更新日: 2020.12.23 住宅ローン

住宅ローン審査で意外と見られてる? クレジットカードの注意すべき利用方法

執筆者 : 新井智美

住宅ローン審査で意外と見られてる? クレジットカードの注意すべき利用方法
住宅ローンを申し込む際、自分が持っているクレジットカードについては特に意識しない人も多いでしょう。しかし、クレジットカードの利用状況によっては、住宅ローンの審査に影響をおよぼすことがあります。
 
では、クレジットカードとの関係や利用状況によって、住宅ローンの審査にどのような影響があるのか、さらにはその対策法について解説します。
新井智美

執筆者:新井智美(あらい ともみ)

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員

CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
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住宅ローンとクレジットカードの関係

住宅ローンの審査では、申し込んだ人の信用情報をチェックします。
 
信用情報とは、これまでに延滞などの信用事故を起こしていないかどうかというもので、その情報は信用情報機関に登録されています。金融機関が住宅ローンの審査を行う際は、この信用情報機関に照会を行い、審査に通過できるかどうかの判断を行います。
 
信用情報機関には、その信用事故によって一定の期間情報が残ることになっています。例えば、延滞などの情報については5年間残るといわれています。
 
また、クレジットカードに申し込んだという事実も申し込んでから半年間は登録されます(※)。クレジットカードを申し込んでから半年以内に複数のクレジットカードを申し込むと、審査に通らない可能性があります。
 

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住宅ローン審査に影響をおよぼすクレジットカードの利用とは?

では、住宅ローンの審査に影響をおよぼすようなクレジットカードの利用状況とは、いったいどのようなものなのでしょうか。代表的なものについて、以下に紹介します。
 

■リボ払い

リボ払いとは、毎月の支払額(返済額)を一定の額に固定し、その枠内にて返済を続けていくことです。リボ払いには利息が付きますので、その利息分も合わせて返済していくことになります。
 
毎月の返済額を抑えることができることがメリットではありますが、そのメリットに甘えてついつい使いすぎてしまうことがリボ払いのデメリットです。
 
怖いのは、毎月の支払額が変わらないことから、使いすぎていることへの自覚がないことです。気づいた時には何年たっても返せない額まで支払額が増えているということもあります。
 
住宅ローンの審査の際には、他のローンでの借入がないかをチェックします。その際にこのリボ払いの残高があると、それが借入金総額としてカウントされてしまいます。小額であればよいのですが、自覚がないため気づかないうちにリボ払いの支払残高が高額になっていることもありますので、その際には住宅ローンの審査に影響をおよぼすことも予想されます。
 

■延滞

クレジットカードを利用すると、利用した額が後日まとめて指定した口座から引き落とされます。指定した口座にきちんとお金があればよいのですが、残高が足りず引き落としができないということがあります。これが延滞といわれる状態です。
 
引き落としができないとカード会社からハガキや電話で催促の連絡が来ますので、すぐに入金することは可能です。
 
ただ、延滞をしたという事実は信用情報機関に登録されることになります。信用情報機関には、61日以上の滞納があった場合に情報登録されることになっていますが、あくまでも一般的にということであり、それ以外にもクレジットカード会社の社内情報にはすぐに登録されることを覚えておきましょう。
 
延滞は、ついうっかり口座に入金するのを忘れていたという、決して悪意のないケースが多いのですが、カード会社からしてみれば延滞は延滞です。
 
しかもそれを繰り返しているなどの情報があれば、信用情報をさらに悪くすることにつながります。そのような情報があると、当然ながら住宅ローンにおける信用情報の審査にも悪影響をおよぼします。
 

■キャッシング枠の利用

代金の支払いを立て替えてもらうクレジットカードと違い、キャッシングとはお金を借りるということです。クレジットカードにはキャッシング枠が設定されているものが多く、カードローンを作らなくてもクレジットカードのキャッシング枠を使って緊急の出費をしのぐという方法を採っている人もいます。
 
キャッシング枠を利用した際には、一定金額を毎月決められた日に返済するという方法が多く採られています。もちろん、返済の際には利息の支払いも発生します。このキャッシングの返済残高は、リボ払いと同様に借入金総額とみなされます。したがって住宅ローンの審査に影響をおよぼすことになります。
 

