更新日: 2024.10.02 住宅ローン
住宅ローンの借り換えが向いている人って? 三菱UFJ銀行のメリット・デメリットを解説 [PR]
それ以前に、借り換えを考える際には、借換先の候補としている金融機関が提供している住宅ローンの特徴をしっかりと理解する必要があります。
今回は三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴と合わせ、三菱UFJ銀行での借り換えに向いている人の特徴についても解説します。
執筆者:新井智美(あらい ともみ)
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
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目次
住宅ローンの借り換えが向いているのはどんな人?
住宅ローンの借り換えの際に、自分に合った金融機関を選ぶことが大切ですが、まずは「現在の自分の状況は借り換えに向いているのか」をきちんと判断する必要があります。
住宅ローンの借り換えとは?
住宅ローンの借り換えとは、今借りている金融機関とは別の金融機関へ住宅ローンの契約を乗り換えることです。そして住宅ローンの借り換えには、次のようなメリットそしてデメリットがあることを覚えておきましょう。
住宅ローンを借り換える際のメリット・デメリット
まず住宅ローンを借り換える際のメリットには以下のようなものがあります。
1.利息削減および総返済額の削減効果がある
2.金利プランを変更することができる
3.加入している団体信用生命保険の内容を充実させることができる
デメリットには以下のようなものがあります。
1.諸費用がかかる
2.最初に住宅ローンを契約してから状況が変化している場合は審査に通らない可能性がある
住宅ローンの借り換えに向いている人とは?
一般的に借り換えに向いている人とは、次の3つの条件を満たしている人です。
1.借り換え前と借り換え後のローンの金利差が1%以上ある人
2.住宅ローンの残債が1000万円以上ある人
3.住宅ローンの返済期間が10年以上残っている人
さらに、以下のような人も借り換えに向いているといえるでしょう。
4.手厚い保障のある団体信用生命保険に乗り換えたい人
5.変動金利の金利上昇リスクを軽減したい人
三菱UFJの住宅ローンの特徴を紹介
住宅ローンの借り換えを考える際に候補に挙げられることの多い三菱UFJ銀行の住宅ローンですが、その特徴について以下に解説します。
三菱UFJ銀行の住宅ローンの特徴とは?
三菱UFJ銀行の住宅ローン金利(変動金利)については、ネット銀行よりは高めに設定されているものの、他の都市銀行と比べると低く設定されています。また、3大メガバンクという位置付けからか、審査基準が他の金融機関と比べると厳しい傾向にあるといわれています。そして、三菱UFJ銀行の住宅ローンは審査の結果によって適用される金利が異なることが特徴となっています。
メリット:商品のラインアップが豊富
店頭で契約できる住宅ローンの商品には、当初固定期間の商品ラインアップが豊富にそろっています。もちろん変動金利や全期間固定金利の商品もあります。また、インターネット上で手続きが完了できる、住宅ローンを3プラン提供していることも魅力となっています。
メリット:固定期間終了後の金利の上り幅が少ない
当初固定金利のプランを選択した場合、その固定金利の期間が終了した際には原則として変動金利へ移行することとなっていますが、その上り幅が他行と比べて少なく設定されています。固定期間終了後の金利の上り幅が気になる人は多いと思いますので、その点でも非常にメリットに感じるのではないでしょうか。
メリット:家電購入特典がある
三菱UFJ銀行の住宅ローンを新規に借り入れる場合は「家電購入特典」や「引っ越し特典」、さらに「ホームセキュリティー特典」を受けることができますが、借り換えの場合でも家電の購入費用が3%割引になる「家電購入特典」を受けることができます。
ただし、特典の適用には条件があるため、詳細は三菱UFJ銀行HPをご確認ください。
メリット:つなぎ融資にも対応している
つなぎ融資とは、注文住宅などで住宅ローンの契約から入居までに建設費用などの中間的な支払いが発生する際に、その支払いを融資してもらうものです。このようなつなぎ融資ができる資金力があるからこそ、多くの信頼を得ているともいえるでしょう。
デメリット:フラット35の取り扱いがない
三菱UFJ銀行の住宅ローンにはフラット35の取り扱いがありません。したがってフラット35の利用を考えている方は利用できないというデメリットがあります。
デメリット:団体信用生命保険の疾病保障が有料である
三菱UFJ銀行の住宅ローンにおける団体信用生命保険には7大疾病保障に対応したプランが用意されていますが、同じ保障プランを無料で提供している金融機関がある中で金利の上乗せが発生する点はデメリットといえるでしょう。
三菱UFJの住宅ローンはどんな人に向いている?
