更新日: 2020.08.24 住宅ローン
あなたに見合った住宅ローンの金利タイプとは
執筆者:古屋禎之(ふるや よしゆき)
古屋FP事務所 代表
CFP(R)資格
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
私は皆様の将来の夢を実現するため住宅・教育・老後等のご相談から不安を解消するファイナンシャル・プランニング業務を行い、素敵なライフプランをご提案しています。
相談業務から提案業務に不安解消から夢のある人生に、をモットーに活動中です。
2015年に日本FP協会「くらしとお金のFP相談室」相談員に就任し、
現在は児童養護施設での子供たちへの金銭教育・生活困窮者家計相談支援業務・就学者支援業務にも力を注いでいます。
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※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
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住宅ローンの金利タイプ
金利タイプには大きく分けて「固定金利型」、「変動金利型」、そして「固定金利選択型」があります。
固定金利型は、当初設定の金利のまま、完済までの全期間の金利と返済額が固定されます。変動金利型は、金利が変動することで、返済額に変更が出てくることがあります。金利は市場金利に合わせて半年ごと、年2回見直されます。
しかし、運用金利が変わっても返済額は5年間変わらず、元金返済分によって調整されます。また、変更される返済額は現状返済額の1.25倍までと決められています。
固定金利選択型は、変動金利型のひとつです。最初に固定金利の期間を選択します。固定期間終了後にその時点での金利をもとに、期間と、固定金利にするか変動金利にするかを決めることができ、新たな返済金額に変更されます。
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※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
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自分に見合った金利タイプは
金利は変動するものです。そのことによるリスクを自分自身が受け入れ変動金利にするか、または金融機関に任せることで固定金利にするかを、ご自身で判断しなければなりません。
現在、変動金利を選ばれる方は6割近くと多く、固定期間選択型も含めると8割を超えます(※)。変動金利型を選ぶ方で一番多い理由は、高い金利を払いたくないということでしょう。
通常、融資時期が同じ場合は、固定金利の方が変動金利より当初の金利が高くなっています。しかし、将来のことも考えて選んでいきたいものです。
まず、変動金利に向いている方は自分自身でリスク管理ができる方です。変動金利の仕組みを知っていて、金利について常に注意を払っていらっしゃる方、金利の変化に対しご自分で判断、そして対応ができる方です。
他には、借入期間が短い方は金利変化の幅が広がらないうちに返済終了となる可能性があります。現在は夫婦2人の生活だが、近い将来家族人数の増加による買い替えも検討している方などもいいでしょう。
また、借入額が少ない方は金利が上がっても元本自体が少ないので、影響がそれほど大きくはありません。
さらに、家計に余裕がある方、例えば夫婦共働きで収入が十分ある方などは家計に占める住宅ローンの割合が少ないので、変動金利を選ぶ理由になります。なお、固定金利選択型は、固定期間終了時ごとに金利タイプを検討する必要がありますので、注意が必要です。
一方、固定金利型は完済まで返済額が分かっているので、金利変動について気にする必要がなくライフプランを立てやすいです。10年後、20年後でも月々の返済金額は同じです。
お仕事が多忙で金利を気にする時間のない方や、今後教育費負担の増加が予想される方、突然のリスクに不安がある方は固定金利をお勧めします。どのタイプにするにしても、その場で決めるのではなく、ご自身の将来像に照らし合わせ、物件を決めることと同じように慎重に選ぶことが大切です。
出典
住宅金融支援機構 2018年度 民間住宅ローン利用者の実態調査
執筆者:古屋禎之(ふるや よしゆき)
古屋FP事務所 代表
CFP(R)資格
1級ファイナンシャル・プランニング技能士
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