【2023年4月から】「自動車税」の決済方法が変更に! 車ごとの自動車税も確認!

配信日: 2023.05.16

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【2023年4月から】「自動車税」の決済方法が変更に! 車ごとの自動車税も確認!
車を保有する人は納付が必要な「自動車税」ですが、2023年から納付方法が変わることを知っていますか?
 
本記事では、2023年4月から始まる自動車税の納付方法「地方税統一QRコード(eL-QR)」について解説します。車ごとの自動車税の金額も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
FINANCIAL FIELD編集部

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2023年から自動車税の納税方法が変更に!

2023年4月1日から、自動車税の納付に「eL-QR」が採用されました。送付される納付書に印字されたQRコードを読み込むことで、さまざまな決済方法の選択が可能です。
 
利用できる主な決済方法は、以下のとおりとなります。

・スマートフォン決済アプリ(〇〇Payなど)
・インターネットバンキング
・クレジットカード
・口座振替
・金融機関窓口での支払い

上記の中から、好きな決済方法を選んで自動車税を納付できます。ただし、クレジットカードでの支払いは別途システム利用料がかかるので注意しましょう。
 
クレジットカードのシステム利用料は図表1のとおりです。
 
【図表1】

納税額 システム利用料
1万円以下 税別37円
1万円を超える場合 1万円ごとに税別75円加算

筆者作成
 
クレジットカードによっては、税金支払いで付与されるポイントの還元率が低くなるものもあります。獲得できるポイントと発生するシステム利用料を比較して、クレジットカードでの支払いを検討してみましょう。
 

車ごとの自動車税

決済方法が変更になっても、期日に自動車税の納付が必要であることに変わりはありません。では、納付が必要な自動車税はいくらなのでしょうか。
 
総務省によると、車ごとの自動車税納付額は図表2のとおりです。
 
【図表2】

自動車の排気量 自動車税
(新車登録が2019/10/1以降)
自動車税
(新車登録が2019/9/30まで)
軽自動車 1万800円 1万800円
1000cc以下 年間2万5000円 年間2万9500円
1000cc超1500cc以下 年間3万500円 年間3万4500円
1500cc超2000cc以下 年間3万6000円 年間3万9500円
2000cc超2500cc以下 年間4万3500円 年間4万5000円
2500cc超3000cc以下 年間5万円 年間5万1000円
3000cc超3500cc以下 年間5万7000円 年間5万8000円
3500cc超4000cc以下 年間6万5500円 年間6万6500円
4000cc超4500cc以下 年間7万5500円 年間7万6500円
4500cc超6000cc以下 年間8万7000円 年間8万8000円
6000cc超 年間11万円 年間11万1000円

総務省 2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります
 
軽自動車税以外は、新車登録の時期によって自動車税が異なります。2019年10月1日以降に新車登録した車の自動車税は安いです。また、排気量が少ない車ほど自動車税は安くなっています。新車を購入する際には、自動車税も考慮して車種を選んでみましょう。
 

車は固定費がかかる

自動車税の金額を紹介しましたが、車には自動車税以外にもさまざまな固定費がかかります。自動車の保有で発生する主な固定費は車検費用、自動車保険料、燃料代、駐車場代、メンテナンス費用(オイルやタイヤ交換・修理費用など)等があげられますが、これらをあわせると、年間で数十万円の支出です。
 
今はカーシェアやレンタカーが普及しています。毎日仕事で使う人や地方に住んでいる人以外は、必要なときにカーシェアやレンタカーを使うだけでもじゅうぶんかもしれません。家計が苦しい人は、車を手放してカーシェアやレンタカーに切り替えることも検討してみましょう。
 

出典

総務省 2019年10月1日、自動車の税が大きく変わります
総務省 自動車税・軽自動車税種別割
総務省 地方税統一QRコード(eL-QR)の活用による地方税の電子納付について
八幡市 地方税統一QRコードを利用した電子納税がはじまります(令和5年4月開始)
 
執筆者:FINANCIAL FIELD編集部
ファイナンシャルプランナー

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