更新日: 2021.05.25 住宅ローン
リースバックを行っている業者とは?業者5社と業者の選び方を解説
どんなポイントで業者を選べば、後悔のないリースバックが実現できるのでしょうか。
この記事では、代表的なリースバック業者とその特徴、自分に合った業者の選び方を徹底的に解説します。リースバックの業者選びに悩んでいる人は、ぜひ参考にしてください。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部(ふぁいなんしゃるふぃーるど へんしゅうぶ)
ファイナンシャルプランナー
FinancialField編集部は、金融、経済に関する記事を、日々の暮らしにどのような影響を与えるかという視点で、お金の知識がない方でも理解できるようわかりやすく発信しています。
編集部のメンバーは、ファイナンシャルプランナーの資格取得者を中心に「お金や暮らし」に関する書籍・雑誌の編集経験者で構成され、企画立案から記事掲載まですべての工程に関わることで、読者目線のコンテンツを追求しています。
FinancialFieldの特徴は、ファイナンシャルプランナー、弁護士、税理士、宅地建物取引士、相続診断士、住宅ローンアドバイザー、DCプランナー、公認会計士、社会保険労務士、行政書士、投資アナリスト、キャリアコンサルタントなど150名以上の有資格者を執筆者・監修者として迎え、むずかしく感じられる年金や税金、相続、保険、ローンなどの話をわかりやすく発信している点です。
このように編集経験豊富なメンバーと金融や経済に精通した執筆者・監修者による執筆体制を築くことで、内容のわかりやすさはもちろんのこと、読み応えのあるコンテンツと確かな情報発信を実現しています。
私たちは、快適でより良い生活のアイデアを提供するお金のコンシェルジュを目指します。
【PR】おすすめの住宅ローン
不動産のリースバックとは
不動産のリースバックとは、家などの不動産をいったん売却したあと賃貸借契約を結び、同じ不動産を使い続けるという契約です。
リースバックをすれば、住宅ローンを支払えない、お金がなく不動産を売りたい、という状況でも同じ不動産を利用し続けることができます。特に、自分で購入した、思い入れのある家を手放したくないという人はリースバックを利用して賃貸で住み続けるのが良いでしょう。
リースバック契約は、基本的に不動産業者で結ぶことができます。しかし、業者によって契約の内容や条件、対応している物件が異なるので事前のリサーチが必須です。
【PR】おすすめの住宅ローン
リースバック契約を結べる業者
リースバック契約ができる業者は複数あり、それぞれ契約内容やサービスの特徴が異なります。そのため、どの業者が自分に合っているか調べておく必要があるでしょう。
リースバック契約を結べる代表的な業者は、以下の通りです。
・セゾンファンデックス
・センチュリー21
・ハウスドゥ
・インテリックス
・SBIスマイル
ここからは、買取対応の有無、対応エリア、現金化までの期間などについてそれぞれ説明します。ぜひ業者選びの参考にしてください。
セゾンファンデックス
クレディセゾングループのひとつであるセゾンファンデックスでは、リースバックのサービスを提供しています。セゾンのリースバックでは、不動産をセゾンが直接買い取ってくれるので、外部の買い手を探す時間がかかりません。
そのため、契約するまでの期間が最短2週間と非常に早く、すぐにまとまったお金が必要な人におすすめです。
また、セゾンのリースバックは以下の費用が無料となっており、手数料を抑えることが可能です。
・調査費用
・事務手数料
・礼金
・家財保険費用
・賃貸借契約の再契約手数料
将来的に買い取りもできるので、安くバランスの良いリースバックを探している人は検討してみましょう。
センチュリー21
センチュリー21のリースバックは、全国の主要都市の物件を幅広く対象にしています。対象となる物件はマンション・戸建てにとどまらず、土地や一棟ビルも含みます。そのため、エリアやタイプを問わず相談しやすいと言えるでしょう。
また、センチュリー21の提携企業が物件の買い手となるので、契約成立までもスピーディーです。
