更新日: 2021.02.12 その他暮らし

今年、義理チョコを渡さない人は半数以上。2021年のバレンタイン事情とは

今年、義理チョコを渡さない人は半数以上。2021年のバレンタイン事情とは
2月14日はバレンタインデー。しかし、今年はコロナ禍でテレワークだという人も多く、例年とは様相が違ってきそうです。また、混雑しているデパ地下にチョコを買いに行くのを躊躇する人もいるかもしれません。
 
株式会社Parasol(東京都港区)は、未婚女性100人を対象に、「2021年のバレンタイン事情」に関して、調査を実施しました(※)ので、結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)

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今年の義理チョコを渡さない人は半数以上。在宅勤務でそもそも会う機会がない?

始めに、今年(2021年)のバレンタインで義理チョコを渡すか尋ねたところ、52.0%が「義理チョコを渡さない」と回答しました。
 
昨年、義理チョコを渡していた人に、今年の義理チョコを渡す人数は変化するかと聞いたところ、「昨年と比較して、義理チョコを渡す人数が減る」と回答した人は、65.7%という結果になりました。一方で、「昨年と比較して、義理チョコを渡す人数が増える」と回答したのはわずか3.0%でした。
 
昨年と比較して、義理チョコを渡す人数が減ると回答した人に、その理由を尋ねると、「コロナ禍で、口にするものをあげることに抵抗を覚えるから」という意見や、「在宅勤務が増えて、会社で会う人が少ないから」という意見がありました。コロナ禍で、衛生面が気になったり、人と会う機会が減ったため、義理チョコを渡す人数は減るようです。
 

義理チョコの金額の相場は昨年並み。手作りチョコが大幅増

今年、義理チョコを渡すと回答した人に義理チョコにかける金額を尋ねたところ、95.6%の人が「~3000円」と回答しました。同社が昨年1月に調査した「義理チョコにかける金額」でも、93.0%が「~3000円」と回答しており、義理チョコを渡す人の間では、金額の変化はほとんどないようです。
 
義理チョコは何をあげるかについては、72.3%の人が「市販のチョコ・お菓子」と回答しました。昨年の63.0%と比べて9.3ポイント増えました。また、「手作りチョコ」と回答した人は昨年の5.0%から19.1%に大きく増加しました。コロナ禍で「おうち時間」が増え、チョコを手作りする人が増えたのだと思われます。一方、「高級チョコ」という人は昨年の25.0%から8.5%と、大幅に減少しました。感染予防のため、人が多いデパートなどに行って買いに行くのを避ける人もいるのでしょうね。
 

本命チョコは高級チョコをあげる人が最も多いが昨年よりやや減。手作りチョコは増加

本命チョコを渡すと回答した人を対象に「本命チョコにかける金額」を調査したところ、「~3000円」が57.1%と最も多い結果に。次いで「3000~5000円」が35.7%、「5000円~」が7.1%となりました。昨年の調査では「~3000円」が44.0%であったのが、今年は13.1ポイント増え、逆に昨年最も多かった「3000~5000円」(45.0%)は9.3ポイント減、「5000円~」(11.0%)は3.9ポイント増となっています。全体的に今年の本命チョコの予算は昨年より減っているようです。
 
本命チョコについては、「高級チョコ・お菓子」と回答した人が42.9%と最も多いものの、昨年の48.0%から5.1ポイント減りました。一方、「市販品」は昨年の26.0%から33.3%と7.3ポイント増、「手作りチョコ」は16.0%から23.8%と、7.8ポイント増えました。
 
今年のバレンタインデーはおうち時間が増えたためか、義理チョコも本命チョコも手作りする人が増えそうです。在宅勤務で誰にもあげない、という人もいると思われますが、自分へのご褒美においしいチョコを買ったり作ったりするのもいいかもしれませんね。
 
[出典]
※株式会社Parasol 「義理チョコ文化が消滅!? 2021年は『手作りチョコ』がトレンド! withコロナのバレンタイン事情調査」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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