株式会社タンタカ(東京都江東区)は、30代・40代・50代の働き盛りの男性500人に対して、毎月の飲み代にいくらかけているのか? コロナの影響で宅飲みは増えたのか? 職場の飲み会には参加したいのか? 本当は参加したくないのか? などのアンケート調査を実施しました(※)ので、結果を見ていきましょう。
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月々の飲み代は半数が5000円未満
今回の調査対象者の年収は、「300万円以上400万円未満」(19.8%)、「400万円以上500万円未満」(19.6%)が最も多く、「500万円以上600万円未満」(15.4%)が続き、300万円以上600万円未満で半数以上を占めました。
また、46.0%が独身、54.0%が既婚者となっています。半数以上が既婚者のため、月々の飲み代もなかなか自由にできない人もいるでしょう。
それでは、飲み代として使えるお金はいくらぐらいなのでしょうか? そこで、月々の飲み代を聞いたところ、最も多いのは「5000円以上1万円未満」が 23.0%、次いで「3000円以上5000円未満」が18.2%となりました。月5000円未満が約5割、1万円未満では約7割で、月に1回から2回程度飲みに行くという人が多いようです。
コロナの影響で86.2%が飲みに行く回数が減っていると回答
コロナの影響で外に飲みに行く回数は減ったか聞いたところ、飲みに行く回数が「減っている」と回答した人は86.2%にのぼりました。
では、外飲みの回数が減った分、宅飲みの回数が増えているのでしょうか? そこで、宅飲みの回数が増えたかと尋ねると、宅飲みの回数が「増えた」と回答したのは51.2%で、約半数が外飲みを減らして宅飲みの回数を増やしたということになりそうです。
一方、約半数の48.8%が「変わらない」と回答しており、外飲みの機会は減ったが宅飲みの回数は変わらないということで、お酒を飲む機会そのものが減っていると思われます。
職場の飲み会に参加したくない人は、参加したい人の倍以上
月々の飲み代に満足しているか聞いたところ、「不満 」(7.2%)、「やや不満」(22.8%) で、あわせて30.0%か不満と回答。「やや満足」(14.2%) 、「満足」(15.2%)と、満足と回答した人はあわせて29.4%で、満足と不満足ほぼ同数であることがわかりました。
突発的な飲み会で、会社の同僚や友達からちょっとだけお金を借りるなど、飲み代としてお金を借りたことが「ある」と回答している人は11.8%にとどまりました。お金がない場合は、飲みに誘われても行かないようですね。
一昔前では「飲みニケーション」といったように職場の飲み会がよく開催されていたものですが、今は職場の飲み会を敬遠する人が増えたと聞きます。そこで、職場の飲み会があったとしたら参加したいか尋ねたところ、 「参加したくない」という回答が 53.2%で、「参加したい」の 24.2%の倍以上という結果になりました。
「参加したくない」のは、「職場の人間関係が理由で参加したくない」「プライベートを大事にしたい、仕事と私生活を切り離したい」 「職場の飲み会にお金を使いたくない」といった理由が挙げられました。
緊急事態宣言で、飲みに行く機会がさらに減りそうです。たまには、感染リスクがなく、お金もかからないオンライン飲み会なんかでもいいかもしれませんね。
[出典]
※株式会社タンタカ「【30代~50代男性】月々の飲み代はいくら? 職場の飲み会に参加したくない人は何%?」(株式会社 PR TIMES)
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
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