センチュリー21の賃貸契約は定期建物賃貸借契約のみとなり、期間が満了すればそれ以上住むことができなくなります。しかし再契約をすればまた同じ家に住むこともできるので、長期的に賃貸物件として同じ家に住みたい場合はぜひ検討してください。
ハウスドゥ
ハウスドゥは、リースバックの取り扱いで国内屈指のシェアを誇る不動産業者です。リースバックでは、戸建て・マンションを含むあらゆる物件に対応しており、全国各地の店舗で相談ができます。
また、ハウスドゥのリースバックは賃貸契約に期限がなく、自分の住みたい期間だけこれまでと同じ家に住むことができます。また、現金化までの時間が最短5日と非常に早いので、すぐお金が必要な人にぴったりでしょう。
さらに、ハウスドゥでは将来の再購入も可能です。地方に住んでいて、自分の物件がリースバックできるのか不安という方は一度相談をしてみましょう。
インテリックス
インテリックスが提供するリースバック「あんばい」では、年齢制限無くリースバックを利用することが可能です。
そのため、年齢問わず今後のことを考えて老後の資金を獲得したい人にぴったりでしょう。また、インテリックスのリースバックでは、2年間の定期建物賃貸借契約終了後、退去するか再契約するかを選べます。
ずっと賃貸物件として同じ家に住みたい場合、繰り返し再契約をすることも可能なので、長く住みたい人にも良いでしょう。
さらに、インテリックスでは賃貸契約にあたって保証人・連帯保証人が不要です。賃貸借契約を結ぶ際に審査はありますが、家族が少ない人、頼れる人が少ない人でも安心して契約を進められるでしょう。
SBIスマイル
SBIスマイルのリースバック「ずっと住まいる」は、敷金・礼金・更新料ゼロの賃貸借契約を結べるのが特徴です。
退去をするか、賃貸借契約を更新するかも自由に選べるので、金銭的・時間的な制約なく自分の住みたい期間これまでの家に住み続けることができるでしょう。
また、ずっと住まいるは家賃の変動がないので、買い取りができるようになるまでゆっくりお金を貯めたい人にも向いています。将来は買い取りをしたいけれど、今はお金が足りない、という人は検討してみましょう。
リースバック業者を選ぶポイント
リースバックではたくさんの業者の中から自分にあったところを見つけることが大切です。しかし、どんなポイントで業者を選択すればいいのか分からない、という人は多いでしょう。
そこで、ここからはリースバック業者を選ぶポイントを解説します。リースバック業者を見極めて、後悔のない契約を結びましょう。
賃貸借契約のタイプを確認する
リースバックで結ぶ賃貸借契約には種類があり、タイプによっては長期間の賃貸借契約が結べないこともあります。賃貸借契約のタイプは、以下の2つです。
・普通賃貸借契約
・定期借家契約
普通賃貸借契約では、契約期間終了後も更新手続きを行えばその後も賃貸物件として住むことができます。一方、定期借家契約ではあらかじめ契約期間が定められており、その後更新して同じ家に住むことはできなくなります。
ただし、業者によっては定期借家契約後にまた賃貸借契約を結べるケース、普通賃貸借契約でも更新を断られるケースがあるので最大何年住めるかあらかじめ確認して業者を選びましょう。
サービス内容が合っているか確認する
リースバックの細かいサービス内容は、不動産業者によって違います。不動産の買い戻しができない、訳あり物件の申し込み不可の場合もあるので、自分に合った条件のサービスを提供している業者を選択しましょう。
他にチェックすべきサービスは、以下の通りです。
・敷金や礼金がかかるか
・少額のリースバックに対応してくれるか
・商品券などのプレゼントサービスがあるか
自分に必要なサービスを選び、業者を絞り込みましょう。
担当者との相性を確認する
業者選びで最後の決め手となるのが、担当者との相性です。サービスが良くても、担当者が高圧的で質問しにくかったり、丁寧に話を聞いてくれず契約を進めてきたりすれば不信感が募ってしまいます。
リースバックは今後の生活にも大きく影響する重要な契約です。担当者との付き合いも長くなる可能性があるので、信頼できる担当者かどうか、対面で直接話して確認しましょう。
担当者をチェックするポイントは、以下の通りです。
・質問にしっかり回答してくれるか
・電話やメールでの応対が早いか
