更新日: 2024.11.28 その他暮らし
ガソリン代の高騰で「自転車通勤」を開始! 片道5kmで坂道もあるので「電動自転車」を買いたいのですが、高くてもそれだけの価値はありますよね…?
自転車通勤はさまざまなメリットがありますが、通勤距離が長かったり坂道が多かったりすると、体力的にきついと感じることもあるでしょう。その場合、「電動自転車」を購入することで、きつさを軽減できるかもしれません。
本記事では自転車通勤のコストやメリット、電動自転車を選ぶべきかどうか解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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自転車通勤のコストとメリット
車通勤から自転車通勤にすると、コスト面含めどのようなメリットがあるのでしょうか?
自転車と一口に言っても、一般的なママチャリからクロスバイクまでさまざまです。自転車の種類によっては100万円以上する場合もありますが、一般的なシティサイクルでは3万~5万円程度の予算を見ておけば、走行性能や利便性を兼ね備えた自転車が見つかるでしょう。
一方、電動自転車の価格は物によって異なりますが、一般的にシティサイクルよりも高めで、大体8万~20万円程度です。通常の自転車よりは高価なものの、車よりは購入価格はだいぶ抑えられるといえるでしょう。
自転車通勤のメリットとしては、健康増進や気持ちのリフレッシュなどが挙げられます。自転車を運転することで運動になり、ダイエットの効果も期待できます。朝の光を浴びながらフレッシュな空気を肌で感じることに気持ちよさを感じることもあるでしょう。
また、自転車は自動車のように排気ガスを出すこともないため、地球に優しい乗り物ともいえます。
さらに、電動自転車ならではのメリットとしては、特に坂道などでは移動が楽になる点が挙げられます
車通勤と比べると自転車通勤はどれくらいコストメリットがあるのか?
車通勤と比べると、自転車通勤ではどれくらいコストメリットがあるのでしょうか? 車通勤でガソリン代が自己負担の場合、自転車通勤にするとガソリン代がかかりません。
資源エネルギー庁によると、11月18日(月)時点のレギュラーガソリンの全国平均は1リットルあたりで174.8円です。
そのため、仮に燃費が1リットルあたり20キロメートルの自動車にて本記事のように片道5キロメートル通勤する場合、毎日の往復にかかるガソリン代は次のとおりです。
174.8円÷20キロメートル×10キロメートル=87.4円
こちらは1日あたりですので、1ヶ月(20日勤務)で1748円、年間では2万976円かかります。
なお、車を保有すると維持費もかかります。ソニー損害保険株式会社によると、1ヶ月あたりの車の維持費は平均で1万3900円です。一般的に、シティサイクルや電動自転車の維持費はここまでかかりませんので、長期的なランニングコストの観点からでも、自動車よりも自転車のほうがコストメリットはあるでしょう。
片道5キロメートル坂道通勤の場合、電動自転車を選ぶべき?
車通勤から自転車通勤にすることで、コストを含めさまざまなメリットがあります。自転車通勤の中でも、シティサイクルから、電動自転車にしたほうが良いのはどのような場合でしょうか。
例えば、本記事のように、片道5キロメートルとある程度の距離がある場合、通常の自転車よりも電動自転車のほうが移動は楽になり、疲労を軽減しつつ快適な通勤が可能となります。また、電動自転車では坂道でも電動アシストでスムーズに走行が可能です。
片道5キロメートルで坂道も多く、通勤に体力をかなり消耗している場合、電動自転車を選択する価値はあるでしょう。
まとめ
自転車通勤は、車通勤と比べると健康面や経済面でのメリットがあります。また、シティサイクルなどで通うのが体力的にきつい場合、電動自転車は有効です。
とはいえ、片道5キロメートルで坂道が多い全ての場合で、電動自転車がおすすめなわけではありません。健康やダイエット目的での運動を兼ねて自転車を使用しているような場合、シティサイクルのほうが適度な負荷がかかりおすすめの場合もあります。
自転車通勤をする目的や体力、コストシミュレーションなどを踏まえ、電動自転車にするかどうか検討しましょう。
出典
資源エネルギー庁 石油製品価格調査
ソニー損害保険株式会社 ソニー損保「2024年 全国カーライフ実態調査」
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー