更新日: 2020.10.02 その他暮らし

省エネにもつながる暑さの乗り切り方とは?

執筆者 : 佐々木達憲

省エネにもつながる暑さの乗り切り方とは?
この原稿を書いている時点では9月となり、いくぶん暑さも和らいできていますが、今年の夏も暑かったです。
 
特に今年は、新型コロナウイルスの影響でマスクをつける時間も増えていますので、例年以上に暑さが及ぼすストレスは大きかったのではないでしょうか。熱中症になった方の数も多く報道されています。
 
新型コロナウイルスの影響は今年だけではなく、来年の夏も続く可能性もありますので、ここでは、ちょっとした暑さ対策のアイデアをご紹介します。
佐々木達憲

執筆者:佐々木達憲(ささき たつのり)

京都市役所前法律事務所弁護士

相続・事業承継を中心とした企業支援と交通事故が主要対応領域。弁護士としての法律相談への対応だけでなく、個人投資家兼FPとして、特に米国株投資を中心とした資産運用に関するアドバイスもご提供。京都を中心する関西圏に加え、毎月沖縄へも通っており、沖縄特有の案件も数多く手掛けている。

体を冷やす食べ物

暑い夏に体を冷やしてくれる食べ物というと、どのようなものを思い浮かべるでしょうか? カキ氷、ソフトクリーム、アイスクリーム? 確かにこれらの食べ物は物理的に体を冷やしてくれますが、実はそれだけでなく、日常の食事で口にするものにも、体を冷やす食材というものがあるのです。
 
例えば、ナスやトマトやキュウリといった野菜が挙げられるのですが、これらの特徴って何でしょう? そう、いわゆる夏野菜ですね。昔からこうした野菜が夏によく食べられているのは、実は暑い夏を乗り切るための生活の知恵として根付いたものなのかもしれません。
 
他にも、バナナやマンゴーといった果物、それから実はコーヒーも体を冷やします。これらの特徴といえば、南国で採れる作物、というイメージがあります。暑い南国で盛んに栽培されている農作物は、おのずから体を冷やすべく作られるようになったものかもしれませんね。
 
これらは食材それ自体が体を冷やしますので、逆に冷え性の方や、あるいはそうでなくとも体の冷やし過ぎには十分注意が必要です。一見して温かそうなホットコーヒーを冬に飲んでも、実は体を冷やしてしまうことになります。
 
体が冷えると、暖房やストーブ、温かいお風呂を使いたくなるかと思います。そうすると、冬でも電気代やガス代を気にしなければなりません。食べ物・飲み物には、季節を問わず注意をすると良いのではないでしょうか。

かりゆしウエアのススメ

仕事で沖縄へ出張する機会の多い筆者としては、かりゆしウエアをぜひおススメしたいです。
 
かりゆしウエアとは、沖縄の夏を快適に過ごすとともに、訪れる観光客を温かく迎え入れ、沖縄のイメージアップを図るために考えられたシャツで、もともとは昭和45年に「沖縄シャツ」という名称で発売されました。
 
エアコンの使いすぎ、つまり電気代を節約するには、着る服にも気を配ると良いかもしれません。
 
平成12年からは名称が現在の「かりゆしウエア」に統一され、同年の九州・沖縄サミット開催を契機に普及が拡大し、現在では沖縄ですっかり夏のフォーマルな服装として定着しています。
 
沖縄では、裁判官や弁護士もかりゆしウエアで裁判に出席する光景が珍しくないので、筆者も沖縄での裁判の仕事には必ずかりゆしウエアで参加します。またそれだけでなく、京都でもかりゆしウエアで仕事に出ていることも多いぐらいに、愛用しています。
 
開襟のものが多く、素材も沖縄由来の天然素材を用いて涼しさを追求しているものがあったりして、スーツを着て仕事をするよりも格段に業務がはかどります。願わくは、沖縄だけでなく、夏は日本全国でこのかりゆしウエアが普及してくれないかと思うほどに、快適に感じています。

エアコンのつけ消しについて

暑い夏、エアコンは必須ですが、電気代は当然気になりますよね。もちろん、四六時中つけっぱなしにすることは電気代もかかるし環境にも優しくありませんが、タイミングによっては消さずにつけたまま家を留守にしたほうが良い場合もあるのをご存じでしょうか。
 
実はエアコンは、設定された温度まで室温が下がるのに一番エネルギーを要しますので、電気代もその時に最もかかることになります。
 
ですから、ちょっと近所まで買い物に出かける等、少しの時間の外出でも小まめにスイッチを消してしまうと、そのたびに室温を設定温度に下げようと電気が使われてしまい、結果電気代が高くなってしまいます。

まとめ

今回は暑い夏を乗り切るためのちょっとした方策について、いくつか挙げてみました。
 
こうした工夫でエアコンの電気代を削減できたら、それも1つの資産運用かと思いますし、何よりも熱中症で倒れてしまうという事態を防ぐことにもつながるはずです。暑い夏はまた毎年やってきます。少しでも工夫をして、乗り切っていきましょう。
 
執筆者:佐々木達憲
京都市役所前法律事務所弁護士

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