更新日: 2020.04.06 セカンドライフ

老後に悠々自適な生活!お金持ちがお金持ちになるべくしてなる簡単な理由はこの3つ!

老後に悠々自適な生活!お金持ちがお金持ちになるべくしてなる簡単な理由はこの3つ!
皆さんが持つ、お金持ちの人たちのイメージはどんなものでしょうか。高級住宅街に住み、高級車を乗り回し、ブランドに身を固め派手な生活をしている人々でしょうか。
 
お金持ちとひと口にいっても、所得が多い人なのか、資産を持っている人なのか、それはいくら以上なのか、定義は難しいのでここでは老後も入居金3千万円以上の高級老人ホームへ夫婦2人で入居でき、年に数回海外旅行へも行き、悠々自適で貯蓄残高が多い人をお金持ちと呼ぶことにします。
 
当然所得が多い人がお金持ちになりやすいことは否めませんが、所得の多少にかかわらず、まねできる特性も垣間見られるので、その特性を知ることは誰にでも役立つといえます。
岩永真理

執筆者:岩永真理(いわなが まり)

一級ファイナンシャル・プランニング技能士

CFP®
ロングステイ・アドバイザー、住宅ローンアドバイザー、一般財団法人女性労働協会 認定講師。IFPコンフォート代表
横浜市出身、早稲田大学卒業。大手金融機関に入行後、ルクセンブルグ赴任等を含め10年超勤務。結婚後は夫の転勤に伴い、ロンドン・上海・ニューヨーク・シンガポールに通算15年以上在住。ロンドンでは、現地の小学生に日本文化を伝えるボランティア活動を展開。
CFP®として独立後は、個別相談・セミナー講師・執筆などを行う。
幅広い世代のライフプランに基づく資産運用、リタイアメントプラン、国際結婚のカップルの相談など多数。グローバルな視点からの柔軟な提案を心掛けている。
3キン(金融・年金・税金)の知識の有無が人生の岐路を左右すると考え、学校教育でこれらの知識が身につく社会になることを提唱している。
ホームページ:http://www.iwanaga-mari-fp.jp/

1.普段は質素

私がかつて銀行員だったころ、窓口業務に携わる行員へ徹底されていたことは「お客様を見た目で判断するな」ということです。近所の老人が何気なく入ってきたのかと思わせるような人に限って、紙袋から数千万円を出す、ということがよくあったそうです。
 
つまり、お金持ちは自分がお金を持っています、と見た目には表さないということです。
 
海外旅行でも「ブランドのバックを買ったら地下鉄に乗るな」と言われますが、いかにもお金を持っています、高級バックを買いました、というのがわかると、泥棒や詐欺を呼び寄せるようなものだからです。
 
また、いわゆるお金持ちの老夫婦は、タクシーにも滅多に乗りません。時間を使って、公共交通機関の高齢者パスを駆使して、遠回りでも無料で移動します。
 
無駄な交通費を使わないということです。だからお金が貯まるのです。
 
交通費という比較的少額でもこうした習性がうかがえますので、これを応用してすべてにわたり、無駄遣いはしないことが習慣化されているはずです。
 

2.外食もほどほど

外食や買い食いも少ないようです。お金の節約という観点からというよりは、むしろ健康に気を使ってという意味合いのほうが強いでしょう。
 
外食は塩分が強いことが多いですし、コンビニ等で買うおにぎりやお弁当は、食品添加物や保存料が含まれていることもあるでしょう。自分で吟味した食材で調理すれば、常に安全で安心なものを口にすることができます。
 
食生活への気遣いが、結果的に外食や弁当のなど、手間賃の含まれた割高な食費を払うことをはばみ、そのかわりに質の良い食事を楽しむことができるのです。
 
また、適度な運動もしています。趣味がゴルフ、水泳、散歩などです。ゴルフ以外は、公共の施設を利用すれば、それほどお金がかからずに楽しめます。
 
食習慣や運動習慣は、健康寿命を延ばす効果があるでしょう。
 
お金ばかりでなく、健康寿命までをも手に入れることができるなら、これらの生活習慣はぜひ身に着けておきたいものです。
 

3.子供や親戚への依存心は少ない

家族の在り方や考え方はさまざまですが、都心では親子別居が多いようです。
 
また、子供や親戚がいても、近くに住んでいるとは限りません。そのため、老後の生活は自分で何とかしなければ、という意識の強い人は、自ら有料老人ホームの見学会へ積極的に参加しています。
 
ある夫婦は、それまで住んでいた自宅を処分し、今では快適な有料老人ホームで安心を手に入れつつ楽しんで生活していて、年に何回かは飛行機のビジネスクラスで海外旅行へも行っています。
 
金銭的にも精神的にも他人に依存しない、ということは、絶えず自分の頭で物事をしっかり考える習慣につながりますので、認知症予防にもなる可能性があります。
 
老後は子供や親戚が何とかしてくれると思ってしまうと、刹那的にお金を遣ってしまい、本当に必要なものを買うべき時にお金がない、ということにもなりかねません。
 
自分のライフプランをしっかりと見据えて、早め早めに行動することは、結局は無駄な出費を抑え、自分の理想とする老後の生活へと最短距離でたどり着く方法なのかもしれません。
 
Text:岩永 真理(いわなが まり)
一級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®
ロングステイ・アドバイザー、住宅ローンアドバイザー、一般財団法人女性労働協会 認定講師。IFPコンフォート代表
 


 

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