「自動車税」の支払いがつらい！「分割」で払うことはできる？安くする方法はあるの？

自動車を所有している人に支払いの義務が生じる自動車税。「今年も自動車税の納付通知書が送られてきてつらい」という人もいるのではないでしょうか。分割で支払うことが可能ならば、少しは負担が減るのではないかと考えているかもしれません。ここでは、自動車税の支払いは分割でできるかどうかなどについて詳しく解説します。

執筆者：FINANCIAL FIELD編集部（ふぁいなんしゃるふぃーるどへんしゅうぶ）

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1 自動車税は分割で払えるのか
2 自動車税を納められなかったらどうなる
3 つらい自動車税の支払いを安くするための方法
4 自動車税は分割で払える

自動車税は分割で払えるのか

自動車税は、自治体によっては、分割で納付できるところもあります。4月1日、所有者に毎年課せられる自動車税は、都道府県に納めることになります。eLTAXを利用している東京都や千葉県などはクレジットカードで分割支払いが利用可能です。eLTAXとは、地方税における手続きを、インターネットを利用して電子的に行うシステムです。地方税ポータルシステムとも呼ばれています。

例として東京都の場合、支払いは、分割払いやリボ払いなどから選択することが可能です。分割払いは、3回、5回、12回など豊富に選べます。ただし、利用するクレジットカードによっては複数回の支払いができないものもあります。また、2回払いやボーナス払いについては取り扱っていないため注意が必要です。

なお、利用する際、決済手数料だけではなく、各カード会社が定める手数料がかかる場合もあります。さらに、コンビニなどの各種窓口ではクレジットカードを利用して税金を納めることはできません。分割のクレジットカードで支払うときは、自宅や自身が所有するパソコンなどから利用しましょう。

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自動車税を納められなかったらどうなる

自動車税を期日内に納められなかった場合、延滞金が発生するので注意しましょう。また、税金を滞納したまま放置していると、給与や預貯金などが差し押さえられる可能性もあります。さらに、本人の意思とは関係なしに財産の換金などといった処分を受ける場合もあります。

つらい自動車税の支払いを安くするための方法

ここでは、自動車税の支払いを安くするための方法について説明します。

・新しい自動車に買い替える

自動車税の税額は、総排気量や用途によって税率が細かく分けられる仕組みです。したがって、排気量の少ない自動車に乗り換えることで金額を抑えることが可能です。また、古い年式の車は税金が高くなるため、年式が古くなる前に買い替えることも念頭に置いておきましょう。新車登録から13年、ディーゼル車は11年以上すると約15%税率が高くなります。

・軽自動車に乗り換える

軽自動車に乗り換えることも、支払いを安くするための方法です。なお、4月1日時点の所有者に対して毎年課せられる軽自動車税は、市町村に納めます。例として千葉県市原市にて自家用の乗用車に乗る場合、自動車税は1万800円です。

一方、千葉県の自動車税は、排気量にもよりますが総排気量1L以下だと2万5000円です。したがって、軽自動車に乗り換えると税金を約1万5000円抑えることができます。

・カーリースを利用する

自動車税の支払いを安くするためには、カーリースの利用も有効な手段の1つです。カーリースとは、毎月一定額の支払いで車に乗ることができるサービスのことです。リース料金には、車本体の費用だけではなく自動車税といった税金や諸費用が含まれています。

自動車税は分割で払える

自動車税は、自治体によってはクレジットカードを利用することで分割での納付ができます。ただし、窓口などを利用できない、手数料がかかることなどのデメリットがあります。また、分割で支払う以外にも自動車税を安くするための方法はいくつかあります。そして、支払うのが難しい際は、なるべく早めに県税事務所へ相談することをおすすめします。