更新日: 2024.11.29 その他暮らし
友人が「SDカード」を使ってお得に食事をしていました。無事故無違反であれば誰でももらえるのでしょうか?
この記事ではSDカードとはどのようなものかとあわせて、お得になるものの例をまとめました。申請方法もご紹介していますので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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SDカードとは
SDカードとは、自動車安全運転センターが発行している「安全運転者」を示すカードです。誰でも取得できるわけではなく、証明日以前に1年以上事故・違反などの記録がない場合に申し込めます。無事故・無違反証明書または運転記録証明書の申し込みが必要で、事故や違反などの記録がない場合は、証明書に添えてSDカードが渡されるようです。
SDカードは全5種類用意されており、無事故・無違反の継続年数によって色に違いが設けられています。
・1年以上2年未満:SDグリーンカード
・2年以上4年未満:SDブロンズカード
・4年以上10年未満:SDシルバーカード
・10年以上20年未満:SDゴールドカード
・20年以上:SDスーパーゴールドカード
なお、前述の通り、SDカードの発行に運転経歴に関する証明書の発行をする必要があるため、交付手数料として670円(消費税非課税)が必要です。有効期限は設けられていないようですが、自動更新されるものではないため、券面を変更したい場合は、タイミングを見て自分自身で申請しなければならないことも覚えておきましょう。
SDカードでお得になるものの例
SDカードを所有していると、さまざまなサービスの特典を受けられます。特典は提携している店舗や企業によって異なりますが、料金の割引をおもな内容として設定している企業が多いようです。
業種についても幅広く、引っ越し業者やホテル、紳士服、レンタカーなど、さまざまな優遇店が存在します。そのため、日常で利用しているサービスが該当しているケースも十分に考えられるでしょう。あるホテルでは宿泊料金の10%割引を行っています。
また、提携しているレンタカー会社では基本料金から5%割引を実施しているケースも見られました。
注意点としてあげられるのは、SDカードの発行から1年や3年などの期限を設けている企業がある点です。これらの期限を超えてしまうと特典の利用はできないでしょう。また、自動車安全運転センターに掲載されている内容から特典が変わっていることもあるようなので、利用したい店舗やサービスがある場合は、事前に問い合わせておくといいでしょう。
SDカードの申請方法
SDカードを申請するには、証明書申込用紙の記入が必要です。証明書申込用紙は、警察署や交番、駐在所、各センター事務所に用意されているため、もらいに行けば問題ないでしょう。
証明書申込用紙に必要事項を記入したら、手数料を添えて最寄りのゆうちょ銀行・郵便局・センター事務所の窓口への申し込みが必要です。
なお、証明書の申し込みは代理人の申請も可能となります。このとき、委任状が必要になるため、忘れないように注意してください。また、インターネットからも申し込みが可能となっていますが、この場合は払込手数料が1通132円発生するため、書面での手続きよりも若干高くなると覚えておきましょう。
SDカードは証明日以前に1年以上事故・違反などの記録がない場合に申し込み可能
SDカードは、証明日以前に1年以上事故・違反などの記録がない場合に申し込み可能なものとなっています。なお、自動で取得できるわけではなく、自分自身での申請が必要になる点に注意しましょう。
発行の際は、670円の交付手数料が必要です。手数料はかかりますが、さまざまな特典を受けられるため、うまく活用すれば手数料を補うことは難しくないでしょう。どのような特典を提供しているかは店舗によって異なるため、自分が普段から使うサービスが含まれているか、気になるサービスはあるかを確認し、申し込むか検討してみてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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