・契約について考える時間をもらえるか
・無理に契約を進めようとしてこないか
・話したとき良い印象を持てる人なのか
この人となら安心して契約できる、と感じる人がいる業者でリースバックをしましょう。
最適な業者を選びリースバックを成功させよう
思い入れのある家を守るためには適切な業者選びが大切です。リースバックを取り扱う業者はどんどん増えていますが、中には実績が少なく契約時の説明が不十分なところもあります。
そのため、インターネットで公式サイトや口コミを調べるだけでなく、実際に担当者と会って話し、信頼できる業者なのかしっかり見極めることが大切です。
そして、後悔のないリースバックとなるよう、契約の段階になったら抱えている疑問を全て担当者に話し、不安をしっかり解消しておきましょう。
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
住宅ローン 金利別ランキング【PR】~あなたのニーズに合った住宅ローンをチェック!~
※弊社の提携会社のランキング
変動金利
-
1位
auじぶん銀行
適用金利:
年0.329%
()
※住宅ローン金利優遇割最大適用後の変動金利(全期間引き下げプラン)
※新規借入れ 詳しく見る -
2位
三菱UFJ銀行
適用金利:
年0.345%
()
住宅ローン
※適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。 詳しく見る -
3位
住信SBIネット銀行
適用金利:
年0.448%
()
通期引下げプラン
※審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。※1
※物件価格80%以内でお借入れの場合 詳しく見る -
4位
PayPay銀行
適用金利:
年0.465%
()
全期間引下型
※市街化調整区域・都市計画区域外・離島は不可
※自己資金10%以上の金利です 詳しく見る
固定金利10年
-
1位
三菱UFJ銀行
適用金利:
年1.120%
()
住宅ローン
※適用金利や引下幅は、お申込内容や審査結果等により決定いたします。 詳しく見る -
2位
PayPay銀行
適用金利:
年1.165%
()
当初期間引下型
※市街化調整区域・都市計画区域外・離島は不可
※自己資金10%以上の金利です 詳しく見る - 3位 auじぶん銀行 適用金利: 年% () 当初期間引下げプラン【10年固定】 詳しく見る
-
4位
住信SBIネット銀行
適用金利:
年1.303%
()
当初期間引下げプラン
※審査結果によっては、表示金利に年0.1%~0.3%上乗せとなる場合があります。※1
※物件価格80%以内でお借入れの場合 詳しく見る
借り換え[変動金利]
【auじぶん銀行の注意事項】
※金利プランは「当初期間引下げプラン」「全期間引下げプラン」の2種類からお選びいただけます。
ただし、審査の結果保証会社をご利用いただく場合は「保証付金利プラン」となり、金利タイプをご選択いただけません。
※固定金利特約は2年、3年、5年、10年、15年、20年、30年、35年からお選びいただけます(保証付金利プランとなる場合は、3年、5年、10年に限定されます)。
金利タイプを組合わせてお借入れいただくことができるミックス(金利タイプ数2本)もご用意しています。 お申込みの際にご決定いただきます。
※ただし、審査の結果金利プランが保証付金利プランとなる場合、ミックスはご利用いただけません。
※審査の結果によっては保証付金利プランとなる場合があり、この場合には上記の金利とは異なる金利となります。金利プランが保証付金利プランとなる場合は、固定金利特約が3年、5年、10年に限定されます
・変動金利について
※2024年11月現在・本金利プランに住宅ローン金利優遇割を最大適用した金利です。
※J:COM NET優遇割・J:COM TV優遇割は戸建のみ対象
※J:COM NET優遇割、J:COM TV優遇割、コミュファ光優遇割は適用条件充足後、3ヶ月後から適用開始となります。
※1借入期間を35年超でお借り入れいただく場合は、ご利用いただく住宅ローン金利に年0.15%が上乗せとなります。
【PR】おすすめの住宅ローン