では、三菱UFJ銀行の住宅ローンはどのような人に向いているのでしょうか。
固定期間終了後の金利の値上がりが気になる人
変動金利の恩恵を受けながらも選択した期間固定金利で利用できるという意味でも、当初固定金利のプランを選ぶ人は多いと思います。
とはいえ、固定期間終了後の金利の値上がり幅があまりにも大きいと不安ですよね。しかもその際にまた借り換えを考えるとなると審査を受けなければならないし、諸費用もまたかかってしまいます。
将来的に借り換えた後はずっと三菱UFJ銀行を利用し続けると考えたい人には向いているといえます。
属性に自信のある人
三菱UFJ銀行の審査は厳しめであることは前述のとおりですが、公務員や大手企業にお勤めの方であれば、審査に有利となるといわれています。しかも、最終的な金利は審査の結果によって決まることから、属性に自信のある方は審査にも有利で、かつ低金利で借り入れを受けることができることからもおすすめです。
対面相談を希望する人
三菱UFJ銀行の住宅ローンにはインターネットで完結できるものもありますが、店頭で契約できる商品ももちろん存在します。じっくりと対面で相談しながら住宅ローンの内容を決めたいという方には、安心しておすすめできる金融機関といえます。
三菱UFJの住宅ローンに向いていない人は?
では逆に三菱UFJ銀行の住宅ローンに向いていない人はどのような人なのでしょうか。
フラット35の利用を考えている人
三菱UFJ銀行の住宅ローンではフラット35は利用できないことになっています。フラット35の利用を考えている人は、他のフラット35を提供している金融機関を探すようにしましょう。
自身の信用情報などに自信のない方
三菱UFJ銀行の住宅ローンの審査では、その人の属性を厳しくチェックします。信用情報についても例外ではありませんし、かなり厳しい目でチェックされます。したがって過去に信用事故を起こしているなどであれば、審査に通らない可能性が高いといえます。
借り換えをする際の注意点とは?
三菱UFJ銀行の住宅ローンに限らず、住宅ローンの借り換えには以下の点に注意する必要があります。
諸費用がかかることを忘れない
住宅ローンの借り換えには事務手数料や登記に関係する登録免許税や司法書士に対する報酬などの諸費用がかかります。そういった諸費用を含めると結局元本部分が増加してしまい、借り換えを行うメリットが無くなってしまいます。借り換えにあたっては諸費用を含めたシミュレーションを行うことを忘れないようにしましょう。
他の借り入れがある場合はできるだけ完済を
住宅ローンの審査においては、年収における年間の住宅ローン以外の借り入れも合わせた返済額の割合である総返済負担率を重視します。最初に住宅ローンを借り入れた後、車を購入し、そのローンがまだ残っているなどであれば、完済しておくか一部だけでも返済しておくなど、できるだけ住宅ローン以外の借り入れを少なくしておきましょう。
住宅ローン控除適用期間に注意
現在住宅ローン控除の適用期間中であれば、借り換えを行うことによって返済期間が短くなり、要件を満たさなくなることで住宅ローン控除の適用を受けることができなくなる可能性があります。
そのような事態に陥ることはあまりあることではありませんが、総返済額を減らしたいという思いばかりで自己資金を追加で支払うなどした場合であれば、借入期間が想像よりも短くなるケースもあります。もちろん、住宅ローン控除の適用による減税効果よりも借り換えによって得られる総返済額削減効果の方が大きい場合は、割り切って考えるとよいでしょう。
まとめ
三菱UFJ銀行の住宅ローンは、審査結果によって適用金利が変わることが特徴です。したがって属性が良い場合は審査に有利に働き、想像よりも低い金利で借り換えを行うこともできるでしょう。
とはいえ、借り換えには諸費用の負担が発生しますし、自身の健康状態や信用情報について不安がある場合は審査に通らない可能性もあります。せっかく借り換えるのであれば今よりも条件が良くなる金融機関で借り換えたいものです。
そういった意味でも、シミュレーションを行ったうえで総返済額削減効果をある程度把握し、そのうえで自分に一番合っている金融機関が提供している住宅ローン商品に借り換えるようにしましょう。
[出典]株式会社三菱UFJ銀行「住宅ローン」
執筆者:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
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※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
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