更新日: 2021.01.24 その他暮らし
コーヒーを家で飲む頻度が増えた人が約4割。コーヒーを選ぶとき何を重視してる?
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株式会社New Innovations(東京都文京区)は、「コーヒーに関するアンケート」を実施しました(※2)。コロナ禍の中、家でコーヒーを飲むことは増えたのか、家で飲むコーヒーを選ぶポイントなど聞いていますので、結果を見ていきましょう。
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執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
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目次
家で飲むのはインスタントコーヒーが最多。約4割がコロナ禍でコーヒーを飲む頻度が増えた
家でコーヒーを飲む習慣はあるかと尋ねたところ、約8割が家でコーヒーを飲む習慣がありました。そのうち「インスタントコーヒーを飲む」が46.4%で最も多い結果となりました。
また、「缶コーヒーやペットボトルコーヒーを飲む」(31.2%)、「コンビニコーヒーを飲む」(26.0%)といったコンビニや自動販売機で買って飲むほか、「コーヒー店などでコーヒー豆を調達し、家でハンドドリップして飲む」(25.7%)、「一杯抽出用のインスタントドリップコーヒーを飲む」(23.0%)など、家でドリップして飲んでいる人も多いようです。
コロナ禍でおうち時間が増えたことで、家でのコーヒー事情に何か変化はあるかとの質問に対して、「コーヒーを飲む頻度が増えた」が37.1%、「いつもより高いコーヒーを買うようになった」が13.1%と続きました。おうち時間が増えたことで、家でのコーヒータイムを楽しむことが多くなったことが伺えます。
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家で飲むコーヒーで重視するのは「価格」。カフェ選びで重視するのは「味」
家で飲むコーヒーを選ぶのに重視するポイントについては、「価格」が59.5%で最も多く、「味(豆の種類)」が50.2%、「手軽に購入できる」が37.6%と続きました。
気に入った味のコーヒーと出会ったら、リピート購入したいと思うか聞いたところ、「とても思う」が48.1%、「やや思う」が37.4%と、8割以上の方が気に入った味のコーヒーはリピートしたいと思うことがわかりました。価格と味の兼ね合いで、お気に入りのコーヒーを見つけて繰り返し購入しているようですね。
では外でコーヒーを飲みたくなったとき、例えばカフェを選ぶのに重視するポイントはどうなんでしょうか? それについては「コーヒーの味が自分の好みに合っていること」が47.3%と味を重視する人が最も多く、「居心地の良い空間であること」(40.1%)、「価格」(38.5%)、「すぐに入店できること」(29.0%)といった点も挙げられました。
カフェでコーヒーをテイクアウトする際、場所代がかからない分安くしたり高い豆を使ってほしい
次に、カフェでコーヒーをテイクアウトするときに感じていることを聞きました。調査対象の81.9%がカフェのコーヒーは場所代が含まれている価格だと感じており、86.4%がテイクアウトでは店内を使わない分コーヒー代が安くなってほしいと思っていることがわかりました。
また、テイクアウト時は、店内を使わない分、高い豆を使うなど同じ価格なら上質なコーヒーを提供してほしいという人も71.4%いました。また、51.9%が待ち時間が長いために買うのをやめたことがあると回答しました。
コーヒーの好みはわかっていても、コーヒー豆の種類まではわからない人も
64.2%の人がカフェでコーヒーを飲んだときに、味が自分の好みに合わないと感じたことがあると答えました。ただし、大手カフェチェーンで提供されているコーヒーの味は、65.9%が「完全ではないが許容範囲の味である」と回答し、多くの人に受け入れられる味であることがわかりました。
自分自身のコーヒーの好みを「とても把握している」(21.4%)、「やや把握している」(48.9%)と7割程度の人はコーヒーの味の好みを把握していました。また、自分の好みに合うコーヒー豆の種類を「よく知っている」(19.1%)、「なんとなく知っている」(38.2%)のは6割弱で、好みの味のコーヒー豆の種類まではよく知らない人もいるようです。
コーヒーについて詳しくなりたいと思うか尋ねたところ、最も多い回答は「自分自身の好みを楽しめる程度に詳しくなりたい」が39.7%となりました。
新型コロナウイルスの感染拡大が続き、しばらく外出自粛せざるをえません。自分の好みに合うコーヒー豆を見つけて、ゆっくりドリップし、自宅ですてきなコーヒータイムを過ごすのもいいのではないでしょうか。
[出典]
※1:総務省統計局「家計調査 <品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」
※2:株式会社New Innovations「コーヒーに関するアンケート」(株式会社 PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部