30~40代主婦のお弁当作り、ほぼ毎日作っている人の割合は?どれくらいの時間をかけている?

配信日: 2021.02.21

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30~40代主婦のお弁当作り、ほぼ毎日作っている人の割合は?どれくらいの時間をかけている?
お弁当が必要な中高生の子どもがいる場合はもちろんですが、夫や自分のためにとお弁当を作っている主婦は多いでしょう。でも、朝早起きしてお弁当を作るのは大変です。できれば短期間でさっと作りたいですよね。そのために、多くの人は作り置きや冷凍食品の活用など、時短のための工夫をしているのではないでしょうか。
 
株式会社主婦の友社は、30代から40代の既婚主婦を対象に、お弁当作りのリアルな事情について、アンケートを実施しました(※1)。みんなはお弁当をどのくらいの時間で作っているのか、冷凍食品は使っているのかなどを聞いていますので、結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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毎日お弁当を作っている主婦は4割以上。子どものためが7割だが夫や自分にも作っている人が多い

「ふだんお弁当を作っていますか?」と尋ねると、「ほぼ毎日」と回答した主婦がもっとも多く、44.7%を占めました。次いで、「週に数日」が21.2%で、「ほぼ作らない」という人は28.2%でした。
 
誰のためにお弁当を作っているか聞いたところ、「子ども」が73.8%、「夫」が45.9%、「自分」が29.5%でした。給食のある小学生、中学生の場合はお弁当を作らない場合が多いでしょうが、お弁当の必要な中学生や高校生の子どもを持つ主婦は、基本的に毎日お弁当を作るようです。子どものために作るついでに、夫や自分にも作るという人も多いようです。
 
コロナ禍で外食を避けるようになり、新たに夫や自分のお弁当を作るようになったという人もいるかもしれませんね。
 

お弁当作りの時間は30分以内がほとんど。冷凍食品は時短とマンネリ化を避けるための必須アイテム

お弁当作りにかける時間は、「~30分」がもっとも多く63.9%、さらに短い「~15分」が31.1%で、30分以内が95%を占めました。朝の忙しい時間、短時間でお弁当を作っているようです。冷凍食品の活用や晩御飯の残り、作り置きなどで、手際よく作っている様子がうかがえます。
 
お弁当作りの悩みについて聞いてみたところ、もっとも多く声があがったのが「おかずのワンパターン化」や「マンネリ」などでした。作るのが簡単だったり、子どもが好きなものでお弁当のおかずが固定化してしまっているようです。続いて「彩りがいまいち」「詰め方が難しい」などが悩みとしてあがりました。
 
おかずの一品として冷凍食品を利用するかと尋ねたところ、「利用するときもある」が39.7%、「たいてい利用する」が37.9%と、あわせて8割近くが冷凍食品を利用していることがわかりました。冷凍食品はお弁当作りには必須アイテムです。時短にもなるほか、おかずのワンパターン化やマンネリ化を解消してくれますね。市販の冷凍食品のほか自分で作ったおかずを冷凍して使っている人もいるのではないでしょうか。
 
具体的にどういう冷凍食品をお弁当に利用するのかを聞いてみたところ、もっとも多かったのが唐揚げでした。他にもコロッケ、フライなど揚げ物で冷凍食品を利用している人が多いようです。揚げ物は衣をつけたり油の処理など大変ですが、冷凍食品なら手軽でいいですよね。他には複数のお総菜がセットになったもの、生協の骨皮があらかじめとってある魚などを使っているという人がいました。
 

冷凍食品にお金をかけているのは40代。お弁当を作っている世代が冷凍食品を買っている?

それでは、冷凍食品にどのくらいお金をかけているのか見てみましょう。総務省統計局の家計調査によると(※2)、2019年の冷凍食品の1世帯当たり年間の支出金額は平均7817円でした。
 
年代別に見ると、29歳以下では「5547円」、30歳から39歳では「8782円」、40歳から49歳ではもっとも高額な「1万536円」、50歳から59歳ではそれに次ぐ「1万518円」、60歳から69歳では「7347円」、70歳以上ではぐっと少ない「4737円」です。これを見ると、中学生から高校生の子どもを持つ30代から50代で、冷凍食品をよく購入していることがわかります。
 
外食はお金がかかるうえ、高カロリーなものが多いので、生活習慣病予防のためにも大人もできればお弁当を持っていったほうがいいですね。今は新型コロナ感染予防の面でもお弁当を持っていくこともあるでしょう。冷凍食品は揚げ物になりがちですが、きんぴらごぼうなどの総菜を選んだり、自作の総菜を冷凍して、体に良いお弁当を心がけてはいかがでしょう。
 
[出典]
※1:株式会社主婦の友社「お弁当作りは『30分以内』がセオリー! 時短&マンネリ打破に冷凍食品は欠かせない」(株式会社 PR TIMES)
※2:総務省統計局「家計調査 2019年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格 世帯主の年齢階級別
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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