大学生になったことを機に親から「姪っ子にお年玉3000円あげて」と言われました。お年玉を”もらう”側から”あげる側”に変わるタイミングはいつですか?
配信日: 2024.12.24
お年玉をもらう時期やあげ始めるタイミングは、家庭によって異なります。収入を得たときや成人したとき、学生を卒業したときなどさまざまです。この記事ではお年玉を「もらう側」から「あげる側」へ移行するタイミングを解説します。
お年玉を渡す際の金額にも触れるので、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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お年玉はいつまでもらえる?
お年玉を「もらう側」なのはいつまでなのか、保険マンモス株式会社が20代以上の男女500人に聞いた、お年玉事情を基に見ていきましょう。アンケート結果は以下の通りです。
●高校生まで:220人
●大学生まで:158人
●中学生まで:54人
●社会人以上:48人
●小学生まで:19人
●もらったことがない:1人
アンケートによるとお年玉をもらっていたのは高校生までが最も多く、220人いることが分かりました。
次いで、大学生までが158人いることから「学生のうちはお年玉をもらう」と考えている方が多いようです。ただし、社会人になってももらっている人もいるため、お年玉事情は家庭によって異なることが分かります。
お年玉を「もらう側」から「あげる側」に変わるタイミング
お年玉を「もらう側」から「あげる側」になるタイミングは家庭によってさまざまですが、おもに以下のようなタイミングがあるようです。
●収入を得るタイミング
●成人年齢になるタイミング
●学校を卒業するタイミング
それぞれ解説するので参考にしてください。
収入を得るタイミングで
収入を得るタイミングとは就職した場合だけでなく、学生のアルバイトを始めたタイミングも入っているようです。家庭にもよりますが、自分でお金を得られるようになったらお年玉を卒業するケースも見られます。
また、あるアンケート結果によると、大学生でもお年玉を「あげる側」になる人もいるようです。「あげる側」と「もらう側」両方と答えた方もいるため、変化のタイミングはさまざまだといえるでしょう。
成人年齢になるタイミング
お年玉のタイミングが変わるのは、「喫煙や飲酒が法律的に認められる成人になってから」という方もいるようです。大人になったと判断できる時期にお年玉のタイミングも変えると、メリハリがついて分かりやすいでしょう。
お年玉を「あげる側」になることで、大人になった自覚も芽生えそうです。
学校を卒業したタイミング
「お年玉は学生の間までもらう」という家庭も多いようです。高校や大学を卒業したタイミングでお年玉を「あげる側」になるのも、大人になった気分になるでしょう。
お年玉事情のアンケート結果からも、高校や大学を卒業するともらわなくなる人も多いことが分かります。
お年玉はいくらあげる?
ここからはお年玉をいくらあげたらいいのか、前述の調査結果を基に見ていきましょう。結果は以下の通りです。
●~3000円:126人
●~5000円:110人
●~1000円:94人
●~1万円:62人
●~2000円:61人
●1万円以上:29人
●~500円:24人
●~4000円:10人
アンケート結果によると、お年玉をあげる金額は3000円までという方が最も多く、126人いることが分かりました。お年玉をあげるのは、おおむね1000円~3000円程度と決めている方が多いようです。
お年玉をあげる相手は?
お年玉はどのような相手にあげるのか、同アンケート結果を基に見ていきましょう。
●甥、姪:218人
●自分の子ども:148人
●親戚の子ども:107人
●親:23人
アンケート結果によると、お年玉をあげる相手で最も多いのは甥や姪で、半数近い218人いることが分かりました。次いで、自分の子どもや親戚の子どもと続くため、子どもにあげるケースが一般的のようです。
アンケート結果のなかには孫や知人の子ども、祖父母や兄弟と答えた人もいました。
お年玉をもらうのは学生までという人が多い
お年玉を「あげる側」から「もらう側」になるタイミングは、家庭によってさまざまです。しかし、アンケート結果によると、お年玉をもらっていたのは高校生や大学生までという人が多いことも分かりました。
このことから、お年玉をもらうのは学生まで、という人が多いことが分かります。お年玉の額もさまざまですが、1000円~3000円程度が相場といえるでしょう。子どもにあげる人が多いようなので、高すぎない金額でいいようです。
3000円以内なら大学生でも甥っ子や姪っ子に渡せそうなので、親に言われた際は家族のペースに合わせてみるのもいいかもしれません。
出典
保険マンモス株式会社 お年玉事情についてのアンケート調査(PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー