「レンタルバイク」にハマり、ついには自分のバイクを購入したという友人。初期費用や維持費はどのくらいかかるのでしょうか?

配信日: 2024.11.06

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「レンタルバイク」にハマり、ついには自分のバイクを購入したという友人。初期費用や維持費はどのくらいかかるのでしょうか?
昨今日本でも普及しているシェアリングエコノミー。バイクにもその波は波及しており、「レンタルバイク」の需要は年々高まっています。レンタルバイクを体験してバイクの魅力を知ることで、自分用のバイクが欲しいと考える人も出てくることでしょう。
 
それでは、自分用のバイクを購入し、維持していくためには、どのくらいの費用がかかるでしょうか。
 
本記事では、バイクの購入・維持にかかる費用が気になる人に向けて、バイクの初期費用と維持費をご紹介します。バイクの購入を検討している人は、ぜひ最後までお読みください。
FINANCIAL FIELD編集部

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バイクの初期費用

まずは、バイクの初期費用をご紹介します。バイクの初期費用はバイク本体の価格に加えて、購入時から納車日までに必要となる「整備手数料」や強制的に加入が必要な「自賠責保険の保険料」などがかかります。バイク本体の価格以外の費用は表1の通りです。
 
表1

費用 金額
整備手数料 2万円
登録手数料 1800円
軽自動車税・自動車重量税 1万円弱
自賠責保険の保険料 7000円~1万4000円程度
装備品 3万円~20万円

二輪免許を取得していない場合、上記の費用に加えて二輪免許取得費用が「20万円程度」かかることになります。また、上記の費用は最低限必要な費用であり、任意保険加入費用やカスタム費用を加えるとなるとさらに増加します。
 
上記の費用を合算すると、最低でも約7万円がかかることになります。自賠責保険を何ヶ月で契約するか、装備品のグレードのどの程度にするかによっても初期費用は異なるため、ご自身の状況に合わせて試算することをおすすめします。
 

バイクの維持費

次に、バイクの維持費をご紹介します。バイクの維持費は先ほどご紹介した「自賠責保険の保険料」や「軽自動車税・自動車重量税」に加えて、「車検費用」や「駐車場代」、「ガソリン代」などがかかります。
 
契約する駐車場やバイクの乗車頻度・走行距離などに応じて費用は異なるため、一概にいくらとはいえません。
 

バイクの本体価格

最後に、バイクの本体価格をレンタルバイクの利用料と比較してご紹介します。ここでは本田技研工業株式会社(以下「ホンダ」)の商品を参考に本体価格を記載します。
 
ホンダでは20万円台のバイクから350万円弱のバイクまで、幅広い価格のバイクが販売されています。仮に100万円のバイクを24回払い(2年間)で購入した場合、月々の費用は「約4万2000円」になります。
 
分割払いの利息も考慮すると、月々の費用は「約4万8000円」になります。参考までに、バイクの本体価格と分割払いの回数ごとの月々の費用(分割払いの金利考慮)を表2でご紹介します。
 
表2

バイクの本体価格 12回分割 18回分割 24回分割
80万円 約7万2000円 約5万0000円 約3万9000円
100万円 約9万0000円 約6万2000円 約4万8000円
120万円 約10万8000円 約7万5000円 約5万8000円

出典: JCB「ショッピング分割払いのシミュレーション」より筆者作成
 
ホンダはレンタルバイクも提供しており、金額は排気量ごとに異なります。各車種を24時間コースでレンタルした場合の費用を抜粋してご紹介します。
 
表3

車種 費用(24時間コース)
CT125・ハンターカブ 6000円
CBR250RR 1万1500円
GB 350 1万3000円
XL750 TRANSALP 1万8000円

出典:ホンダドリーム世田谷「レンタルできるバイク一覧」より筆者作成
 
上記の表で記載した4車種の平均レンタル価格は「1万2125円」です。仮にこの金額でバイクをレンタルした場合の月々の費用を、バイクを購入した費用と比較してご紹介します。
 
表4

費用
レンタルバイク(月2回) 2万4250円
レンタルバイク(月4回) 4万8500円
新車で購入(100万円・24回払い) 約4万8000円

出典:ホンダの公式サイトより筆者作成
 
表4からは、月に4回レンタルバイクを利用する費用が、100万円のバイクを24回払いで購入する費用と同程度であることが分かります。
 

乗車頻度や予算に応じて、新車購入かレンタルバイクか検討しましょう

本記事では、バイクの初期費用と維持費を、レンタルバイクの費用と比較してご紹介しました。バイクの本体価格に加えて維持費もかかる新車の購入は、支払いが完了するまではレンタルバイクよりも費用が高くついてしまう可能性があります。
 
したがって、新車を購入するかレンタルバイクの利用を継続するかは、バイクの乗車頻度や予算に応じて選ぶことをおすすめします。
 

出典

本田技研工業株式会社 バイクラインアップ
本田技研工業株式会社 ホンダGOバイクレンタル ホンダドリーム世田谷
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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