利に、そしてお得にマイナンバーカードを利用できるようにするために、詳しく確認しておくとよいでしょう。
 

出典

厚生労働省 国民向けマイナンバーカードの利用案内サイト
総務省 マイナンバー制度とマイナンバーカード マイナンバーカード交付状況について
デジタル庁 マイナンバー(個人番号)制度・マイナンバーカード スマホ用電子証明書搭載サービス
デジタル庁 マイナンバーカード機能のiPhoneへの搭載について
全国健康保険協会ホームページ
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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