更新日: 2020.12.18 家具・片付け

片づけの美学89 2020年度版・年末大掃除の取り掛かり4ポイント

片づけの美学89 2020年度版・年末大掃除の取り掛かり4ポイント
年末になるとなにかと忙しい日々が続きます。そんな中でもやっぱり気になるのが、この1年の汚れを落とす大掃除。年が明けるまでに、自宅をスッキリきれいにしたいという気持ちは皆さんも強いのではないでしょうか。
 
年末の大掃除は4つのポイントを押さえて、効率よく・ラクに終わらせてしまいましょう。
奥野愉加子

執筆者:奥野愉加子(おくの ゆかこ)

美学のある暮らし 代表

整理収納アドバイザー認定講師。(photo:キャラバンサライ)
奈良生まれ。大学では生活環境学部にて建築やインテリアを学び、英国インターンや建築設計会社勤務を経て、2011年より愛知県で結婚生活をスタート。長男出産後、夫の赴任で2年間のドイツ生活を経験。帰国後の現在は建築家デザインの家で暮らす、5歳と2歳の男児の母。子育てがひと段落したら、建築や暮らしに関連するような仕事をしたいと考え、「一般社団法人ハウスキーピング協会」の整理収納アドバイザーの資格を取得。認定講師として資格取得のための講座を定期的に主催している。

<美学のある暮らし>

https://www.bigakurashi.jp

ポイント(1)不要なモノを捨てる

掃除をしたい場所を眺めると、汚れとともに、不要だけど置いたままになっているモノが目につくのではないでしょうか。
 
例えば、お風呂場にある使わなくなったシャンプーや洗剤、スポンジなど。掃除の邪魔にもなるので、まずは、不要なモノを処分してしまいましょう。できるだけ早い時期に不用品を分別できれば、ゴミ出しのスケジュールにも余裕が生まれます。
 
特に、不燃ごみや資源ごみなどの回収日が限られるごみは、早い行動が成功のカギです。
 

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ポイント(2)計画を立てる

汚れを落としたい場所の数と、汚れの具合などをチェックして計画を立てておきましょう。
 
チェックしたい項目は
・汚れを落としたい場所の数と、汚れの具合
・週末や年末のお休みなど、時間がとれる日は何日あるか
・「だれが」掃除を担当するか
・「どんな」道具・洗剤が必要か
 
できれば、計画はメモなどに書き出すことをおすすめします。可視化することで、効率よく掃除することができるし、家族の協力も得られやすいと思います。必要な道具や洗剤が手元にあるかどうかも事前にチェックできると、当日に慌てることもないので、安心です。
 
予定どおり進まないこともあるので、掃除したい場所の優先順位を決めておきましょう。ガンコな汚れの場合、思ったようにきれいにできないこともあります。そんな時は掃除のプロに依頼するのも一案です。
 
ただし、年末は繁忙期なので、連絡するなら早めがおすすめです。
 

ポイント(3)洗剤をなじませる

掃除を始めたら、汚れをスピーディーに落として、早くきれいにしたいですよね。
 
ポイントは、洗剤をなじませて、しばらく時間を置くことです。5~10分たつだけで、スルリと汚れが落ちていきます。ガンコそうな汚れの場合は、キッチンペーパーや食品ラップをかぶせて、洗剤をより密着させるとさらに効果的です。
 
例えば、キッチンの油汚れ。洗剤を吹きかけて、すぐにふき取ると期待よりもきれいにならないことが多いと思います。でも、洗剤を吹きかけて、10分くらい待つと、洗剤がなじんで、汚れが浮き上がってきます。浮き上がった汚れは軽い力で落とすことができます。
 
ただ、あまり長い時間放置してしまうと、素材を傷めたり、変色することもあるので注意してください。
 

ポイント(4)最後の手段、強力な洗剤を使う

洗剤をなじませても落ちないカビ汚れなどを発見した場合、塩素系漂白剤の出番かもしれません。ぬれていると漂白力が落ちるので、水分はふき取ってから使いましょう。
 
塩素系漂白剤は強力な分、素材を傷めてしまう洗剤です。注意書きをしっかり確認して、使いたいですね。特に小さな子どもやペットがいる場合、触れないように配慮するという工夫が必要になります。
 

ポイントを意識して、大掃除

「めんどくさい」が第一印象になりがちな年末の大掃除ですが、ポイントを押さえることで、早くラクに効率よく済ませることができます。
 
今年は年末年始のお出かけの機会が減りそうなので、体力と時間はたっぷりあるという方も多いのではないでしょうか。家族みんなで取り組めば、さらに「早くラクに効率よく」が実現します。
 
家族を誘って、大掃除を頑張ってみませんか。
 

執筆者:奥野愉加子
美学のある暮らし 代表
 

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