お風呂場に水あかや赤カビがすぐに出てきて困っています。毎回掃除するのも面倒なのですが、お金をかけずに解決する方法はあるでしょうか。
配信日: 2024.12.24
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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お風呂場の水あかや赤カビの原因
水あかは、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムといったミネラル分が蒸発後に残ることで発生します。蛇口やシャワーヘッド、浴槽の縁に見られる白っぽい汚れはアルカリ性の性質を持ち、放置すると頑固な汚れになります。水道水を多く使用するお風呂場ではミネラル分が蓄積しやすく、水滴をそのままにしておくと水あかが発生しやすくなるでしょう。
一方、赤カビの正体は酵母菌の一種で、高温多湿を好む性質があります。お風呂場では、排水溝やシャンプーボトルの底、液だれが溜まる場所に発生します。皮脂や石けんカスは、酵母菌が活発に繁殖するための栄養源です。
赤カビはこすり洗いをすれば一時的に取り除くことは可能ですが、酵母菌そのものが完全に死滅しない限り再び発生します。見た目がきれいになっても、菌が残ったままだと数日で同じ箇所に赤カビは再発するでしょう。
お金をかけずにできる水あか対策
予防策を実践することで、水あか掃除の手間を大きく減らせます。ここでは、お金をかけずに効果的に水あかを防ぐための方法を紹介するため、ぜひ参考にしてください。
水あかがつきやすい場所として、浴槽の縁やシャワーヘッド、蛇口周りが挙げられます。残った水滴は時間が経つにつれて水あかになり、固まってしまうと掃除が面倒になります。そのため、洗面所やキッチンで使用する手拭きタオルを使い、蛇口周りを軽く拭き取ることを習慣にしましょう。
タオルを洗濯する前に、蛇口やシンクの周りをサッと拭いて石けんカスや水滴を取り除くことで、水あかの発生を防げます。特別な掃除道具を購入する必要がなく1分ほどで済むため、毎日の生活の中で簡単に実践できます。
お金をかけずにできる赤カビ対策
赤カビの発生を防ぐためには、日々の管理と簡単な予防策を実践することが効果的です。お金をかけずにできる方法をいくつかご紹介します。
お風呂場は湿気がこもりやすく、換気が不十分だと赤カビの温床になりがちです。お風呂を使った後は、換気扇をできるだけ長時間回し、湿気を外に逃がすようにしましょう。換気扇の使用が難しい場合でも、窓を開けて湿気を外に逃がすことでカビの発生を予防できます。換気扇を24時間運転させる設定にするのも一つの方法です。お風呂場を常に乾燥させて、カビを繁殖させない環境を作りましょう。
お風呂に入った後は、壁や床、ゴムパッキンの隙間など、湿気が溜まりやすい部分をタオルでしっかりと拭き取ってください。風呂桶や椅子、シャンプーボトルの底には赤カビが発生しやすいため、忘れずに拭き取ることが大切です。水分を取り除くことで赤カビの発生を予防し、長期的にお風呂場の掃除が楽になります。また、手間を惜しまないことで、カビの成長を抑えられます。
なお、お風呂の赤カビが好む温度環境は、25~30度です。赤カビを予防するために、毎回お風呂を出るときにシャワーで浴室内に50度以上のお湯をかけることが効果的です。高温のお湯が赤カビの原因となる酵母菌を死滅させ、カビの発生を防ぎます。
水あかや赤カビはお金をかけない対策方法で発生させないようにしよう
水あかや赤カビの発生は、お金をかけなくても日々の工夫で予防できます。水あかを防ぐためには、お風呂に入った後に手拭きタオルでサッと拭き取るだけで、簡単に汚れの蓄積を防げます。また、赤カビの予防には換気を徹底し、湿気をこもらせないことが大切です。
さらに、シャワーで熱湯をかけるといった手軽な方法でもカビの発生を抑えられます。今回紹介した対策を習慣化することで、お金をかけずに清潔で快適なお風呂場を保てるようになるでしょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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