メルペイのスマート払いとは? メリットから利用までの流れについて解説
配信日: 2020.05.12
この記事では、メルペイスマート払いのメリットや最初の設定方法について詳しく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。
ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルプランナー
大学卒業後、広告代理店に入社。
社会人生活をする中で、自分のお金の知識が高くない事を感じ、お金の知識をより持っている方が人生が豊かになると痛感。
人生をより幸せで豊かにする為にお金の知識を持ちたい気持ちが強くなり、ファイナンシャルプランナーの資格を取得
現在は、初心者の方が見て、分かりやすい記事を作成する事でお金の知識を発信することに注力している
メルペイのスマート払いって何?
メルペイのスマート払いは、今月使った分の料金を翌月支払いにできる「後払いのサービス」です。クレジットカードと同じような感覚で、「メルペイのコード払い」「iD決済」「メルカリ内の支払い」を翌月にまとめて清算することができます。
メルペイ残高による通常の支払いは18歳未満の人でも問題なく行うことができますが、このメルペイスマート払いは18歳以下の人は利用できませんので注意しましょう。
メルペイのスマート払いのメリット・デメリット
メルペイスマート払いは、メルペイならではのとても便利な支払い方法ですが、メリット・デメリットの両方がありますのでよく理解しておきましょう。
メリット
メルペイスマート払いのメリットは、以下の5つです。
(1)使った分を翌月まとめて清算できるので、何度もチャージする手間がはぶける
(2)使った分を支払うため、チャージ残高に端数が残らない
(3)支払い日は指定されておらず「翌月中の支払い」なので、好きな日に清算できる
(4)清算方法は「登録銀行からの自動での引き落とし」「残高払い」「コンビニやATM」「口座振替」から自分に合った方法を選ぶことができる(2020年3月1日より新たに口座振替を選択することはできません)
(5)メルカリを利用してなくてもメルペイスマート払いを利用できる
(6)政府の「キャッシュレス・消費者還元事業」の対象なのでポイント還元がある
デメリット
メルペイスマート払いのデメリットは、以下の2点となっています。
・後払い方式なので、使いすぎる恐れがある
・自動での引き落としとメルペイ残高払いは手数料がかからないが、口座振替やコンビニ・ATMの支払いは300円の手数料がかかる
使いすぎには注意が必要ですが、メルペイスマートの限度額は自分で設定できます。心配な人は低めの金額に設定しておきましょう。
メルペイのスマート払い利用までの流れ
メルペイスマート払いを利用するには、いくつかの条件を満たしたうえで初期設定を行う必要があります。メルペイスマートを利用する条件は以下の2つです。
・18歳以上であること
・本人確認を完了すること
また、メルカリやメルペイの利用を制限されている場合やメルペイスマート払いの支払い期限を過ぎても清算が終わっていない場合も、メルペイスマート払いを利用できないので注意しましょう。
メルペイスマート払いの初期設定方法
メルペイスマート払いの初期設定はとても簡単で、短時間で終わらせることができます。
(1)メルペイ画面の下部にある「メルペイスマート払いの設定」をタップ
(2)「設定をはじめる」をタップ
(3)「お店でも使えるメルペイスマート払いの申し込みを始めます」と表示されるので「申し込む」をタップ
(4)パスコ―ドを入力
(5)表示された上限金額内で、自分で決めた上限金額を選んで「この金額ではじめる」をタップし、設定完了
支払い方法は、「メルペイ」と「メルペイスマート払い」の間でいつでも変更可能です。
メルペイを立ち上げたときに「メルペイスマート払い残枠」と表示されている場合は、メルペイスマート支払いが優先されている状態です。右上の「メルペイ残高」をタップすると通常のメルペイ支払いに変更できます。
メルペイのスマート払いにおける注意点
メルペイスマート払いはとても便利なサービスですが、以下のように注意点もあります。
・支払いが遅れると、年率14.6%の遅延損害金を請求されることがある
・支払い期限が過ぎると「コンビニ・ATM払い」でしか清算できなくなり、300円の手数料がかかる
・支払い期限を過ぎるとメルカリやメルペイの利用が制限されることがある
まとめ
メルペイスマート払いは今月分の支払いを翌月払いにできる、便利な後払いのサービスです。政府によるポイント還元を受けることができますし、チャージをする手間がはぶけるなど、多くのメリットがあります。
より簡単にスムーズにメルペイを利用したい人は、メルペイスマート払いの設定も行っておくと良いでしょう。
執筆者:鴨志田 大輔
ファイナンシャルプランナー