更新日: 2021.01.15 その他暮らし

群馬県産の農畜産物 といえば?買いたい、食べたいと思い浮かべるものランキング

群馬県産の農畜産物 といえば?買いたい、食べたいと思い浮かべるものランキング
首都圏の台所と称されることもある、群馬県。関東の人にとっては、農産物の産地表示でもなじみ深いのではないでしょうか。
 
そこで今回は、世間が買いたい・食べたいと思う群馬県産の農畜産物ランキングを見てみましょう。晩御飯の献立選びに役立つかも……?
FINANCIAL FIELD編集部

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群馬県産の食材といえばコレ!

今回参考にするのは、群馬県産の農畜産物がよく消費される地域である東京都・神奈川県の住民の方を対象に行った「群馬県産農畜産物に関するアンケート」の結果(※1)。
 
まずは、群馬県の食材といって思い浮かべるものを見てみましょう。
 

【あなたが買いたい、食べたいと思い浮かべる群馬県産農畜産物(肉、野菜、果物、魚など)はいくつありますか?】

1つ 40.8%
2つ 31.3%
3つ 14.5%
5つ以上 10.9%
4つ 2.5%

 

多くの人が、群馬県産の食材について食べたいものが1、2個パッと思い浮かべられるようです。
 
具体的な食材については、以下のとおり。
 

【買いたい、食べたいと思い浮かべる具体的な群馬県産農畜産物(自由回答)】
1位 こんにゃく 29.6%
2位 キャベツ 13.8%
3位 下仁田ねぎ 13.0%
4位 豚肉 10.3%
5位 牛肉 9.7%

 

こんにゃくのテーマパークもある群馬県は、こんにゃく芋の全国シェアが9割以上。このランキングでも、やはりダントツ1位はこんにゃくでした。
 
僅差の2位、3位は、キャベツと下仁田ねぎという野菜部門。7月から10月に収穫される夏秋キャベツの生産量は、昭和45年から半世紀にわたり群馬県が1位を守り続けているのだとか。
 
また、一般的な長ねぎよりも白い部分が圧倒的に太く短い独特の見た目の下仁田ねぎは、熱を通すことで甘みととろりとした食感が楽しめることでも人気。比較的高額でありながら特別なおいしさが味わえることからか、肉類よりも高い順位にランクインしたのでしょうか。
 
牛肉については、国際的にも評価の高い上州牛・上州和牛が群馬産。こう見ると、群馬県は農畜産物の生産がとても盛んということがわかります。
 
1位から5位の食材は、鍋や汁物にもピッタリのものばかり。この時期におすすめの食材といえそうです。こんにゃくや下仁田ねぎ、上州牛を使ったすき焼きなどは、週末のちょっとしたごちそうにもよさそうです。
 

気になる農畜産物の小売価格は?

気象の変化や自然災害などに非常に影響を受けるのが、農畜産物の小売価格。近年は台風被害による野菜の高騰や、海洋環境の変化を含むさまざまな要因で高騰するサンマなどに、スーパーでも驚かれた方も多いのではないでしょうか。
 
先ほどの群馬県の人気農畜産物や、この時期旬の食材について、気になる小売価格をチェックしてみましょう。
 

【先述の群馬県産農畜産物 2020年12月中旬の小売価格】
こんにゃく(1kg) 439円
キャベツ(1kg) 118円
ねぎ(1kg) 699円
豚肉(100g) 国産品,バラ 241円 
牛肉(100g) 国産品 934円、輸入品 267円

 
統計局の「小売物価統計調査」(※2)によると、2020年12月中旬の東京都区部における小売価格はこのようになっています。下仁田ねぎの項目がなかったため、一般的なねぎの価格を表記しています。
 
ねぎ1本を約100gとすると、1本70円ほどの計算に。キャベツはひと玉で約1kgですから、単純にグラムで計算するとキャベツは非常にお買い得ですね。スープにも鍋にも、生のまま付け合わせにも、浅漬けなどにもできるため、家計も大助かりの野菜ではないでしょうか。
 
一方で、やはり国産の牛肉は高級品。週末のご褒美にはもってこいといえそうです。安価な豚肉や輸入の牛肉は、日々のメインにちょうどよさそうですね。
 
ちなみに、この時期よく食卓に並ぶ食材の小売価格は、以下のような結果に。
 

  • はくさい(1kg) 109円
  • だいこん(1kg) 110円
  • みかん(1kg) 595円
  • りんご(ふじまたはつがる)(1kg) 447円
  • 鶏肉(100g) 129円
  • ぶり(100g) 259円
  • 豆腐(1kg) 243円
  • ビール(1パック・350ml×6) 1118円
  • 発泡酒(1パック・350ml×6) 816円

 

なにかと使いやすい白菜やだいこんは、お値段もお手頃。毎週使いまわしているという人も少なくなさそうです。脂の乗ったぶりは少しお高めの印象もあります。日常的な肉・魚類としては、鶏肉がコスパ的に優秀といえそうです。
 
ビールは週末だけのお楽しみにして、平日は発泡酒と飲み分けるのが家計的には正解ということでしょうか。
 
毎日の献立には頭を悩ませがち。たまにはこのようなランキングや小売価格の動向を参考にして食材を選んでみるのもよさそうですね。
 

[出典]
※1 群馬県「群馬県産農畜産物に関するアンケート」(@Press ソーシャルワイヤー株式会社)
※2 総務省統計局「小売物価統計調査(動向編)調査結果」
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部