更新日: 2021.02.26 その他暮らし

テレワークで身体がガチガチに! マッサージ店を選ぶときに見ているポイントは?

テレワークで身体がガチガチに! マッサージ店を選ぶときに見ているポイントは?
コロナ禍でテレワークが続き、通勤しなくなったら全く歩かなくなったという人はいませんか? 通勤は思いのほか身体を動かしていたことに気づくでしょう。オフィスチェアの代わりにダイニングチェアで一日中座っていると、椅子の大切さを感じます。このような生活で、肩や背中がカチコチになってしまったという人はいませんか?
 
そんなときはマッサージに行きたくなります。ところが総務省統計局家計調査によると、2020年の「マッサージ料金等(診療外)」の支出金額は2941円(※1)。2019年の3256円(※2)より300円ほど減っているようです。コロナ禍で、他人との接触を避けたいと思った人が多かったのかもしれませんね。
 
でもやっぱり、このガチガチになった肩や背中をほぐしにいきたい。株式会社PRIME(兵庫県加古郡稲美町)は、マッサージ店に月1回以上通う30代から60代までの男女200名を対象に、インターネットによる「マッサージ店に関する意識調査」を2021年1月に実施しました(※3)ので、結果を見ていきましょう。
FINANCIAL FIELD編集部

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75%が口コミを参考にマッサージ店を選ぶ。技術だけでなく雰囲気も大切

月1回以上マッサージ店に通う人では、75.0%が知人やインターネット上の口コミを参考にすると回答しました。マッサージ店を選ぶポイントは、なんといっても施術者の技術ですので、口コミを見て技術があるかを判断するようです。参考にする口コミは、1位「知人や友人(76.0%)」、2位「口コミサイト(63.3%)」で、まずは身近な人の実際の体験談を信用することがわかりました。
 
どんなことを口コミで知りたいか尋ねると、1位「実際に施術する担当者の技術力(76.7%)」、2位「既に通っている人の満足度(60.0%)」、3位「お店の雰囲気(内装)(58.0%)」となりました。お店の雰囲気も重要のようです。
 

6割以上が口コミと実際のお店のギャップを感じた経験あり

口コミを見て来店して、ギャップがあったことはあるかと尋ねると、61.3%が「ある」と回答しました。「ない」と答えた人は16.6%で、その4倍近くが想像していたお店と違ったと感じたようです。
 
何に対してギャップを感じたかというと、1位は「店舗の雰囲気(59.8%)」でした。いくら腕がいいと評判でも、お店が汚かったり、騒がしくてリラックスできないと困ります。2位は「担当した施術者が合わなかった(50.0%)」で、施術者の技術が満足いくものではなかったり、性格が合わなかったということがあるようです。3位は「プライバシーの配慮(39.1%)」でした。
 

半数以上がお気に入りのマッサージ店に通う

マッサージ店の通い方について聞いたところ、「いつも同じマッサージ店に通っている」が56.5%と、お気に入りの店がある人が半数以上でした。逆に、「一定期間通ったら変える(17.0%)」、「毎回違うところに通う(13.5%)」と、30.5%がマッサージ店を変えていることがわかりました。
 
お店を変える理由として最も多かったのは「担当者によって技術力が違う(68.9%)」で、担当者の当たり外れがあるのが不満だとのこと。次いで、「自分に合う施術師と出会えていない(44.3%)」と、自分にぴったりの施術師と出会えていない人がマッサージ難民になっているようです。
 
マッサージ師に、「柔道整復師」「按摩マッサージ指圧師」「はり師」「きゅう師」という国家資格があることを知っている人は91.5%でした。「どちらかといえば資格保有者に施術して欲しいと思う」と回答した人は79.5%ですが、自身の通うマッサージ店の施術者が資格保有者かどうかを把握している人は65.0%にとどまりました。自分がうまいと思った施術者であれば、国家資格の保有にはそれほどこだわらないようです。
 
まだまだテレワークが続いて身体がつらいという人は、たまにはマッサージに行ってみませんか? マッサージに行きたいけど、なかなか行けないという人は、まずは軽い運動やストレッチでもしてみてはいかがでしょう。
 
[出典]
※1:総務省統計局「家計調査 2020年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」
※2:総務省統計局「家計調査 2019年<品目分類>1世帯当たり年間の支出金額,購入数量及び平均価格」
※3:株式会社PRIME「マッサージ店に関する意識調査」(株式会社 PR TIMES)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
 

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