結婚式に招待されましたが、「ご祝儀のマナー」が怖いです。どのような行為が「NG」になってしまうのでしょうか?
配信日: 2024.12.23
特に、どのような行為が「NG」となるのか、事前にしっかり把握しておかないと、思わぬ失礼になってしまうこともあります。今回は、結婚式で避けるべき「NGなご祝儀マナー」について解説します。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
結婚式ご祝儀の基本は3万円
結婚式ご祝儀の金額は一般的に「3万円」が相場とされています。内訳は以下の通りです。
・披露宴の料理や引き出物代として:2万円
・お祝いの気持ちとして:1万円
このように、3万円はお祝いの気持ちとともに、費用の一部をカバーする意味合いも込められています。
調査結果から見る結婚式の実態
2023年4月から2024年3月にかけて挙式や披露宴、ウエディングパーティーを行った、または予定している『ゼクシィ』会員を対象に実施された調査によると、ウエディングパーティーの平均招待客人数は52人で、挙式を含む総額の平均は343万9000円となりました。
これを基に計算すると、1人あたりの費用は約6万6100円です。やはり結婚式には多くの費用がかかることが現実であり、ゲストからのご祝儀はその一部を支える重要な役割を果たしているといえるでしょう。
ご祝儀で避けた方がよい金額
結婚式のご祝儀額に関して、昔から奇数の金額(3万円、5万円など)が好まれ、偶数は「割り切れる=別れ」を連想させるため避けられる傾向がありました。しかし、最近では一部の例外も見受けられます。
例えば、奇数の9万円は「苦」を想起させるため避けるべきとされていますが、偶数の8万円は「末広がりの八」として縁起がよいとされ、むしろ歓迎されています。
また、2万円は「ペア」を連想させるため、問題ない金額とされることが多いようです。10万円については、切りのよい数字であり、奇数の「1」も含まれているため、特に気にする人は少ないようです。
結婚式に出席予定だったが欠席する場合もご祝儀は必要
結婚式に出席予定だったものの、やむを得ず欠席する場合、事前に予定していた金額(通常は3万円または2万円程度)をそのまま包むことがマナーです。
なぜなら、料理のキャンセル料などが披露宴の約10~20日前から発生するため、その分を新郎新婦が負担しなければならなくなるからです。
また、できるだけ相手に負担をかけないよう、結婚式の1週間前には手渡しするか、現金書留で送るようにするとよいでしょう。欠席が当日に決まった場合は、早急に郵送またはお詫びを兼ねて直接渡しましょう。
ご祝儀額は一般的に「3万円」が相場/9万円は「苦」を連想させるため避けたほうが良い
結婚式に招待されると、ご祝儀に関するマナーについて不安に感じる方も多いかもしれません。結婚式で避けるべき「NGな行為」としては金額があります。
ご祝儀額は、一般的に「3万円」が相場です。奇数の9万円は「苦」を連想させるため避けられますが、偶数の8万円は「末広がりの八」として縁起がよいとされています。
最近では2万円も問題視されないことが多く、10万円は切りの良い数字として受け入れられることが多いようです。
欠席する場合でも、予定していた金額を包むことがマナーとされています。欠席が決まった場合は、早めに現金書留や手渡しでご祝儀を届けるようにするとよいでしょう。正しいマナーを守ることで、式を迎える二人に対するお祝いの気持ちをより一層伝えられると考えられます。
出典
ゼクシィ 結婚トレンド調査2024調べ
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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