住宅ローン審査に影響をおよぼす利用をしているか確認する方法

できれば、住宅ローンの審査に影響をおよぼす利用は避けたいものです。そのような利用をしていないかどうか、確認する方法をご紹介します。
 

■リボ払いになっているかを確認する方法

リボ払いを利用している人の多くは、自分がリボ払いを利用しているという自覚があまりないケースもあります。その背景には、そのような人が利用しているクレジットカードの初期設定自体が「リボ払い利用」となっているという事情もあるかもしれません。なかにはリボ払い専用のクレジットカードであることを知らずに利用している人もいます。
 
したがって、まずは自分が持っているクレジットカードの利用明細を確認してみましょう。最近では明細書が送られず、ネットでしか閲覧できないケースもありますのでコールセンターに問い合わせ、サイトにログインするためのIDやパスワードを発行してもらい、こまめにチェックするのも良いかもしれません。
 

■延滞の履歴があるかを確認する方法

延滞の履歴については、信用情報機関に対して情報開示の請求を行うことで確認できます。この信用情報開示の請求は本人しか行うことができません。
 
1000円程度の手数料はかかりますが、インターネットや郵送で手続きができます。開示手続きを申し込み、本人確認書類の送付および手数料の支払い確認後、信用情報機関から開示結果が簡易書留で郵送されてきますので、それを見て確認するとよいでしょう。
 

■キャッシング枠の利用があるかを確認する方法

キャッシング枠を利用しているかどうかは、所有しているクレジットカード会社のサイトにログインすることで、キャッシング枠がいくらあるか、そしてどのくらいキャッシング枠を利用しているかを確認できます。
 
サイトへのログインIDやパスワードについては、クレジットカードが発行された際にカードと一緒に届いているはずですが、それが分からないという人も多いでしょう。その際は公式サイト等で問い合わせを行うことができます。
 
問い合わせは、インターネット上で簡単にできますし、利用明細書にも記載されていますので、そこで確認もできます。
 
インターネットの環境がない場合や、早く知りたいという方は、カード会社のコールセンターへ電話してみましょう。本人確認ができれば、キャッシング枠の利用があるかどうか教えてくれます。
 

住宅ローン審査の前にできる対策は?

住宅ローンの審査では、ほかのローンでの借入がないかどうかは必ずチェックされます。したがって、まだ完済していないリボ払いやキャッシング枠の残債については、なるべく早めに完済しておきましょう。
 
また、信用情報機関に情報開示の請求を行った結果、延滞の情報が残っていることが分かった場合については、その情報が消えるまでは住宅ローンの申し込みを控えることも大切です。信用情報機関に情報が残っている以上、それが消えるまで待つしかありませんし、それが最善策です。
 
もし、住宅ローンを早めに申し込みたいというのであれば、本人ではなく配偶者の名義でローンを申し込むことを検討することもできますが、継続かつ安定した収入があるなどの条件をクリアできる配偶者に限られますので注意が必要です。
 
ちなみに、リボ払いやキャッシング枠については、簡単に利用できないように設定を外しておくこともできますので、カード会社に相談してみましょう。
 

まとめ

現金を持ち歩かずに買い物ができ、利用額によってポイントが付与されるなど、使い方によっては非常に有意義なものになるクレジットカードですが、うっかり延滞を起こしたり、気づかないうちにリボ払いになっていたりなどのデメリットも存在します。
 
クレジットカードを保有しているのであれば、その使い方について自分でしっかりと管理しておくようにしましょう。
 
クレジットカードの利用状況については、住宅ローンに限らずほかのローンを申し込む際の審査にも影響します。安易に考えず、自分の支払える額だけを利用するなど節度を守った行動を心がけることが大切です。
 
(※)日本信用情報機構(JICC)「登録内容と登録機関」
 
執筆者:新井智美
CFP(R)認定者、一級ファイナンシャルプラン二ング技能士(資産運用)
DC(確定拠出年金)プランナー、住宅ローンアドバイザー、証券外務員
 

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